朝臣従三位のブログ一覧

少し前まで日本では自動車の改造に無茶苦茶うるさかったですね。
私なんかストラットタワーバーをつけただけでディーラーから「次からは点検引き受けられません」。

「諸元も変わらないし、道交法のどこに禁止と書いてあるのか？」と尋ねるも「陸運局の検査があるとまずい」の一点張り。

それが今やマフラー交換もサスペンション交換もOKとは...

見ているとこれ全部「外圧」のおかげかと。海外のパーツメーカーからの「輸入障壁だ」というクレームがあって旧運輸省が基準を緩めたような記憶があります。

でも以前はひどい改造もありました。スプリングを取り去ってダンパーだけのサスとか、公道をスリックタイヤで走るとか。

あと「わんぱく3点セット」とか称してソレックスのキャブ、タコ足、デュアルマフラーなんて馬鹿なことも流行った時期がありましたか。

でも当時から派手な改造車って実際走るとそんなに速くなかったような記憶があります。
六甲でも嵐山でもそんな車に限ってライン取りはハチャメチャで、ブレーキングポイントも変、直線番長なんてことが多かったと感じます。

特に印象的だったのは中山サーキットでのこと。派手な車に限って遅い。挙げ句の果てはわざわざキャリアカーに積んできたGolf(つまりナンバーの着いていない車)が遅い上に途中でエンジンブローしてしまったのを見て笑ってしまったことがありました。