カールツァイスレンズ
『Makro Planar T* 2/50 ZF.2』
を購入しました。
以前、中古カメラ屋さんで見かけてから凄く気になっていました。
え?
あ~ハイ、ハイ。
もちろん、また妻に怒られましたよ(爆)
そして平謝り…m(_ _)m
それこそ、パプアニューギニアの雨乞い師のごとく(汗)
初めてのマニュアルフォーカス(MF)レンズということで、
「買っても、ピント合わせが面倒くさくて使わなくなるのでは?」
と、私にしては珍しく1ヶ月ほど購入を躊躇していましたが、これは大きな間違いでした。
現在、販売されているレンズの大半は、ピント合わせを自動で行う『オートフォーカス(AF)機能』が装備されていて、このピント合わせが「正確」だとか「爆速」であることが、レンズの重要な評価項目になっています。私も、走り回る子供たちを激写する時の強力な武器として、ニコン爆速AFの恩恵を受けてきました。
しかし、このMFレンズの魅力は全く違うところにありました。
その魅力ひとつが、フォーカスリングの操作です。
ネットリしたトルク感たっぷりの感触がなんとも言えず心地良く、この点は純正AFレンズとは一線を画しています。ファインダーを覗いていて、被写体がふわ~っと浮かび上がるのを見ると、淡い感動すら感じます。
また、心配していたピント合わせも意外と苦労せず、近ごろ 疲れ目の私でも、慣れればジャスピンで捕らえられるようになると思います(いずれ…)。
(このレンズで初めて撮った神社の鳩ぽっぽ)
もちろんAFレンズに比べると圧倒的に歩留まりが悪いのですが、ピント合わせの操作自体が楽しいので、私はあまり気になりません。むしろ、なかなか上手くいかないところが逆に燃えるし、萌えてきます。
この「マニュアル操作を愉しむ」という点では、クルマのMT操作と非常に良く似ています。
(自宅の畑で獲れた毒いちごw 甘からず美味からず。。)
はじめは、とにかくあまり動かない被写体で撮影の練習をしました。
もうひとつの魅力は、何気ない写真でも出る不思議な空気感です。
純正レンズと比較して、柔らかいニュートラルな発色がこのレンズの神髄ではないかと感じました。
※写真を見直していて気づきましたが、妻の結婚指輪が中指にあるのが気になりました。
…最近、怒り過ぎて、指輪が合わなくなったのかなw
これはもう草花を撮らなければなるまい!と思い、子供をつれて近所の藤棚へ。
(光があまり射さないシチュエーションで抜群の色合いになります。)
(走り回る子供を撮ると、まだピントを外してしまいます。)
(池の写り込みを撮ってみました。)
本来はマクロレンズなのですが、画角が標準域の50mmということで、ゆくゆくはお散歩用レンズとして気軽に使えるようになるといいな~と期待しています。
(じっとしている下の子は楽勝で撮れます。)
(動き回るヨッチーは良い練習台です♪)
(よちよち歩き程度なら、たまにピントが合うようになりました。)
と、まぁこんな具合に利便性とは対極をいくレンズですが、今後の私のカメラライフに何かしら
新たな一石を投じてくれるであろう銘レンズに間違いありません。
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Posted at
2012/05/23 00:50:16