ポルシェ を知りたい⑧ の 続編ブリグです
主治医から ①クラッチ系の異常と
②Fからゴトゴト異音 の宿題を突き付けられ
来週まで考えると伝え、 結局その日は
主治医のファクトリーを後に 帰宅
20年前なら 情報収集手段も 殆どなく
いわば 言われるがままの リペアしか
選択肢はありませんでしたが
今やIT時代の 恩恵で 検索ワードを PCに
打ち込めば 知りたい情報が すぐに出てくる
じつに ありがたい 2016年 現代!
まず① は 996・後期・クラッチ・重い・異常・ 等 色んな検索ワード かけて 引っ掛かったのが 【996後期 クラッチパワースプリング折れ】という 996後期のみ 何例かの 症例が出てくる不具合
なんでも運転席側の クラッチペダル上部につく筒の中に入る スプリングが 経年で折れてしまうと クラッチは切れるものの 異常に重くなるらしい
996でも 後期の持病らしく 前期や997は この症例はヒット無し 尚更怪しい・・
主治医からは フライホイール、クラッチフォーク のチェックを提案され これはミッションかエンジン下す 重整備なので 工賃だけでも ¥半端無い
なら 工賃も部品も併せ 2マソ弱と 安価?な【996後期 クラッチパワースプリング折れ】から まずチェックし もし此処が正常でも 予防措置で交換してしまうべく 部品を注文
幸い 国内在庫有りで 翌週また 主治医に持ち込み これを外すと、、 ↓↓
ホイ、ビンゴ~、、 筒 ‘開け’ると、 写真の 通り・・ 中で ‘ポッキンキン’ しておりました
ちなみに、、 こんな ことになっていたとさ・・・ ↓↓
約 1時間で ココの交換は完了! さてさて、肝心の 結果は、、↓↓
交換して クラッチ踏むと、、長めのストロークは同じながら “驚く位 軽いかるい”
クラッチのミートポイントは若干解りにくくなるのですが 腰痛持ちには 大助かり!
主治医センセに 近辺で 走行チェックしてもらい “クラッチ異常解消ok”と お墨付き☆
さて 残るは ②の Fからゴトゴトと 異音
またまた 帰宅後 こちらも 996・後期・異音・フロント 等 で 検索を かけ、、
フロントロアアーム交換や、タイロッドエンド破損、Fスタビのマウント 等 多数ヒットの
なかで 996後期のみで 結構キタ~のが 【Fスタビライザーリンク】の 劣化異音♪
この件早速 主治医センセにtel相談すると 先般 サスの交換の際 スタビ振ってみたが
不具合 はとくに感じず、、 とのコメントを頂いた
WEBの症例でも 一見 不具合は無さそうな スタビリンクも 実は外すと リンクの
可動部部が肉痩せし、グリスも抜けてしまうので ある意味 経年劣化との見解
整備記録簿には交換歴無しなので まずはこの 【Fスタビライザーリンク】を
いつもの根拠のない 勢い?で 左右交換してみることに!
(もし 静穏効果なければ フロントロアアーム ⇒ タイロッドエンドと やるつもりだった)
主治医センセにtelすると 純正は左右で 数マソ+工賃 1マソ程度らしいので・・
一旦保留 net通販で OEMの商品を見つけ なんと左右で 純正の半額以下!
更に このまえ 指を挟まれた リアフードの ダンパーも 純正の半額以下!なのでついでに購入し、、
今回は単純な ネジ脱着作業だけなので行きつけの カモメマークに青い空な雰囲気?の コチラに持ち込み!↓
工賃はなんと 上述の1/3の 超バーゲン予算 で完結!
外した スタビリンクは 予想通り ジョイントが摩耗してグリス抜けで、 グラグラでした↓
リアフードダンパーも 新品と比べれば 減衰は 月とスッポン、 指挟まれる筈です・・
その後は お山に上がって レクサスの 謎のラッピングカーを追っかけまわして
結構なペースで 峠を下っても ゴトゴト異音 発生なし! コレで はれて解消か?w!!
やはり修理対応などの 駆け込み寺は 数件程度を 使い分けるのが 基本ですね
今後は、、
①メーカー・リコール系 は 近隣 ぽるしえセンター
②テスター等 使う 整備は 今の主治医(ラボテクニカル)
③ネジ関連で済む単純作業は Be a driver.の M@Dラー
④足回り・アライメントは フレイムショップ・オオニシ
と 使い分けることにしました やはり 餅は餅屋にと言うことで!
因みに 時折 興味を持たれるのか コメント欄に上がる 気難しい独逸の クルマたち
その“維持費” ざっくり振り返れば、、 以下の感じでした
(ちなみに どれ買って損はない 愉しい車ですよ <中古なら>)
X3(E83) 2.5Lワンオーナーの記録簿付 BMWアプルーブドカー <通称 便兵衛> BNR32売却価 + 現行マジェスティ250(新車 乗出し価格)程度 2年間の維持メンテ代 PCX 125 新車購入予算程度
(総評:経済的)
↓
B3S(3E50)3.4L 2or3オーナー推定の記録簿付 一般 中古個体 <通称 ふじた> X3(E83)売却価 + 現行デミオ (新車1.3 乗出し価格)程度 2年間の維持メンテ代 初代アルトH-SS30V 新車購入予算程度
(総評:やや 金喰い・・)
↓
911(996-03)3.6Lワンオーナー Pセンター総メンテの記録簿付 中古車 <通称 裏サリイ> B3S(3E50)売却価 + S660 (新車 乗出し価格)程度 購入後半年で 車検代+維持メンテ代 (初代アルトH-SS30V ×2台分) 新車購入予算程度・・・
(総評:結構な 浪費・・・)
<** M2 1028は1.8L ワンオーナー記録簿付 20マソ㌔超え、20年超ながら 大きな故障もなく経済的な優良児です **>
最近思うのは、 国産、輸入車、、関係なく 認定保証の付かない 7年以上前の 整備記録簿付 中古車を買う場合、 たとえ 今の相場がお買い得なクルマでも その購入車両の 新車当時の 定価の 10%程度を 年間のメンテ代として割り切って 予算取りしておけば 2年目以降は 次の車検位まで 平和に乗れそうですね、 この予算取りできない場合は リスクが高いと思います
整備記録簿の無いタマは 仮に相場より数十万安くても、不具合部品の交換賃で 相場を超えてしまう可能性が 高い理由から あまり お勧めしません (私見)
996はそのうち フライホイールを社外の軽量シングルマスの奴に 替える程度
(純正は ダブルマス)で 満足できるレベルに回帰だと思います
あえてリアルに 金額書かず ざっくりこんな程度掛かると考えて 貰うのが宜しいかと、、
996も ここまで手を入れて ようやく普通の 中古趣味車? な 感じになりました、、
初めは アルピナB3Sより 体感加速も遅く なにかと イマイチな感じでしたが
今は 点火系も安定しているからか 996カレラが 体感加速も速く感じます
只 エンジンレスポンスは アルピナ職人の手づくりエンジンで モーターの如く
滑らかにレブまで吹け上がる、珠玉のストレート6に対し
あくまで量産エンジン フラット6特有の トルクの谷がある 古典的な加速感と
水平対向ならではの排気音が 独特なんですね
まあ ようやく、やれやれデス
ポルシェ を知りたい⑩ に 続く