ポルシェのモデルごとの生産台数…
なんて、これまでにも本や雑誌に掲載されていたのかもしれませんが…
これに載っていると、あらためて見入ってしまいます。
どうしてなかなか、楽しめる一冊ですね~
911のいわゆるナロー、9年間で81,100台であると…
これが多いか少ないは、他のモデルと比べれば分かるのね。
いわゆるワーゲンポルシェ、914は、7年間で118,982台と…
生産期間は短いのに、ナローよりも台数は多い…
やっぱり安いことは強いのでしょうね。
すっかり見かけなくなりましたねぇ。
安いと大事にされないのでしょうか。
911のGモデル、いわゆるタイプ930、16年間で196,397台と…
やはり売れたクルマだったのね。
生産された期間が長いので当たり前っちゃ当たり前かもしれませんけどね。
928は、18年間で61,056台であると…
生産された期間が長いことに改めて驚かされるのですが、911に取って代わることができなかったことが、数字を見てもよく分かりますねぇ。
社運を傾けて開発したはずなのに、これでは会社が傾いてしまうのも無理からぬことですね。
うって変わってちょっとカジュアルな944は、10年間で163,302台だって…
928に比べたら、売れたのね。
生産期間は短いのに930並みに売れています。
でも、これもとんと見かけなくなりましたね。
968は、4年間と短期間だったこともあり、11,248台であると…
絶対数が少ないと言うことは、これから希少価値が出てくるかもしれませんね。
964と言うと…
6年間で63,762台…
928が18年間かけて売った台数を3分の1の期間で売りさばいたと…
それでも絶対数は930あたりと比べるとかなり少ないようで…
ライカM3の23万台と比べたら少ないですね(笑)
んで、最後の空冷、993は、5年間で68,881台…
964より期間が短いのによく売れたのですね。
さすが最新は最良ってなもんです。
ここに来て、出回っているタマを見ると964より993の方が多いように見えるのですが、これも当たり前の現象なのですね。
初代ボクスター、986は、8年間で194,874台…
売れたのですね~
そして、色々物議を醸した水冷911、996はと言うと…
8年間で175,262台であると…
驚きです。
ボクスターより売れたのね。
こう見ると、964は歴代の911の中で、数の上では希少車なんだなぁと。
これを全て合わせても、トヨタの一機種にも及ばないのかもしれませんが、古くなっても、多くのクルマが今も現役で走っていると言うのは凄いことですね。
それなのに、古いクルマに乗っていると罰金(自動車税とも言います)を取るだなんて…
膨大な手間暇と、資源とエネルギーを消費して生産されたクルマ…
そうやすやすとゴミにしない方が、環境にはイイに決まってますよね~
Posted at 2017/02/10 22:34:09 | |
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