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2008年11月25日 イイね!

☆女性は見た目か?性格か?

 昨日の日記にも若干関係する心理学的な恋愛論の続きです。

 雑談の中でタイトルにもあるような「見た目か?性格か?」的な話題が出ることも多いかと思います。
 ま、単なる雑談として楽しめる人がある意味うらやましいです。
 ボクの考えや学問的には「見た目か?性格か?」というテーマには疑わしいところが多すぎで、愚問に思えてなりません。

 まずは、見た目や性格の良し悪しの定義がはっきりしないことが問題です。
 この部分はかなり主観的なものが影響します。
 仮に多くの人に人気のある見た目や性格の特性を特定して、それに基づいて良し悪しを定義づければこの問題は多少クリアになります。

 次の問題が最大の問題に思うのですが、そもそも「見た目」と「性格」は一元的な特性ではないということです。
 つまり、「見た目が良ければ性格が悪い」「見た目が悪くなると性格がよい」的にどちらか一方が高得点であれば他方が相対的に低得点になるものでもない。
 「見た目」と「性格」の最高点がそれぞれ100点だとすれば、「見た目:性格」が極端な例では「0:100」や「100:0」があるという訳です。しかも、合計の持ち点が200点という訳でもないので、「0:0」「100:100」もある訳です。

 ボクは迷わずに見た目も性格もよい人を素敵な女性として選びます。
 そんな素敵な女性がいるかって???

 少なくともですが、「見た目か?性格か?」というテーマの根底にある「見た目が良ければ性格が悪くてもよい」「見た目が悪くても性格がよければよい」という妥協案自体に問題があると思いますし、自尊感情の面からするとむしろ逆の関係ではないでしょうかね?

 要するに見た目がよい人の方が人生の多くの場面で高い評価や多くの利益を享受できるという厳しい現実があるとすれば、見た目のよい人の方が周囲から認められる機会が多く、健全な自尊感情が育まれる可能性が高いはずです。逆に残念ながら、見た目に恵まれなかった人は周囲から認めらにくかったせいで自尊感情が低くなったり、捻じ曲がった考えを持つ可能性が高い。(これも結論の飛躍や例外の問題はありますが・・)

 そんな訳でボクとしては「美人の方がそうでない人よりも性格がよい傾向がある」「美人の方が自尊感情が高く、自信があって生き生きとして魅力的に見える傾向がある」的な仮説を持っています。

 その結果、厳しいようですが、「富めるものはますます富み、貧しき者はますます貧しくなると同様に、「モテる者はますますモテ、モテない者はますますモテなくなる」と言えるでしょうね。

 でもね、見た目がイマイチでもガッカリしないように。
 ボクもガッカリして卑屈になってても悪循環だから・・
 改善できるアプローチについては機会があったらまた書きます。

 あと、ある人が書いた本によれば以下のような記述がありました。
「美人だから落としにくいということはない。むしろ世の中に多いダメ男が寄って来ないことや、自他肯定でき、受け入れるココロの余裕があるから落としやすい。」
 「ブサイクな女性の方が落としやすいかと言えばそんなこともなく、返って卑屈で自他否定的、自信がないために受け入れる余裕がなく断られる。ブサイクな女性にフラれる方が気分が悪く自尊感情が傷つきやすい。」
 妙に納得しました。
Posted at 2008/11/25 00:39:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 心理学 | 日記
2008年11月24日 イイね!

☆うまくいっている人とうまくいっていない人

 物事がうまくいっている人やツイてる人、明るく元気な人、次々と願望を実現させていく人がいる一方で、そうでない人もいる。

 心理学という学問にいる理由のひとつとして、両者の違いってなんだろうか?精神論ではなく科学的に少しでも根拠をつかみたいと思ったこともあるのです。

 すべてが解明されるとは思ってもいませんが、いろいろと分かってきたこともあります。

 例えば物事の見方。認知・思考構造の枠組み。心理学ではシェマとかスキーマ、スクリプトなどと呼ばれていますが、人というのは外界をありのままの姿ではなく、その人が独自に築き上げられたスキーマを通じて物事を見ているという事実。

 つまり、同じ物事でも人によって見方や考え方が違う。
 だからといってネガティブ思考の人が無理にポジティブ思考に挑んで、それができずに凹んだり、本心にウソをついたところで不適応を起こすのは目に見えている。
 それでも、不合理なスキーマを修正することでずいぶんと生きやすくなるのも事実。認知療法、論理療法などがそういった領域です。

 ボクの研究テーマは大雑把にいえば幸福感の構造や幸福感を高める方法を追究することです。

 その派生テーマではありますが、モテない男性諸君の苦悩を何とかしたいと思ってまして、恋愛をテーマにした研究なども読み進めています。
 女性の口説き方とか告白の成功、失敗の規定因などについて、マニュアル本などのいい加減なものではなく、科学的に根拠のある研究は理論だけでなく実践もおもしろいです。

 ただ、ボクの使う研究手法では一般論、統計論、確率論に基づいているので、成功する可能性は高まっても、個別の事例に対しては成功するか失敗するかは分からないです。
Posted at 2008/11/24 12:56:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 心理学 | 日記
2008年09月18日 イイね!

☆無事に合格!!

 10年ぶりに大学院へ戻ることができそうです。

 以前に在籍した研究科とは別分野なので、学部から編入し直したりして遠回りもしましたが、ようやく合格通知を手にすることができました。

 これから先の研究の方が大変な訳ですが、やはり受験はひとつの関門だったので、今は安堵の思いです。

 本命校から合格通知をもらったのですが、昨日が出願締め切りだったあと1校の受験をどうしようか考え中です。

 受験料35000円払ったからには面接を受ける権利だけでも行使して来ようかと思います。面接とか苦手なので行動療法として受けてみたいと思います(笑)
Posted at 2008/09/18 22:25:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 心理学 | 日記
2008年04月29日 イイね!

☆男性が女性を選ぶ基準

 mixiで書いた日記をそのまま転載します。


 男性が女性を選ぶ際の基準は単純に「美しい-醜い」の一元的なものではないらしい

 「釣り合い仮説」によれば自分に自信がない男性は、容姿はそこそこにしていわば人気の少ない、自分の身に合ったライバルの少なそうな女性を選ぶ傾向があるらしい。
 そういった女性であれば自信がない自分でも口説けると思うのでしょうね。

 (しかしながら、容姿がそこそこの女性だからといって口説きやすいという確証はなく、美人が落としにくいという確証もない)
 (むしろ美人の方が言い寄ってくる勇気のある男性が少なくライバルが少ない可能性もあるし、妥協して選んだ女性にフラれる方がダメージは大きい)

 不安や自信のなさが本来の志向を変えるほどの影響を与えるという意味では、自信のなさや不安は対処すべき心理状態であると考える。


 話を戻そう。
 
 「魅力的な容姿」は「美人タイプ」と「かわいいタイプ」に分けられる。
 「美人タイプ」は面長で細い目をしていて、成熟したイメージで、「かわいいタイプ」は丸顔で目が大きく、童顔で未成熟なイメージである。

 ここでもやはり、自分に自信のない男性は「かわいいタイプ」の女性を選ぶ傾向があり、反対に自分に自信のある男性は「美人タイプ」の女性を選ぶ傾向があるという。

 「かわいいタイプ」の女性に対して抱く未成熟なイメージはそのまま精神的にも未熟なイメージに結び付き、「美人タイプ」の女性に対して抱く成熟したイメージは精神的にも成熟したイメージに結び付く。

 ここでも性役割ステレオタイプの影響があり、自分に自信のない男性は「かわいいタイプ」の女性であれば自分の都合のよいように御しやすいと思い込む傾向があるらしい。

 あくまでも社会心理学の知見は全般的な傾向を示すに過ぎず、個別の事例は異なることもあって当然である。

 自分の経験を考えると、「自分に自信のない男性」が取る行動に当てはまってしまう
 こんなんじゃ女性にモテるはずがないと気づいたのがつい2,3年前のことである。。。


 社会心理学に関心があるのは、モテない人々を救いたいという思いがあります(笑)
 理論ばっかりでなかなか実績が上がらないですが・・
 これについては社会的スキルや社会的比較など別の視点からまた考えてみたいと思います。

 残念ながらボクのように「容姿が魅力的ではない人はどうしたらいいのか?」という切実なる問いに対する社会心理学の観点からの解答を得ることができています。

 「人間は見た目じゃない、中身だ」という言葉もありますが、ある側面においては正しく、ある側面においては負け惜しみ根性の表れともいえます。
 現実的に容姿による恩恵は大きな差であろう。しかし、容姿については大幅に変えることはできないし、そのことを嘆いていても仕方なく、容姿について嘆いていることでその人の魅力はよりなくなる悪循環である。
 しかし、容姿についてはある程度は気を配り、改善することが可能である。
 あとは中身の問題であるが、実はその中身がかなり重要なのである。
 社会的スキルの観点からすれば異性にモテるためにはそのスキルが重要である。

 異性にモテることは多くの人々の関心事であるにも関わらずそのスキルについては学校では教えてくれない。

 神経症理論の観点からはモテるためにマニュアル本などを読めば読むほど不自然でぎこちない言動となり、ますますモテなくなるといういう悪循環に陥りがちである。

 理論と実践のバランスが大事かと思います

 ボクはバランスが悪すぎですが・・
Posted at 2008/04/29 09:51:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 心理学 | 日記
2008年02月09日 イイね!

☆ストロロウ

 ボクは神経症圏の症状に悩むクライエントに対する認知行動療法や社会的スキル訓練を主に学んでいるのですが

 最近では幼少期の主たる養育者の養育態度とパーソナリティ形成についても触れておく必要性を感じています。

 精神分析の系統についてはあまり詳しくないのですが

 カレン・ホーナイの神経症理論がしっくりきます。

 あと、ロバート・ストロロウという自己心理学派の心理学者について

 名前くらいは聞いたことがあったのですが

 今日、少し調べたところ

 非常に興味深い理論を展開していることを知りました。

 ストトロウは人が人生経験の中で身につけたパターンを『組織化原則(organizing principle)』と呼んでいます。

 組織化原則は主観的体験に基づいているため、不合理な組織化原則を構築してしまい、生活に支障が出る場合には、間違った組織化原則を正しい組織化原則に変える必要があるというのがストロロウの主張です。

 これはまさにボクが主に学んできた理論の中にある『スキーマ』や『ビリーフ』そのものだし、その手法も認知行動療法や論理療法に酷似しています。

 治療アプローチはその人が気付いていない組織化原則を教えたり、そのパターンを伝えることにあるといえる。つまり、物事には別の見方や可能性があるということを示していき、クライエントに新しい組織化原則を増やすことである。

 それには客観的に観察をおこなうのではなく、セラピストとクライエントの主観世界をぶつけ合うことでクライエントを治療に導くという『間主観的(intersubjective)アプローチ』と呼ばれている。

 「治療者対患者」という図式ではなく、お互いのココロを触れ合わせることで患者のココロを変えていく、これこそまさに「ツーパーソン・サイコロジー」といえる。

 今日はそんな理論に出会えて興奮中です。
 早速ストロロウの著書を検索したところ、すでに絶版でプレミア価格がついていたものもあったのですが、とりあえず新品で1冊注文できたので、届くのが楽しみです。
Posted at 2008/02/09 17:41:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 心理学 | 日記

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