2013年05月12日
映画で学ぶ英語・第150回目は”ローラーボール”原題も同じく”Rollerball”
2002年にリメイクされていますが、1975年公開のオリジナルの方です。
初めは、ジョナサンの台詞
Now they're trying to push me out.
から、push me outを
push me out=【追い出す】圧力をかけて負い出すというニュアンス、
字幕は「オレを追い出そうとする」でした。
次も、ジョナサンの台詞
I'd sure like to find out why.
から、I'd sure like toを
I would (sure) like to~=【~したい】
wouldってwillの過去形なのにどうして、【~したい】って意味になるの?って疑問がありましたが、
調べてみると、「過去形になると現在から離れるという感じになり、それが転じて控えめな表現になる」のだそうで、
強い表現なら、I want to~
控えめな表現ならI would like to~
と使い分けることが出来るんだって。
字幕は「その訳を知りたい」でした。
最後は、医師の台詞から、
Just a deep coma A vegetable.
字幕は「深い昏睡状態で意識はありません」
coma=昏睡
A vegetable=植物状態患者
植物状態の語源って英語の直訳からきていたのかな?
あまり良く思われない表現らしく、日本では【遷延性意識障害患者】というのが医学用語で使われています。
1975年の作品ながら、未来の世界の設定も斬新で、バイオレンス競技を描くのが主題ではなく、
支配からの脱却がテーマのよく出来た作品です。
Posted at 2013/05/12 19:33:30 | |
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映画で学ぶ英語101~ | 日記
2013年05月05日
映画で学ぶ英語・第149回目は”恋しくて”
原題は”Some kind of wonderful”
some kind of=ちょっとした
wonderful=不思議な、驚くべき、素晴らしい
で、【ちょっといいこと】とか【何か素敵な】とかの訳が、当てはまるのかな?
深読みして、
some形容詞・(皮肉を込めて)とんでもない、大した
kind名詞・種類、性質、本質
of前置詞、~の
wonderful形容詞、(皮肉をこめて)驚くべき
で、【大きなお世話】とか【大したお節介】とかの訳かもね?
ストーリーは80年代の恋愛映画です。
初めは、シェーンの台詞
This is the perfect opportunity to back out.
から、back outを
back out=(手を引く、取り消す)の意味
このシーンでは、〈今が、約束を取り消す絶好の機会よ〉という感じ、
字幕は、「彼に話すいいチャンスよ」でした。
次は、キースの台詞
Because I want to stand up to him.
から、stand up to ~を
stand up to ~=(~に恐れず立ち向かう)の意味
字幕は、「あいつとの勝負だ」でした。
この作品を今観ると、80年代だな~って思う、
初めからオチまで解る何のひねりもない仕上がり、これでもよかったんだから、おおらかな時代だね。
Posted at 2013/05/05 18:44:00 | |
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映画で学ぶ英語101~ | 日記
2013年04月28日
映画で学ぶ英語・第148回目は”50/50”(フィフティ・フィフティ)
50/50(Fifty/Fifty)=5分5分
癌を宣告された青年と親友、彼女、家族の物語ですが、暗い話ではなくコメディ映画です。
初めは、アダムの台詞から、
Oh, yeah, I run out of shampoo and I had to use Rachael's.
run out of ~(〈物を〉使い果たす・〈品物、忍耐力などを〉切らす)の意味
シャンプーを使い果たしたのでレイチェルのを使った、という感じ。
字幕は、「レイチェルのを借りた」でした。
次は、キャサリンの台詞から、
I won't take on for an answer.
これは、定型表現で、【いやとは言わせないわ】という意味、
字幕は、「断らないで」でした。
人は癌にならなくてもいずれ死ぬものだから、ある程度の覚悟を持って生きるべきだと思うよ、
ものは考え様さ、事故で急逝したら、明日の約束が反故になっちゃうじゃん、
病気なら、逝く計画も立てられるでしょ、癌で逝くのも悪くはないさ。
Posted at 2013/04/28 19:46:50 | |
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映画で学ぶ英語101~ | 日記
2013年04月21日
映画で学ぶ英語・第147回目は”コラテラル”原題も同じく”Collateral”
collateral=【形容詞】付随する・【名詞】担保、付随物
劇中では、マックスの台詞で、
I'm collateral anyway.「頼むよ 俺は巻き添えだ(コラテラル)」
と、使われています。
この作品は、トム・クルーズが金髪の殺し屋を演じて話題になりましたね。
初めは、アニーの台詞から、
So save the tears.
字幕は、「泣き言はやめて」でした、
英語でも、なみだ→泣く→泣き言っていう意味になるのですね。
次は、マックスの台詞から、
Just shaping up some thing.
shape up=具現化する、うまくいく、展開する、行動〔態度〕をよくする
ここでの訳は”展開する”が適当でしょう、
some thing=何かする事
字幕は「ちゃんと考えてる」でした。
最後は、ヴィンセントの台詞から、
What do you care?
これは、What do you care (about it)?
・(そんなこと)君のかまう〔知った〕ことではない
・大きなお世話だ
と、いう意味、
字幕は、「関係ないだろ」でした。
昔は、金髪で高身長でなければスターになれないと言われた映画界で、
トム・クルーズは長い間スターであり続けてますね、
そんな、トムの金髪にはヤッパリ違和感があって、金髪というよりは白髪に見えたりして?
作品の方は、続編が作られる事の無い終わり方のなので、たまには金髪もいいかもね。
Posted at 2013/04/21 18:36:47 | |
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映画で学ぶ英語101~ | 日記
2013年02月17日
映画で学ぶ英語・第146回目は”アンストッパブル”原題も同じく”Unstoppable”
運転手不在の暴走列車を何とか停止しようとするパニック映画です。
Unstoppable=止められない、防止できない、阻止できない
Unstoppable(アンストッパブル)という単語の意味を知らなくても、stopの意味を知っていれば
英語のルールにより意味を知る事が出来ます。
まずUn・stop(p)・ableと三つに分割します
un=反対、除去、元に戻す
stop=止める、停止する
able=~出来る、能力をもった、有能な
なので、stoppableなら〈止める事が出来る〉
unstoppableなら〈止める事が出来ない〉という意味になります。
今回は慣用表現を2つ、
初めは、デューイの台詞から、
Hold your horses.
直訳すれば〈馬を抑える〉ですが、
これは、イディオムで、【はやる気持ちを抑えろ、落ち着け】という意味
吹き替えは、「せかすなよ」でした。
次は、コニーの台詞から、
You better step on it.
step on it=①自動車のアクセルを踏む
②スピードを出す
③急ぐ
吹き替えは、「もっと飛ばさないと」でした。
この作品が、トニー・スコット監督の遺作となってしまいました、
これで、噂されていたトップガンの続編も制作不可能になったのか?
トップガンの続編、観たい様な、観たくない様な・・・・合掌。
Posted at 2013/02/17 17:50:12 | |
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映画で学ぶ英語101~ | 日記