今日は近場の買い物のためライツ号2を走らせました。
ショッピングセンターの駐車スペースにクルマを停めて、ドアを開けて降り立ちます。
ドアが薄く、長さも狭いので、隣に停めてあるクルマが迫っていたとしても、楽に乗降できます。
これが先代のミニクラブマンだったら、ちょっと難儀したことでしょう。
クラブドアを開けようにも、隣のクルマが迫っていると、なかなか…ね。
カチャッと開けたドアは、軽く、曲がりなりにもストッパーが付いているものの、その開閉の感触は…
とってもチープですね。
最近の国産大衆車だって、もっと高級感がありますよ。
高級車のドアの開閉となると…
もう…
それに較べたら、空冷911のドアの開閉なんて、軽トラのそれとあんまり変わりはないですねぇ。
物凄くゴツいヒンジゆえ、ドアの剛性は恐ろしく高いのでしょうけれど、な~んか、こう、開閉の感じが安っぽいのですよ。
ドアのシールはゴムホースみたいなパイプ状のものがぐるりと一周しているだけ。
ナローのそれと何も変わっていないのでしょう。
アウトバーンを時速200キロを超える速度で巡航してもビクともしないドア…
性能としてはこれで全く問題ないのでしょう。
その後、水冷化してゴージャスになった911は、ドア周りの設えも開閉感もよりゴージャスに…
お世辞にも価格に見合った高級感が感じられないチープな964のドアですが、そこはアバタもエクボ、金庫みたいな、な~んて言われ方をされて、珍重されてしまうと…
最近のクルマのドアのシールはとても複雑で、総取っ換えするとなるとかなりの出費を強いられるはずなのですが、964のそれは安いものです。
接着剤で貼り付けるそうですから、剥離に難儀するかもしれませんが…
そんなこんなで、ガラクタのようでいて頑丈、チープなようでいて高品質、走行性能に直接影響のないところは思い切り割り切ってしまう、軽さを優先するとも言えるのかな、こういうクルマづくりの考え方って、今の時代には逆に新鮮なのでしょうね。
笑っちゃった後で真顔になると(笑)
Posted at 2017/10/08 22:56:30 | |
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