日本車のブレーキフィーリングは素晴らしい。停車するときは、ブレーキをぎゅーと踏み込み、次第に緩めていき、停車寸前にちょっとだけ踏み込むだけで、ノックバックなくしっとりと停車できる。特に、トヨタ86(MT)は、プリウスではABSが過労死するほどの激しい急停車を繰り返しても、飲み物の表面がゆれることはなく優雅に赤信号待ちに並べる。どんな速度からでも必ず思った通りの位置で止まる。しかし。。。運転が楽しいクルマと担がれた3シリーズのブレーキ「かっくん(20歳)」は気分屋で気まぐれだ。どんなに慎重に丁寧にブレーキを加減しても、99%の確率でかっくんが出現する。かっくんに発生条件なんてない。靴を脱いで、さらに靴下まで脱いで、全身全霊の足先感度MAXでも、かっくんになる。右足に自信のあるオーナーたちが、この99%を解明しようと試行錯誤して、沼りに沼っている。ネットを探れば、アウトバーンは走るクルマだから仕方ないよねと、もうみな諦めている。とは言え、タッチが雑すぎだし、パワー系すぎない?同乗者からは「・・・運転下手くそじゃね?」と思われているに違いない。対策として、低速域でのブレーキが扱いやすくなるブレーキパッドに交換がある。▼BMW 3シリーズ G20 Mスポ走る 100点曲がる 80点止まる 10点▼トヨタ86後期 MT走る 90点曲がる 90点止まる 90点※個人の感想です。