最近の私はアンチヨタ派なんですが・・いにしえの頃、トヨタのお膝元に近い場所で、レンタカーのバイトをしていた事があるんですが、スターレットにしろ、カローラにしろ、同レベルにはない室内装備や動力性能を持っていたと思います。あの頃はラリーのDVDを観るのにはまっており・・カローラWRCやら、その前の不運のマシン、セリカST-205なんかにもときめいてた頃があります。それを考えると今のスポーツを知らないトヨタは・・国営の自動車販売・・つまりはNHKとかと同様のような気がしてかなり残念な気がします。つまりは・・
「安くて元気なクルマがないっ!」
って感じです。でも・・今日ご紹介するのは・・「モデリスタ」と呼ばれるカスタマイズカーで・・普通に購入できるもの。モデリスタは以前からありましたが・・このセダンのアクシオとフィールダーは、今までにない進化を遂げていますね。
「「カローラアクシオ“Sports M”」および、「カローラフィールダー“Sports M”」は、トヨタ自動車のセダン「カローラアクシオ」およびワゴン「カローラフィールダー」をベースとしたトヨタモデリスタインターナショナルによるカスタマイズカーだ。両製品のマイナーチェンジが10月28日に実施され、あわせて発売された。
ベースとなるグレードは、アクシオが1.8リッターの「LUXEL」および「LUXEL“αエディション”」、フィールダーが1.8リッターの「1.8S」および「1.8S“AEROTOURER”」。両製品とも、専用ECUの適用、対応燃料をハイオクに変更、フロントパイプとテールパイプによる専用スポーツマフラーを架装した排気系の見直しなどで最高出力が100kW(136PS)/6000rpmから106kW(144PS)/6000rpmに、最大トルクが175Nm(17.8kgm)/4400rpmから186Nm(19.0kgm)/4800rpmに向上している。
このほか、専用スポーツサスペンションを架装し、アクシオでは約20mm、フィールダーでは約10~20mmローダウンされている。CVT「Super CVT-i」に関してもチューニングを行い、変速パターンの改良やマニュアルモード時のレスポンスの向上を図り、軽快にスポーツドライビングを楽しめるライトチューンモデルとなっている。
尾崎氏によれば、先代のフィールダーやかつて販売されていたハッチバック「カローラランクス」からSports Mの販売をしており、一定の人気があるのとこと。2006年10月に実施されたアクシオ/フィールダーのフルモデルチェンジを期にSports Mの商品魅力をさらに向上させたい、との意向から企画していたと言う。企画から開発、販売には約2年の期間を要しているが、この点については、パワートレインのチューニングを実施したのは今回が初めてだったこともあり、どのように改良を施せばどういった車になるのか探るのに時間がかかったからだとしている。
また、奥山氏によればトヨタの販売店側からは、かつて販売していたカローラのスポーツモデルとなる「カローラGT」や「レビン/トレノ」に相当する製品の要望が多いとのこと。しかし、標準車にラインナップすることがなかなかできないのが現状で、モデリスタにこれらに変わる製品の開発をお願いした意図もあるとしており、尾崎氏も「カローラGTに代わるもの」という想いで企画したと言う。
全体的なチューニングの方向性は「軽快なドライブを楽しめる車」のとことで、ハードウェア面では、マフラーの換装による排気系統の改良や、サスペンションのセッティングを施した。特にマフラーフロントパイプとテールパイプの口径を数ミリ拡大したことが、出力向上に大きく寄与していると言う。
エンジンとトランスミッションに関してはハードウェア面での改良は行っておらず、セッティング変更のみを実施。特にCVTのセッティング変更については、レッドゾーン手前までエンジン回転数を上げることもできるとのこと。また、ある一定の回転数までエンジンを回転させてからシフトアップするよう、7速AT車の様なフィーリングに仕上げている。なお、アクシオ/フィールダーのセッティングの違いは、ボディタイプに応じたサスペンションセッティングを施しているのみで、このほかは同一内容となる。」
・・・今回びっくりするところは・・「ソフトウェアによるチューニングが施された事」ですね。実はトヨタ(モデリスタ)はエアロや足回りとかには力を入れるものの、実際に動力性能のチューニングを行ったのは初めてなんじゃないでしょうか?ただし・・エアロなんかはオプションなので・・そのままの仕様ソフトウェアチューンをしたものらしいです。だからSPORTS-M外装にすると更にお金がいるのは注意が必要です。
総括を言うと・・よく頑張っていると思います。ヴィッツはポン付けターボだし・・パッソのSPORTS-MはMTのモデルがあったり最近のトヨタは一昔前よりはよく頑張っています。
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ですが、やっぱり高い・・かな?230万出すのであればエアロもつけるべきです。エアロツアラーからSPORTS-Mにするエアロ代も馬鹿にならないと思うので・・やっぱりそこら辺では損をしている感がありますね。動力性能でこれだけ頑張っているので残念です。
どっちにしても私の独断の見解だと・・フォルティスのスポーツを買いますけど・・同じ価格で性能がよく、さらにCVT限定の4WDと2WDでのMTの選択肢が広がります。も一つ言えば、税金も一緒。ただしフォルティスの方が150キロ重いので、良いトレードオフだと思いますが、エボ並みの剛性を考えるとCPはお話にならないと思います。
でもこれを間口にモデリスタどんどんやって欲しいですね。
Posted at 2008/12/25 19:05:04 | |
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新製品ブログ 2008年11月~ | 日記