どもっ!昨日上げようと思いましたが寝落ちした雷帝王です。どもすんません。うちの会社は昨日から4連休となっておりますが、レーシングキングの改造で今月分の小遣いは全てパァって事で暫くは家に篭っていると思います。
さて・・今日で一応レーシングキングの弄りは終了ですが、来年は来年の風が吹く・・仕事がちゃんと決まっていれば来年もちょっとづつやります。とりあえず今年の弄りは終了って事ですかね?まぁ機会があればオイル交換と一緒にプラグ交換をやりたいものですが・・
って訳で、かなり溜まっているパーツレビューに更に溜めることになりますが、弄った箇所を紹介。
タイヤ交換、
IRCのMB-67にしました。井上ゴムですね。まぁ何を期待したかと言うとリア同様にデザイン性です。このクネクネしたのが昔つかっていたピレリドラゴンやらダンロップタイヤににていて採用となりました。(あと、安いです。工賃合わせても1マソ行かない)サイズは違いますがマジェスティとかの純正タイヤ(実際にはアドレスのD306みたいになんらかの違いがあるかもしれませんが・・)なので、さほど悪くは無いとは思います。
付けて見て気づいたのが・・
「チェンシン製とR形状が全然違う!」
店の人が・・「サイズ間違ったのかと思っちゃったよ~」と言うほどMB-67の方が丸いです。
帰りに乗ってみると、しっとりとしたグリップをするタイヤだなぁ・・と思いました。まだ皮むき済んでないので一概には言えませんが、最近のタイヤのフィーリングです。チェンシン製はドライだと悪くないのですが、ウェットだと結構神経使います。MB-67は多少良くなっているとは思いますが、リアの
IRC WF-930の方がチェンシンよりグリップが激しいので余計にでもFタイヤのズルズル感あったんですね。これでかなり改善されそうです。
さて・・次は待望のハイスピードプーリーを・・
その前に、まずスクーターの駆動部分がどういう構造になっているかをちょっと紹介。
こんな感じになってます。ドライブ側のドライブフェイスが固定側で、ウェイトローラが入っているドライブプーリ側が回転することで、ウェイトローラの遠心力で外側に移動し、ドライブプーリがフェイス側に入る事で加速します。
ハイスピードプーリと言うのは、そのプーリのテーパ部分の角度がちょっと違うものなんです。その他、弄るにはクラッチやらトルクカムやら色々あるのですが、まだパーツが国内に入っていないし、入れるかどうかは分かんないのですが、まぁプーリー角度やウェイトローラの重量を変えることで、加速のバランスが変わり、かなり特性が変わると言うことを理解して置いてください。(偉そうに書いてますが、はっきり言えばスクーターの弄りには正解はない・・それに尽きると・・。)
入れたハイスピードプーリーは勿論
MFRスポーツプーリーキットⅡ (RACING KING180) です。何故か最近Ⅱになっていたので、見てみるとどうも特性を改良したものかと思いますが・・・
新しいプーリに付け替えますが、ここでキモになるのがVベルトの磨耗状況なのですが、7000キロ走っている割にはほぼ問題ないです。持ち主がじんわりスロットルをしているおかげですねw(酷い人だとケース内真っ黒だそうです。)実際に整備手帳を見てもドラベルの交換時期は明示されていない(あくまで点検のみ)ので、磨耗をみて都度交換って感じみたいです。
ちなみに、レーシングキングのVベルはタルタルでした。つまり結構緩んでいる状態。ヒビはないので、デフォルトで緩いのだと思います。緩いとプーリー次第で最高速側まで伸びるのでちょっとだけ期待します。つか・・張り過ぎよりはレスポンスが若干損なっても緩い方が切れ難いと言う事なんでしょうかね?見ての通り、Vベルのサイズが原付スクーターのそれと比べるとかなり分厚いので、無理に交換する必要もないような気もしますが・・
ばらした純正。純正のウェイトローラは向きがあるので注意が必要。今回はデイトナ製のWR買いましたが、面取りの大きさは違うものの向きは関係ないそうです。純正は片側の鉄心がむき出しになっているので、当たる方向が決まってしまうと言う事で・・
ばらした状態。ドライブ側のシャフトはカラーが付いて固定されるので、適正トルクで調整していく必要がありますね。
付けて回してます。適正トルクは・・メンテナンスノートを見た限りではトルクは6.0k付近です。ただ・・フェイス固定がこのプーリーは穴が無いので、トルクを掛けていたらフィンが割れる恐れがありますが・・割れませんでしたw ここら辺はさすがにプロですね。
ちなみに、フェイス側のフィン・・これって・・
「Vベルトを風で冷やす為のフィン」
みたいです。ここにフレッシュエアを導入するメッシュがケースについているのですが、ここが詰まると冷却できなくなり、熱でベルトが破損する恐れがあるそうです。(まぁ空気をケース内に入れて熱ダレを防ぐと言う意味合いもあるとは思いますが、バイク屋で聞くと、大体ここが詰まると熱にやられてベルトが切れるのでたまに掃除しないと・・って言ってました。もっとも、殆ど詰まって無かったですw)
・・・まぁそんなこんなで色々書きましたが、スクーターはよく分かんないのでふむふむと聞いていたのですが、正直普通のエンジン+ミッションが付いたバイクよりも奥が深いような気がします。つか、バイク屋も「駆動系弄るのならうち持ってきて。」って言うくらいなので、色んなノウハウがあるのだと思います。構造は単純かもしれませんが、奥が深いって感じです。
で・・走って見て何がどう変わったのか?ってのはPart.3でお話します。 実はここからが茨の道だったりしますがorz
Posted at 2013/07/21 10:41:48 | |
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Kymco Racing King 180 Fi | 日記