ダイハツ工業の不正発覚の件で、大量の発売中車の出荷停止などで混乱しまくっている状況ですが(なぜかテレビではそんなに取り上げない…スポンサー怖い的な?)、
「ウチの車は大丈夫なの? そもそも不正箇所ってどこ?」
といった疑問を持たれている方は多いと思います。
まぁ、俺ですけど…
とりあえず、報告書からルーミーに関する不正箇所を抜粋してみます。
>6.歩行者頭部及び脚部保護試験における不正行為
実際にはテストしていないのにしたってことにして申請を出した、と
事故ったら被害者が想定より衝撃を受けるとかなのかな?
>(2) 試験車両重量の虚偽記載
>実験報告書に記載された車両質量に10キログラムから20キログラムを加算した数値を試験成績書に記載して、認証申請を行った。
マイナーチェンジとかで重量が増えた時に再申請が面倒だからちょっと多く申請した、ってことかな?
14 座席ベルト試験における不正行為
後部座席の左右どちらも試験をしなければいけないのに片方だけ試験して、「どっちも同じ構造だから、どっちもOKってことで」って感じで試験成績書には試験実施済みとして申請を出したとのこと。
(1) ASEPスロープ法における車速の虚偽記載(虚偽記載類型)
読んでもよく分からなかったのですが、特定の速度で規定以上に騒音が鳴るってこと?
(2) タイヤ空気圧の虚偽記載(虚偽記載類型)
法定内のタイヤ空気圧に達していなかったけど、再試験がめんどくさいから大丈夫ってことにして報告したとのこと。
19 ヘッドランプレベリング試験における不正行為
車内の重さが既定の重さになった時にもヘッドランプの角度が大丈夫かの試験らしい。よく分かりません。
11 積荷移動防止試験における不正行為
既定の速度で衝突させたときに荷室の積荷が乗ってる人に過度の衝撃が与えられないかの試験らしい。
実際の試験は規定以上の速度で行っていたらしく、既定の速度での試験結果は不明なままらしい。
(3) エンジンに対する不正加工等(不正加工・調整類型)
試験車両は認証試験に通るようにシリンダーヘッドの吸気側ポートを研磨する小細工をしたとのこと。実際の車両は提出された書類通りのエンジン出力になるかが不明とのこと。
20 デフロスタによるデミスト試験における不正行為
謎のカタカナの多い試験…。
フロントガラスの結露や着氷に対して、既定の時間で取り除けるかの試験らしい。
…たぶんルーミーに関しては以上です。
報告書のPDFは保護されていてコピペができないので、「ルーミー」で検索して出てきたものを打って、なので漏れがあるかもです。
正直よく分かりませんでした…。
普段使いに大きな影響があるとは思いませんが、全体的に「面倒だからこれでいいか」的な不正が多いような気がしました(他車種も含め)。
安全運転をし続ける分には身に危険が発生する不正ではなさそうなので(すくなくともルーミーでは)、私的には「よく分からんし、乗り換える金もないから、まぁいいか」ってことにします…。
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ルーミーニュース | クルマ
Posted at
2024/01/01 02:26:30