さて・・ついに来月6日にマイナーチェンジを迎えるアドレスV125なんですが、今までのスズキから見て・・当面現行型と旧型は併売されるだろうと思っています。ヴェクスターにしてもアドレスV100にしても・・125のK5・K7・K9(国産のK5が最速最強モデル・・だが、リコール多しw)にしても、結構あるところにはありましたので・・
さて・・そんなアドレスV125が約5年でビッグマイナーしちゃいます。従来2種スクとしてはアドレスVシリーズはかなり売れていたベストセラーモデルなんですが、PCXやらアクシズトリートなどと言ったライバルが次々に登場・・さすがに5年経っているモデルなのでそろそろリファインを・・と考えたのかもしれませんが、実際はどうでしょうかね?
「スズキ株式会社は、原付二種スクーター新型「アドレスV125S/V125Sベーシック」を、2010年8月6日より発売する。
アドレスV125シリーズは、2005年の発売以来、「軽量・コンパクトで取り回しのしやすい車体」、「パワフルで扱いやすいエンジン」などで好評を頂いている原付二種スクーターである。
新型「アドレスV125S/V125Sベーシック」は、街中に映える軽快なデザインと通勤・通学など日常の足としての使い勝手の良さを追求した。
外観デザインは、ボディー形状と一体となったフロントウインカーやテールランプなどに加え、フロント周りからリヤフェンダーにかけてエッジを効かせた流線的なラインを効果的に取り入れることで、シャープなスタイリングとした。
また、ガソリン残量に加え時計やオイル交換時期などを表示する便利な多機能メーターや、持ち手の太いかばんでも掛けられるかばんホルダーを新しく採用したほか、燃料タンク容量の増量をはじめ、ひざ周りのスペースを広げて乗降性を高めるなど、日常での使い勝手を向上させた。
エッジの効いたシャープなデザイン
•エッジを効かせた流線的なラインを、レッグシールドからリヤフェンダーにかけて効果的に取り入れることで、軽快さと上質感を併せ持つシャープなスタイリングとした。
•ボディー形状と一体となったフロントウインカーやリヤコンビネーションランプを採用したほか、マフラーの角度をボディーラインに合わせて車体との一体感を演出した。
•前後のウインカーにはスタイリッシュなクリアレンズを採用して質感を高めた。(アドレスV125S)
実用的で便利な装備
•視認性の高い発光指針式のアナログスピードメーターを中心に、デジタル燃料メーターやデジタル時計、ツイントリップ・オドメーター、オイル交換時期を知らせるインジケーターを表示する液晶画面を組み合わせた多機能メーターを採用し使い勝手を高めた。
•持ち手の太いかばんでも掛けることができるストッパー付かばんホルダー※1を装備した。
•締めたことが確認しやすいトルクリミッター式燃料タンクキャップを採用した。
•車体の左右それぞれにヘルメットホルダーを採用し、利便性を高めた。
•XLサイズのフルフェイスヘルメット※2が1個収納できるシート下トランクや、小物の収納に役立つフロントインナーラック、荷物の積載に便利なリヤキャリアを採用した。
•ハンドルロックと同時にアラームがセットできる盗難抑止アラームを採用した。(アドレスV125S)
•盗難やいたずらを抑止するシャッター付キーシリンダーを採用した。
軽量・コンパクトな車体と扱いやすいエンジン
•装備重量※3101kg、全長1,780mm、全幅635mmの軽量で取り回しやすく扱いやすいコンパクトな車体とした。
•フロントインナーラックの形状を変更することでひざ周りのスペースを拡大。乗降性を高めた。
•フューエルインジェクションシステム(燃料噴射装置)を採用した4サイクルエンジンを搭載し、優れたエンジン始動性に加え、燃費性能(60km/h定地燃費※4:52.0km/L)と力強い走り(最高出力:7.3kW<9.9PS>/7,500rpm)を両立した。
•燃料タンク容量を0.3L増量して6.3Lとすることで、一回の給油での航続走行距離を伸ばした。」
・・・300ccのタンク容量UPがどこまで航続距離を伸ばせるか分かりませんが・・まぁ・・
「シグナスを安っぽくした感じだなw」
・・・とは思いました。寸法を見てみると、全長が3cm程度長くなった事から、現行モデルの「窮屈感」がどこまで変わったのか?興味はあります。ホイールベースも一緒。エンジンは、スペックともK9と全く一緒なので、3キロの重量増が逆に走行に安定性をもたらす事になるかもしれません。エンジンはパワフルで申し分ないので、多少の重量増ってのはあってもいいかもしれません。(このエンジンで小マジェみたいなモデルを作れば売れそうw)
現行モデルで最大の変更点は・・なんと言っても「メーター周り」でしょうね。デジタル時計が付いたのは、はっきり言って大きな進化ですw 燃料計はアナログの方がいいような気がしますw(代わりにタコメーターをw)
まぁ何はともあれ・・PCXの牙城を崩すにはカテゴリが違いすぎるし、これはこれで・・(アクシズ)トリートよりも価格は高いけど、性能は総じて良いので、そういう面では売れると思います。
スペック的に見ると、単純に装備を豪華にしただけ・・に見えます。出来れば問題のある「乗り心地」なんかにメスを入れて欲しかったですが、まぁあれはあれで小回りは利いてよいのかも!?気になっていた12インチ化なんですが、以前スズキはアドレス110とかの高級路線で失敗しているので、コストの上がって売れないようなリファインはしないでしょうね。
価格はベーシックは250950円で、通常モデルが261450円・・無印が20万円以下で買えていた時代と比べてコストアップは必至ですが・・まぁ他所も上がっているのでしょうがないでしょうね。他所が下がれば・・また下がるだろうと思います。