LUXMAN L-505uxを聴く(その2)

LUXMANのL-505uxを導入して5日ほど経過しました。

相変わらずブルーメーターはイイですね～(・∀・)


購入当日からエージングを兼ねて毎日無理やり鳴らしていたおかげで

時間にしてまだ30時間ほどですが幾分か音がこなれてきました。

完全なエージングは終わっていないかもしれませんが普通にレビューできる

レベルくらいになってきているので現時点での感想を書いてみようと思います。


まず音がかなり滑らかになりましたね～そしてラックスマンらしい

線が太くて柔らかい音も手伝って長時間聴いても聴き疲れしません。

前に使っていたAIRBOWのPM-15S2/MASTERも滑らかな音でしたが

ソース(音源)によっては体調が悪いとうるさく感じることもありましたが

L-505uxはそれがありません。とても聴き心地の良いアンプですね。

高域も前よりも伸びてきて解像度も上がっています。

低域はゴリゴリと出すタイプではありませんがマランツ系の音と比べると

量感もそこそこあって全体とのバランスが非常に良いです。

ただ音が少し平坦に感じることもあって解像度も上がったとは言え

関心するほどではなく分解能も価格なりのところがあって少し

”ゴチャッ”とした音になることもあります。

それでも癖がなく、軽やかで全域のバランスが良いのでそれほどソースを

選ばない点で非常に使いやすいアンプですね。


AU-α907L EXTRAと比較するとL-505uxはやはり全域でほんの少し

ベールが掛かっていて907のような抜けるようにクリアーで鮮烈な高域という

わけではなく、音場感も横方向はまずまずなのですが縦方向が少し弱く

感じましたがL-505uxの音質が悪いというわけではありません。

AU-α907L EXTRAの音を知らなければ十分満足できるレベルの高い

アンプだと思います。

ただ上級機種ほど奥行き感や浮上感が出てくるらしいですがそこまでの

レベルではないようです。

またAU-α907L EXTRAで音楽を聴いていると”ああ～良い音だな～”と

思うことが多々あるんですがL-505uxにはまだそう感じることは無くて

あくまでバランス良く淡々と鳴らす感じのアンプでラックスマンのエントリー

モデルということを考えると良くも悪くも普通のアンプなのかな～と

現時点では思います。


AU-α907L EXTRAはまだメンテナンスから返ってきていないのでそれまでに

もう少しエージングして最終比較をしてみたいなと思います。