16日、17日と2Daysで開催されたATTACK東北。
予定が取れたので、2日とも参加させて頂きました。
この趣味の世界、日本の中心でせめぎ合う車達と同じステージで競える事。
本当に貴重な機会です。
そして、主催各位の「東北を盛上げるため、元気にするため」との趣旨が有り難かった・・・。
東北の人達は、先の震災のように他地区が被災した場合、こんな事がしてあげられるのだろうか・・・。
考えさせられるイベントでした。
今後も、各地で開催されるATTACKが益々盛況になって行く事を期待しています。
さて、自分の内容ですが・・・。
先月、外装のモデファイが済み、ATTACKに向けた車の仕上げのために事前に何度か車を走らせました。
しかして、毎回トラブル発生。 (死
何とか期日迄に仕上げるため、サーキット人生過去最高の頻度でECRをSUGOへと。
4/15、サーキットGAME
Boostが規定値まで掛けられず、車の操舵感も著しく変わり、タイヤが去年からの物とは言え30秒を切れない。
車が曲がろうとせず強烈なアンダーステアに翻弄される。
4/22、大沼さんの走行会
走行開始Inラップ早々燃圧がドロップ。 走行不能、中止に・・・。
コレクター内のポンプ1機から異音がするため、次回テスト迄に新品と交換。
4/29、GOODLUCK & 菅生スポーツ走行
今回は、アンダーステア対策としてF下げ、R上げで試みる。
燃料ポンプを新品にしたものの、Inラップで燃圧不正が解消していない事態が判明。
再度の点検で、音が出ていたコレクター内のポンプではなく純正タンクからコレクターに供給するポンプ・リレーの不具合と判明。
手を入れている間に走行会の時間が無くなってしまったが、幸いにして当日はスポーツ走行枠が有り、何とか3Lap転がす。
が、30秒を切れない。 ますますアンダーステアが顕著に・・・。
どうも前後荷重がフロント寄りになり過ぎて、エンジンの重さで車が逃げて行くような感じ? リアのクムホは、外側カーカスが出そうになり終了。リアのキャンバーが足りてない。
5/6、サーキットGAME
幸いにして、ATTACK開催迄の期間に走行会が多数有りトラブルシュートの機会を得られている。
フロントの運動ストロークが少ないので、今回上げたスプリング・レートを元の値へと戻す。 先に調整した車高も戻し、更にリアを下げてフロントの荷重を軽減してみる。
タイヤはShopのデータ取りの意向もあり、4輪ともZ221へ。
結果、気温25℃なるもBest同等の29秒4を得る。
アンダーステアは僅かに解消したものの、新品タイヤのグリップに頼っているところが大きい。リアは完全にトルクに負けているのでレースでは使えないSET。
いよいよ走行を重ねてシャシー・セッティングに入ろうと思った矢先、失火が発生。経験上プラグが飛んだ感じ。
チェックして貰うと、やはり3番プラグが消失。 予備は無かったので、この日も3ラップのみのトライで終わり・・・。
そんなこんなで、4日間、5回も掛けてTEST走行に当たったもののトラブル続出で全くセットが出せていない状態で迎えた「ATTACK東北」
ちゃんと走るのか? 車は不確定要素満載・・・。 (不安
土曜日のFirstセッション。
前夜からの雨が残り、主催者の配慮で走行開始時間を繰り下げて頂いたものの車の不安も有り、極力リスクを避け走行を見送る。
クラスAの皆さんのTimeを見るに、路面状況は走行に支障は無いよう。
そして、完全Dryとなった
Secondセッション。
満を持しての走行開始!
ここにきてハンコックの温まりが想定より早く、ピークを逃す。 (チーッ!
In、ウォーム、そしてアタックラップ と行くも30秒239。
この路面温度では、Inラップだけで十分に温められるようだ。
普段からNewタイヤを使っていない知識不足がモロに出る。
Timeアタック、ピークは一度きり!!
レースでの駆け引き中心で走ってきた自分には、この辺も関東組に学ぶ所が大きい・・・。
このタイムに少々焦り気味で、エア調整のためPITへ。 (ヤバイよ~
再スタート!
リスクを取り、マージンを削った走りをするもののタイヤの手応えは薄く・・・、
結果、30秒042と大台にも入れられずに本日終了。
日曜日、完璧な快晴で迎えたDay2!
後の無い今日は、車両制作コンセプト「レースを完走出来る車」通りにフロントZ221の295、リアV710の315を組み、4輪Newで臨む。
気温は昨日より高く、乗り出し→即アタックラップ へと入らねばならない状況が緩んだシニアの心に緊張を生む。 (イイネ
車やってきて、良かった・・・。
朝からのセッション
昨日の状況を考えイキナリ行くッ!
が、リアのクムホは冷えていた!! (汗
3コーナー、車速が乗りの乗っているところでオーバーステア。
焦りつつも、何とか全開のまま必死に修正。
その後、コーナーの度にインフォメーションの上がるクムホと相談しながらアクセルを踏む早さを上げてゆき、Lap1で29秒805。
フロントのハンコックが垂れないよう、細心の注意を払い舵を入れLap2へ!
V710は完全に目覚めトルクを要求してくる。 応えるように、全開!全開!!
最終を駆け上がり、ダンロップをめがけ5速8500rpm! ゴ~
「バ、バ、バッ!」
3番消失・・・。 (チーン
ガッカリしながらラップ掲示板を通過すると、Car No.5「28秒997」
本大会、申告目標を達成。 (笑
セッション2。
ますます気温は上がり、気候的には大好きな感じなるも車的には・・・。 (ネ
3番を予備のプラグに交換。 ECUを書いて貰ってる「神」に対策を問い合わせして貰う。
今回、回転MAPを持つEVCを新規に入れたので、立ち上がりを考慮し設定してくれた中間過給が大きく取られ過ぎていた様だ。
これで不安なく踏めるかな?
Inラップを丁寧に回り、SPアウトから全開で行く。
1、 2コーナー。 午前中程ではないものの十分に舵は効いている。
3コーナー、素早くトルクを掛けるとオーバーステア! (焦ッ
銘柄の違いで熱の入りが違うのは当然のこと。 狙い通り、レース後半を考えたSETならばこれで良い。
前後のグリップがバランスするまで慎重に行く、29秒208。
1コーナーで舵を入れると、いよいよ確りしたインフォメーションが掌と腰を通して、その「一度」を伝えてきた。
これ以上熱が入らないよう慎重なドライブで、すかさずPITへ。
エア圧も殆ど上がっていない。
ATTACK東北、最後のTryへ!
同様に熱が入らないよう慎重にラップし、車速を上げる事だけを考えたラインで最終コーナーを登り進む。
振られようが、ロックしようが、目いっぱい行く・・・。
28秒845!!
終わった~!
我がECR33、Flukeではない「28秒」を証明出来た・・・。
Thank you Zesty .
ご苦労様、愛車。
ありがとうエントラントの皆さん。
そして何より、
ありがとう ATTACK東北。