これが原点･･･

普通、夢の内容なんて覚えていないものなのですが、昨夜の夢はなかなか面白かったので覚えています。


たまたま居合わせたお店が骨董屋さんか何かで、常連さんらしき人が店を開けてもらって中に入ったので自分も入ってみたら、カーグラフィックとかクルマ関係の雑誌の古いのが置いてあって…


店の主人らしき人が、「もっと値段が付くはずなのですが、格安で出しているんですよ」と…

「こんなのもあります」と出してきたのが…

何せ夢ですからよく覚えていないのですが、電話帳みたいに厚くて、クルマのメカニズムのことがびっしり書かれている専門書のようなものが…

いや～、これも買おうかなぁ…

な～んて考えていたら、そこで目が覚めたのでした。


う～ん、どうしてこんな夢を見たのかなぁと、つらつら考えてみるに…

たまたま「I LOVE　PORSCHE　964」をパラパラと読んだのですよ。

ポルシェを買うなんて、考えてもいない頃にたまたま手に取って購入てしまったそのムック本、発行は2003年とありますから、996の時代ですね。

今でこそ夢のような話ですが、中古車が200万円位から探せるとあって、これならオイラにも買えるのかなぁと、背中を押してくれた、私にとっての原点のような書籍です。

基本的な機構は旧式であっても現代に十分通用する高性能車、といったイメージで書かれる空冷911ですが、この本では、959のテクノロジーをバイザッハ流にアレンジして誕生した存在として、発売から15年が経過していても、英知の限りを尽くした最高の工業製品として、かなりの紙面を割いて、細かい字でびっしりと書かれているのですね。

後半は例によってパーツの宣伝で占められているのですが、これは読み応えがありました。

面白かったので930も買ってみたのですが、こっちはどちらかと言うと「今でも通用する旧車」といったイメージで書かれている感じでした。





911初の大規模なモデルチェンジを果たした964、今の時代でも輝きを放つ名車だと思うのであります。