2017年02月20日
問わず語り・・。
眠れぬままの、問わず語り・・。
7年前に、乳ガンを発症して。
左胸を1/3、失ったけれども。
10年目に、「寛解期」と言われたけれども。
後、3年を残しての「骨転移」の告知。
ガン告知された時も、そうだったし。
骨転移の告知をされた、今回も。
何故か、完全に他人事みたいな自分。
再現ドラマなんかでは、動揺してパニック状態になってるけれども。
それが、きっと、正常な心理状態なんだろうなと思ってみる。
確かに、本音としては「怖い」。
でも、それは「死」に対してでは無く。
私の場合は、「ホルモン受容型」の乳がんだから。
抗がん剤治療は、最後の最後の非常手段となる。
怖いのは、抗がん剤の副作用に苦しむ事。
そして、女の命の髪が抜け落ちてしまう事。
そして、痛みに苦しみながら最後の瞬間を迎える事。
別に、この命、惜しくも何とも無い。
幼少期から、重複障害者として。
本当に、地獄の様な「いじめ」を浴びて来た。
きっと、大人になったら。
この、「いじめ」を受けなくなる。
そう、信じて、暴れに暴れて。
家族を含めた、周囲の人間は本当の私を知らない。
とても、人懐っこくて愛想が良い。
礼儀正しい、躾の出来たお嬢さん。
そう言われる度に、心の中で苦笑する。
本当の私は、誰にも触れられたくない。
世界が破滅して、私一人が生き残ったのなら。
その方が、楽な一人ぼっちの世界に。
本当の居心地の良さを、感じるのが本当の私。
幼少期に、心が破綻しているから。
私は、二重人格的な偽の私を作り上げた。
念願の大人になったとしても。
やはり、重複障害者として職場での「いじめ」を経験。
完全に、偽の私で自分自身を覆いつくす事。
それだけが、社会で生き残る方法だった。
今、冷静に考えてみると。
人間として、大切な何かをかなぐり捨てたから。
こうして、最悪の場合が迫っていたとしても。
何にも、動揺や混乱が無く。
ただただ、平常心でいられるのかも知れない。
人間、生まれて来たからには「死」を迎える宿命。
それが、早いか遅いかの違いだけ。
私の心から大切な彼が、ある朝、バイク旅行に出かけて。
そのまま、帰らぬ天国へと旅立った。
人間、どんなにお金持ちで有っても、貧乏人で有っても。
いつ、「死の瞬間」を迎えるかは誰も解らない。
もしかしたら、明日、交通事故で死ぬかも知れないし。
もしかしたら、明日、火事に巻き込まれて死ぬかも知れない。
恐らく、背骨:2ヶ所の骨転移だから。
私は、この病気に因って最後の瞬間を迎えるのだろう。
それはそれで、構わない。
それが、私に与えらえた人生の終わり方なのだから。
痛みや苦しみに、のたうち廻って。
醜い修羅場の中で、最後の瞬間を迎えるのは。
絶対に、嫌だ。
もう、今までの人生で充分過ぎる程充分に。
苦しみ続けて来たのだから。
せめて、最後の瞬間は。
毎晩、服用している大量の睡眠薬を飲んだ様に。
気が付いたら、「死」を迎えていた。
それが、私の理想の命の終い方だ。
頑張れと、周囲から励まされるけれども。
平常心の私にとって、??マーク。
何を、どう頑張れば良いのだろう?。
主治医も驚く、平静さの私。
ただ、淡々と、自分の身の終い方を考えるだけ。
まぁ、何事にも「終わり」が有るのだから。
こんな命の終わり方も、有りかも知れない。
そして、唯一の心苦しさは。
母親に、経済的にも精神的にも負担を強いてしまう事。
あまり、心が強い人では無いから。
このままだと、私の方が先に旅立ってしまい。
恐らくは、疲れ果てた母親だけを残して行く。
決して、親孝行な娘では無かったし。
私の身体の事では、いつも苦労を掛けていた。
そんな母親の、最後を見守るのが私の「役目」だと思っていたけれども。
どうやら、私の方が先になる模様。
心から願う事は、眠る様に最後の瞬間を迎えたい。
と、言いつつも・・。
しぶとく生き抜くのも、又、こんな私だったりも。
10年後も、生き延びていたりして。
出来るならば、現状維持のままで。
この特殊な注射で、生き延び続けたい。
母親の最後を、見送るまでは。
石に噛り付いてでも、生き延びたい。
どこまでも、母親に苦労を掛け続けているから。
それが、せめてもの恩返しと思っている私。
去年の師走頃から、何とも言えない背中の「痛み」に苦しんでいる。
一時は、胆石発作かとも思ったけれども。
結論は、これ・・。
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Posted at
2017/02/20 06:38:08
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