キャンプや登山等のアウトドアでも旨いコーヒーが飲みたい! そう思う方は少なくないはず^^
そこでネットを徘徊していろいろ探ってみる事に~^^ 安易に答えはすぐ出るだろうと思っておりました。
ところがこれだけコーヒー好きが多い国なのに意外と頼りになる情報が少ない!?ドウシテ?
あれま~、参ったなぁ~^^;ドウシヨウ
他力本願で良さそうなのを真似すればイイヤ~ってくらいに考えていたんですがアマカッタ^^;
早々息詰まるほたるいかw しかしこれで諦めてしまっては面白くない!
ってか、諦めるのヤダァ~~~~w 我がまま全開~^^;オイオイ
ともかくこうなれば自分で実験だぁーーーw 案外短絡的(w爆w)
で、まぁ、実験に際していろいろ調べたんですが、その前に2011年12月編集分を再度掲載しまぁ~^^
まずは旨い豆を手に入れないと話になりませんから~^^
ちなみに滅茶苦茶長いぞぉ~! 根性で読んでくださいw
旨いコーヒーを求めて~1
最近勝手にコーヒーに凝ってるつもりのほたるいかです。
少し前まではインスタントをお湯で溶いてハイお終いって感じだったんですけどね^^;
凝りだすと良いお店で飲むコーヒーとうちのインスタントでは当然大違い~!ってな事になっちゃいます。
ただ、お店でってのはコストが半端ないし、イチイチ出掛けないといけないので、実際のところ簡単には行けない。
時間にさほど左右されずコスト的も手軽となるとやっぱり自前で淹れるのが一番ってなってきますよね。
お家大好きなほたるいかは(その割には休みのたびに出歩いてるけどw)家に居ながら旨いコーヒーをと思いごにょごにょしておりました^
話は前後しますが、前に「家飲会の銀河オフ」でNORICKさんが旨いコーヒー入れてくれてそれが切欠でボワァ~と火がついちゃったんです^
さらに、コーヒーミルなんか買っちゃってこれが決め手となって炎上~w
昔一時水出しコーヒーとか作って遊んでた時あったんですが納得の味にはならずそのまま沈黙してたんですがここに復活です!
とは言うものの、コーヒー道は奥が深そうなんで、難しい事はパスして素人でも旨いコーヒーをお家で淹れれないかと研究~。
ま、手抜きして旨い物ってのも邪道なんですが、コーヒーの世界を1から学んでたんでは日の目を見るはいつになるやらわかんないのでそれはパスです^^;
とりあえず最低限の道具は揃ってる^^ 道具と言ってもミルとネルドリップと専用の細口ヤカンだけですけど。ミル以外はホームセンターの安物~^^;
ま、素人にはこれで十分!いつ飽きちゃうか分んないしぃ~^^;オイオイ と言うような条件の下でいろいろ調べてみました。
で、1つの結論がでました^^ まず間違いなく言える事は、中途半端な知識と技量で挑むのはどう考えても無謀という事。あまりに奥が深すぎるから^^;
やっぱりと言うか最初から分ってはいた事なんですが、追及しようとすると項目並べて考えただけで頭が痛くなるくらいなんですw
個別に案件を1つずつ潰してたら何年掛るか分ったもんじゃない^^;
と言う事で、これをパスするためにプロの技を頂いちゃう(買う)事にしました^^
わかりやすく(具体的に)言うと、豆選びとか焙煎の仕方なんてのはプロに丸投げ~w
自分の好みを伝えて選んでもらう。これが一番手っとり早い^^ 餅は餅屋に任せるべき!
とことん追及する気のないほたにはこれがベストな選択だと結論付けました。
旨いコーヒーを求めて~2
でも、これで終わりと言う訳ではありません。
コーヒーのプロと呼ばれる会社は沢山あります。
多くあれば間違いなくハイレベルなところもあればローレベルなところもある。
買うなら当然ハイレベルなところが良い! ま、予算は限られてるのでほどほどが限界ですけど^^;
逆にローレベルなところで買っちゃった日には悲惨!
プロ任せとは言ってもどのプロにから買うのかだけは自分でキチンとセレクトしないといけない!
で、唐突ですが、探った結果、プロの間で味を左右する大きな違いを発見したんです!
それは一体何か? 先に答えを言っちゃうとそれは鮮度なんです!!
プロの間で鮮度に大きな差があるんです。で、この鮮度の差が味を決定的に変えちゃうんです。
言い切るのは、理論に基づいて実際に飲み比べてみたからなんです。飲み比べと言っても4種類だけなんですけどね^^;
なもんで、実験データーとしてはイマイチ信憑性はありませんが、何十種類もとはなかなかいかないので最低限で^^;
その上でのお話にはなるんですが、味は勿論香りもほんとに違ってたんです。
今まで自分が飲んでいたのは何だったの?ってくらい差がありました。
中でも酸味には驚きでした! コーヒーの酸味ってほんとに嫌いだったんです。何か分んないけどひねた様な感じなもんだから。
でも、鮮度の良いちゃんとしたコーヒーの酸味は全然違ってたんです。
ほたがコーヒーの酸味は嫌いと思っていたのは、コーヒー本来の酸味ではなく、酸化して形成される酸味だったようです。
要するに劣化してる。ひどい事言っちゃうと腐りかけ!?
ともかく、差があるのははっきりしました。しかし、いったいどんな理由で差が出ているのかはこの時点では不明でした。
旨いコーヒーを求めて~3
私見では限界があったのでいろんな方面から探って見る事にしました。で、それらの結果を纏めてみました。
とにかくスーパー等で気軽に買える大手のコーヒー豆が思いのほか美味しくなかったのでコレを重点的探ってみる事にしました。
全国各地に沢山の販売店を持つ大手は、大量にコーヒー豆を焙煎し、大量に在庫をストックさせているようなんです。
全国の販路に安定供給する訳ですから止む得ないとも言えますが、買い手より売り手の事情が優先されているのが実情のようです。
理由は理由として、作り置きする訳ですから消費者が購入して実際に飲まれるまでには焙煎してから相当な日数が経ってます。
そうなると必然的に鮮度が落ちて来る訳です。
専門店で聞いたところ、焙煎したら1日寝かせて2日目から4日目くらいの間に飲んでしまうのが理想だとの事でした。
聞くところで多少の差はあるかもしれませんが、本来なら上記のようにするべきなのでしょう。
ま、現実的には数日で飲みきるなんて事は不可能に近いですけど、それほどシビアらしいです。
この話からも鮮度の重要性が理解出来ました。
さらに調べてる過程でもう2つ分った事があります。1つは大手のコーヒー豆は焙煎が浅いらしい事です?
専門店では浅く焙煎するのはアメリカンを作るときだけらしいです。(特殊なものは除く)
では何故大手は焙煎を浅くするのでしょうか? コーヒー豆は焙煎すると鮮度の低下は急激に速まります。
一方生豆のままだとキチンと管理していれば鮮度の低下はかなり緩やかのようで1年ほどモツらしいです。(こちらもお店によっては見解が違うかもしれませんけど)
要するに焙煎を浅くした方がいくらかでも賞味期限を延ばせる訳です。
勿論、こんな事したら味に大きな影響を及ぼす事は言うまでもない事です。
思いっ切り悪く言うと、出来そこないの焙煎豆と言えます。
全てとまでは言いませんが、大手から販売されている大部分は中途半端な焙煎で味が落ちるのを承知の上で賞味期限を延ばしているようです。
賞味期限を延ばす最大の理由は、どうやら期限切れで廃棄する事によって出る損失の軽減にあるようなのです。
美味しい珈琲を作ろうと言う信念や姿勢よりも、利潤の追及が最優先と言う企業の姿勢があるようです。
もう1つは、焙煎する前のコーヒー生豆の収穫年の表示を義務付ける決まりがない事です。
利潤追求を最優先させるならば、古いコーヒー豆は安く手に入るため多少味や香りが悪くても魅力的なはずです。
表示義務もないのでそれらの豆を購入するのに拍車をかけているのはおそらく間違いのないところだと思います。
これら上記の3点を纏めると、生豆自体に古いものが使用されている可能性も低くない上に、焙煎は中途半端、さらに流通経路の関係で消費されるまでに相当時間が経っているという事で理想的な焙煎コーヒー豆からは程遠いものになってしまっています。
これじゃ誰がどう見ても美味いとはいかないですよね。よって導き出された答えは、一概には言えませんが、小規模な焙煎業者で個人客の要望に対応可能なところとなります。
新鮮な「コーヒー生豆」を扱っていて、オーダーが入ってから個別に焙煎してくれるお店。これが選ぶべきプロのお店と言う事になりました^^
とある専門店でのお話ではコーヒーの味を決め手は3つだそうです。「生豆」「焙煎」そして「抽出」だそうです。
で、味に影響する割合は生豆が60%焙煎が30%抽出が10%との事。
抽出には最終的には高度な技術が必要となってくるでしょうが、先の2つはお店選びで何とかなりそう^^
と言う訳で、机上の計算ではありますが90%までは旨さを引き上げれる事になります。
ちょっとした知識があるだけでたとえ技術がなくともココまで引き上げれました^^
努力なしで旨いコーヒーを皆さんで楽しみましょう~w
長々と御読破お疲れ様です!! と、言いたいところですが実験はココからね(爆)
アウトドアで美味しいコーヒーをと言っても家と同じ様には行きませんです。
キャンプならまだしも登山ともなると、かさばったり、重たかったり、壊れやすかったり、なんてのは当然御法度。
と言う事で軽量コンパクトってのも重要視しときました。
まず、味的に譲れなかったのがペーパーフィルター。
単にフィルターと言っても、ペーパー・金属(チタンやステンレスなど)・ネル・セラミックス・ポリメッシュなど)沢山あるんですが、ほたるいかが譲れないところはコーヒーの油分等を吸い取っちゃうペーパーは基本NGってところ。
良く言えばまろやかになるとか言い様はあるけど、豆のポテンシャルの重要部分を濾過しちゃってしまっては勿体ないと言う思いがありますです。
どうせなら全て味わいたいのでね^^
で、まず目を付けたのが金属製。
こちら性能的には申し分なかったんで、これはと思ったんですがコンパクトにならないものばかり・・・。
キャンプなら問題ないですが登山では微妙って感じでした^^; 両立出来ないので止む得ず却下。
2番手は普段お家で使ってるネル。性能的には満足してるアイテムなんですが、こちらは連続使用に向いてないです。1度きりならOKなんだけど^^;
キャンプ場なら少し歩けば水場があるので1回1回綺麗に洗えば何とかなりそうですがちょっと面倒かな^^;
登山に至っては水場が無いところではキツ過ぎる^^; と言う事でこちらも両立出来ず却下。
3番手はセラミックス、これは登山は勿論キャンプでも道中の破損等の恐れを考えると問題ありかと・・・。そもそも重いし^^;
性能的には凄そうな感じだったんで思わずお家用に取り寄せてみようかと思ったけど、コーヒーカスが詰まると(約2週間らしい)いちいちコンロかバーナーで焼き切らないといけないみたいで大変そうだったので止めました^^; 面倒なのはネルだけで十分w ともかくこれも却下。
最後はポリメッシュ。こちらは軽量かつコンパクト。キャンプは勿論登山にもうってつけ!
問題は使った事が無い事^^; カタログスペック的は良いけど、分からん以上は評価出来ない・・・。
いくら軽量コンパクトでも不味かったらお話になりませんからね。
で、どうしようかと思ったんですが、百聞は一見に如かずです!
こうなりゃ買っちゃえぇ~~~ですww
と言う事で手元に来ました(爆)
さてはて、まずは重量計ります。
カタログスペックに偽りなく4グラム! 軽すぎるぅ~^^ スッゲェー!!
ただし、専用ケースを入れると8グラム(爆) 倍になってるしぃーーーww
一瞬計り見て目が点になりましたがそれでもこれって圧倒的な軽さです。
どれくらい圧倒的かと言うとUCCのプラッチックぽい↓のがペーパーレスで52グラムですから!
おまけに専用ケースに入れればペランペラン^^ かなりコンパクト。
でまぁ、良い感じなんですが、ここまではあくまでもカタログスペックを再検証しただけでここからが肝心です。
味の方は如何なものか!?
と言う事で、3つ並べてテストです~^^
左から「ペーパーフィルター」・「ポリメッシュフィルター」・「ネルフィルター」です。
豆はほたるいか勝手にお気に入りの「マンデリン・スマトラタイガー」を使用、「ポーレックスセラミックコーヒーミル」で挽いてそれぞれに淹れてみました。
写真では分かりにくいと言うか分かんないですが、抽出されたコーヒーの色目が「ペーパーフィルター」(左)が薄いです。
「ポリメッシュフィルター」(中)が次いで濃く、「ネルフィルター」(右)が一番濃かったです。
そして肝心要の味の方ですが、「ペーパーフィルター」はコク・苦味がやや弱め。そのため酸味が立つ感じ。「マンデリン・スマトラタイガー」は元々酸味弱いから一般的なのだともっと立つと思います。
「ポリメッシュフィルター」は化もなく不可もなくって感じ。
「ネルフィルター」はコク・苦味がどっしりって感じ。
純粋な味だけの結果発表をしますと、やはりというか「ネルフィルター」に軍配が上がる結果になりましたが、「ポリメッシュフィルター」も悪くありませんでした。
そして最後に総合評価です。(アウトドアという観点で見て)
総合評価でほたるいか的にトップに輝いたのは「ポリメッシュフィルター」ですぅ~~~^。^
味的には「ネルフィルター」に劣ったものの圧倒的な軽量コンパクトさ。
おまけに水で洗い流すだけでほぼ綺麗になるという利点もありまして使い勝手も良好。
これならキャンプでも登山でも良い感じで行けそうです!!
これからはこれだな^。^
以上を持ちまして「アウトドアでも旨いコーヒーを」終了です!
それはそうと、無駄な買い物にならず実のところほっとしておりますww
ともかくお疲れ様でした^^;