1941年、小型四輪駆動車の元祖として
戦場の米軍兵士をサポートする為に
登場したJeepが
今年75周年を迎えました。
現在はクライスラー社が商標を登録している
Jeepですが・・・
1940年、アメリカ陸軍が、ヨーロッパの戦場における
ドイツ軍の小型車両の活躍に目を向け
各自動車製造会社に大まかな設計要件を伝え、
四輪駆動の小型偵察車開発計画に応札することを
緊急要請した事から開発が始まります。
この時に、オファーに応じたのは
中・小型車メーカーのウィリス・オーバーランド社と・・・
経営不振に喘いでおり、延命手段を必要としていたアメリカン・バンタム社
バンタム最初の試作車はわずか2か月足らずの期間で納入されますが
弱小企業であるバンタム社の生産能力を危惧したアメリカ陸軍は設計図を
ウィリス・オーバーランド社とフォード・モーター社にも公開
2次試作車はバンタム、ウィリス、フォードの競作となり
1941年から実戦に投入開始されます。
高い耐久性と優れた走行性能で
連合国軍の軍用車両として広く運用され
小型四輪駆動車の有用性が
世界中で認知されたJeepは・・・
第二次世界大戦後、軍用
民生用を問わず・・・
様々なシーンで世界的に普及することになります。
Jeepという名称の起源については、様々な説が、言われておりますが
製造メーカーのウィリス・オーバーランド社によって商標登録され
クロスカントリーカーから小型軍用車両の代名詞的な存在となり、
現在は、クライスラー社の保有するブランドとなっています。
日本におけるJeepの製造開始は
1950年に米国政府は朝鮮戦争に必要となるジープを安価に調達するため、
補給基地となる日本でのノックダウン生産を決定した事に始まります。
※Marilyn Monroe(マリリンモンロー)が、1954年に新婚旅行で日本に訪れた際に
当時勃発していた朝鮮戦争への慰問の画像でも、Jeepが使用されています。
その後、Jeepの国産化が図られることになり
1953年に三菱がウィリス社のライセンスを受けて
「三菱・ジープ」が国内で製造を開始
当初は、ウィリスの部品を用いるコンプリートノックダウンであるため、
初期モデルにはスリーダイヤが入っておらずJ3型は左ハンドルでしたが、
通商産業省の指導で1961年以降、右ハンドル化され
1982年のパジェロ登場に伴う
三菱自動車の大幅な車種整理まで基本設計を変えることなく
永きに渡り多くのクロスカントリー4×4に
多大な影響を与る一台として記憶されることになります。
おや?
ステアリングを持って・・・
ご機嫌そうな、奈保子さんですね~(^^♪
実は・・・
この車も・・・
三菱・ジープ なのでありました~
自然が大好き、奈保子さんは・・・
四駆好き〜🎵
という事で・・・本日は
河合奈保子さんで・・・
ロードサイドダイナーと
デビュー Fly Me To Loveを・・・
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Posted at
2016/09/24 23:35:36