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√Kのブログ一覧

2010年12月08日 イイね!

i-mievで無充電120km達成

i-mievで無充電120km達成以前アイミーブで105kmほどの連続走行を実験しましたが、3コマも電池残してゴールインという面白くない展開になってしまった。
なんとしても120km走ってみたくて本日リベンジしました!
もうここまでくると意地みたいなもの(笑)

出発は厚木市内から。ゴール地点は山梨県の中央道・大月インター付近までの片道60kmのコース。国道20号経由の下道です。
本日強風だったためか、行の電費は伸び悩んでしまうが、9コマ(満電で16コマ)の電池を使い片道60kmの走破に成功。行は上り坂なので電費が落ち込むのは仕方ない。
帰りはほとんど下りなので7コマあれば難なく帰れてしまう。
この時点で120kmは確実になった。

しかし、ここからすけべ根性出してしまう!
中央道の河口湖線は無料化されていることを思い出したのだ。
大月インターから都留インターまで1区間高速を走りさらなる記録に挑戦しようとした。
これで片道の距離は70kmまで延びる。
往復140kmになる。
でも、本当に厚木まで帰れるの??(^_^;)
そんなこと考えつつ都留まで行っちゃいました(笑)
そしたら都留を出発した時点で、シビれることに電池5コマしかない!
高速が強風だったせいでけっこう電池使ってしまったのだ。
どうやって70kmも走るのか?
とりあえず渾身のエコランで相模湖まで向かうことにした。
そしたら下りだけあり電池一コマ当たり12kmも走る!行は6コマ使った相模湖〜都留間をたった3コマで走破した。
無事、相模湖まで戻れたが、残りの電池は2コマ。
厚木まで戻るにはあと1〜2コマ足りない。

ここで計画変更。
相模川発電管理事務所の急速充電器を利用することにした。
とはいっても相模湖から15kmある。
2コマあればほとんど問題ない距離ですが、途中に急坂などあればオシマイ。
けっこうシビれる!
すると、事務所の7km手前でついに電池の残りが1コマに!
しかし、幸運にも事務所の少し手前に絶好の回生スポット(急な下り坂のこと)があった。
そんなこんなで最後の一コマを残したままゴールイン。

写真は相模川発電管理事務所に到着した際のメーター。
電池はないように見えますが、コマが点滅してるので写真に写ってないだけです。
ジャスト120km指してます!ちなみにわざわざ合わせたわけでなく、たまたまジャストになったんです。
結局、1充電での航続距離は120kmちょうどになってしまいましたが、達成感たっぷりです。

さて、充電を開始するわけですが、やはり自由には使えないようで、充電器の電源落とされている。
事務所に行き、充電したい旨を伝える。
すると、4人ほど事務所の方が出てきてくれた。やはり珍しいらしく、興味津々で対応してくれた。
仕事中断してきてもらって頭が下がります。非常に親切な方々でした!
充電しにくる人は少ないらしく、充電帳簿見たら個人は数人。まあ、そうでしょうね〜。
そうそう。帳簿見てたら、日産がリーフで充電しにきた形跡がありました(笑)
充電は30分程度で終了。充電量は10.1kWh。

相模川発電管理事務所を後にして、厚木まで車の返却に向かう。
電池は8割もあるのに距離は25kmしかないので、ヒーターを効かせながら、EV本来の加速をとことん味わいましょう(笑)
そういう走り方して、平均6km/kWhでした。まあ全体的に下りではありましたが、信号では大人げない加速をしたり・・・意外と走ってると思います。

驚いたのが、ヒーター使ってると停車中でもパワーメーターが30〜40kmで走っているときお同じくらいまで振れること。
空調での消費もパワーメーターに反映される仕組みになっていたのだった。
ただし常にPTCヒーターに電気が流れるわけではなく、ある程度の温度に暖房用の循環水が加熱されると停止する仕組みになっているみたいだ。
なので、弱めに使っている分には航続距離への影響は言われているほどはない。

今回は手に汗握るドライブでしたが、電気自動車の特性をかなり理解できました。私の感覚だと90kmくらいなら冬場にヒーター使っても問題なく走破できる感じです。
願わくは200kmくらい問題なく走れるようになって欲しいですが、現時点でもEVの適用範囲はけっこう広がっている気がします。
Posted at 2010/12/08 21:50:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2010年09月20日 イイね!

i-MiEVで八ヶ岳高原ラインへ

i-MiEVで八ヶ岳高原ラインへ電気自動車の航続距離を調べるために、またまたi-MiEVを借りる。
半分遊びだが、半分はデータ収集である(!)
今回データがほしかったのが、厳しい登坂路での電費。
それと、一充電で100km以上走ってみたかったのだ(笑)

というわけで、八ヶ岳高原ラインを走り清里の辺りまで行くことにした。
長野県内の某ディーラーでi-MiEVを借り、国道20号を東京方面に走る。
20号から小淵沢ICの方面に入り、さらに登っていき高原ラインに入る。
片道の距離はgoogle mapによると約50km。電欠したらシャレにならないので往復で100kmくらいになるようにしてみた。
八ヶ岳高原ラインを走ったことある方ならわかると思いますが、NAの軽で軽快に上ることなど不可能。
10%を超えるような勾配が延々と続く。EVにとってはかなり過酷な条件。
標高は1400m程にもなる。
こんなところにEV乗り入れる物好きも少ないと思う。
箱根あたりは走った事例がかなりあるようですが、さすがにここはi-MiEVで乗り入れたのは私が初めてか?(そう思っていたい)
すると、驚くことに、10%程度の勾配になると、45km/hくらいで登ってもバッテリーメーター1コマあたり2kmしか走らない!!
よくある5%くらいの勾配だと4~5kmは走るのに。
頂上付近に行くまでに一気に4コマくらい減ってしまい大いに焦る。
しかし、そういう勾配もどこまでも続くわけじゃない。日本中探しても、せいぜい10kmくらいしか急勾配は続かないと思う。
10kmでも5コマのバッテリーで大体の峠は登れる。
下りはさすがに回生ブレーキの効果あり、1コマあたり21km走った場面もあった。

そうは知っていても、急登坂で2kmごとにバッテリーが減るのは精神衛生上よくない。
やはり、もう少し大きな電池を積んでいる必要がある。
ガソリン車も10%以上の勾配を駆け上がるときの燃費は3~4km/Lくらいのもの。
特別EVの燃費が悪いわけではないが、i-MiEVの場合は1kWhをガソリン1Lだと考えると16L分しか電気を蓄えられないので、大いに不安になる。
普通の軽自動車って少なくとも30Lくらいタンク容量ありますからね。

今回の走行では全行程で約105km走り、バッテリーは12コマ消費。
平均電費は8.7km。1名乗車でエアコンはほとんど使っていません。
電費を元に満充電で走れる距離を計算すると139km。
一般道は上限60km/h程度でエコランの体制をとったが、40km/hでチンタラ走るようなエゴ運転はしていない。
終わってみれば、105km走って4コマもバッテリー残っていたので、もう少し攻めた計画でも良かったのかもしれない。
とはいっても、電欠したらイヤなので・・・(笑)

長野県にも急速充電スタンドができたので、途中で立ち寄り利用してみることにした。
アルバック社製の25kWタイプ。いわゆる中速充電器です。
普通の急速充電器は50kWのものが多いですが、電力設備容量が小さい施設の場合、
キュービクルの設置などににお金が掛かる上、基本料金も大幅に上がるので、それらに対応させたのが中速充電器です。
i-MiEVの場合、急速充電器だと0→80%回復は30分で完了しますが、
中速充電器の場合、電力容量だけ見たら倍かかりそうな気もしないでもないですが、
実際は、1.5倍の45分で完了する。
なぜか?
i-MiEVの場合、寿命を考慮して、受け入れ電流が100A(2C)程度に制限しているため、50kWの出力があっても、その7割の36kW程度しか受け付けない。
なので、25kWの充電器であってもあまり差が出ないのだ。
しかもSOC(電池の充電率)が70%あたりを超えると10kW程度しか受け付けなくなる。
すると、容量の差はもはやない。
日産のリーフはi-MiEVの1.5倍の電池を積むが、0-80%回復時間は30分。
充電電流が大きくても大丈夫な電池を積んでいるので、
電池が大きい割りに充電時間はi-MiEVと変わらないというわけです。

技術の話はともあれ、実際に利用してみたレポートに戻りましょう。
まずは、充電器の前にEVを止める。
充電はセルフサービスかと思いきや、充電器を見ると、「従業員に声をかけてください」と書いてある。
事務所に行き、利用したい旨を告げると、全て従業員の方がやってくれた。
消防法の関係とかで、従業員がやることになっているとおっしゃっていた。
しばらくは無料サービスらしい。
充電器差し込んだ時点で(うろ覚えだが)35%程度の充電率を充電器の液晶が指していた。
けっこう電池残量があるので残り時間は30分という表示。

ここで???が!
バッテリーメーターは充電器があるガソリンスタンドにつく少し手前で残り4コマになったばかり。
35%の充電率だと、5コマはなきゃおかしいはず。
車載のバッテリーメーターは電池の満充電から空充電の状態を全て表示しているわけではないことがわかる。
実際より少な目の電池容量を示すように意図的にしているのだろう。
電欠する人が出ないように。
そこで、充電器の表示を頼りに、電池容量の何%を利用しているかを推定してみた。

i-MiEVの電池は1セルあたり3.7V,50Ah(公称容量)なので、88セルで16280Whある。
充電器の液晶を何枚か写真に取り、充電電力量の変化と容量パーセントジの変化を調べてみた。
いくつかの差分をとって計算してみたら15700Whが通常利用されている計算になった。
割合にすると、電池公称容量の96%を普段利用しているようだ。
あまり宛になる推定方法ではないのでもう少し調査したいが、かなり広い範囲で電池を使用していると思う。
ただ、EVの電池でSOC範囲が90%以上に設定されていることなど考えにくいので、充電器の表示がどこの電力量を表示しているのかも詳しく調べる必要がある。
ちなみにハイブリッドカーの電池は20~30%のSOC範囲しか使用しません。

それに、バッテリーメーターの16コマを使い切ってもさらに約1~1.5コマ分の秘密の緊急使用領域があることがわかった。
車載のバッテリーメーターは電池SOCの0%から100%までを表示しているわけではない。
見た目上バッテリーが空になっても10km程度走れたというレポートがあるので、そのような緊急使用領域が設定されているのだろう。
もし、i-MiEV借りてバッテリーがゼロ表示になっても、あと5km程度で着けるなら助かる確率高いので覚えておくといいと思う(笑)

30分程度して充電器に戻ってみると、ちょうど充電が終了していた。完了予測時間はけっこう宛てになるんですね。
バッテリー冷却のためにエアコンが作動するので車体下から凝縮水が垂れてかなりぬれていた。
車載のバッテリーメータを確認すると16コマ中13コマになっていた(充電開始時は4コマ)。
1コマあたりの平均所要時間をざっくばらんに計算すると3.3分/コマ。
あと20kmで目的地!などという場合は10分充電してやればいい。
ちなみに、急速充電後に一旦充電プラグをはずしてもう1回つなぐと、普通充電に切り替わり、100%くらいまで充電することも可能らしい。
事業所等、他人が使うことがない場合ならそういった使い方もできるでしょうが、公共の場所でそれやられると迷惑極まりない。
もっとも、まだそれほどEVが走っていないので誰も迷惑しない?
今回お世話になったガソリンスタンドも一般客は私で3人目。
そのガソリンスタンドを経営する会社(フジドリームエアラインズなどを経営している会社)では
松本でEVレンタカー事業を今夏から展開しており、あとの2人はそのお客さんが充電しにきたもの。
部外者としては私が始めて(ちょっと嬉しい!)

ディーラーに戻り話をしていたら、4時間も借りていくお客さんはいないとのこと(笑)
ましてや100km以上走ってくるヘンな人などいないだろう・・・
今回は105km走破しましたが、もしそれ以上走ったという方いましたら是非とも連絡ください(笑)
これから挑戦してみようという方も、過去のレポートも参考に計画を立ててみてください。
最近になって、三菱ディーラーの貸し出しサービスは貸し出し時間が4時間から8時間に延長されました。

EVはゲーム感覚で航続距離を伸ばせるので中学生の頃、自転車で100km走破したときのような若い心がムクムクとわきあがってくるから不思議!
確かに300kmくらい走ってほしいというEVに対する夢もありますが、
現状の性能でいかにうまく使い倒すかというテクニックも大いに楽しめると思います。
「最近車が面白くない」という方は是非ともEVをお試しください。
車の出来が良くなりすぎたから最近の車はつまらないと感じるのかもしれません。
Posted at 2010/09/20 23:24:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2010年08月18日 イイね!

またまたi-MiEV

またまたi-MiEV先日、実家から片道40km程度のところへ日帰りプチドライブをしようという計画が突如立ち上がる。
普通に行くんじゃ面白くないので、i-MiEVをレンタルして行く事に!

往復80kmくらいならどんな乗り方しても走れることは先日のドライブで確認済みなので、手に汗握ることなくスイスイドライブ。

まずはディーラーでレンタカーを借りる。
新しく卸された車らしく、走行距離約200km!新車のにおいプンプン。
電気自動車の新車なんて体感できる人そうはいないだろう。
写真のとおり、一応ツートーンカラーで派手だが、イメージカラーの赤と白のツートーンでないので、i-MiEVという感じが薄い・・・

外気温は35℃という猛暑!同乗者からクレームつくと困るので、ディーラーを出て早速エアコンをON!
電池の負担を考え、急速クールダウン運転はしなかったが、3分くらいで冷たい風は出てくるし、5分もすればけっこう快適な空間になる。
この暑さで快適なのでクーラーの効きはまったく問題ないと考えていい。意外なことにクーラーは弱めならあまり電費に影響しない。

最初は一般道を流れに乗って走行。
バッテリーメーターの1コマ目の減少は13km走ってから。
一般道ならエアコン使っても10km/kWh走ると考えていいだろう。
高速道路に乗り、追い越し車線ペースで走り続ける。
もちろんエアコンもしっかり効かせたまま。
すると、バッテリー1コマあたり7kmくらい走る!
走行条件も違うが、前回よりも電費がいい。
3%くらいの勾配を100km/hで走るぶんにはあまり電力の減少を感じない。中央道に多い5%近い坂の場合は80~90km/hまで落としてあげるだけで電費はずいぶんとよくなる。

約33km走り、一つ目の目的地へ。
電池は16コマ中12コマも残ってる。
ここまでの電費を推定すると7.3km/kWh。

その後、その他の目的地をぐるぐると回り、帰路につく。
よほど渋滞すれば別だが、市街地や田舎道を普通に走る分には本当にバッテリー減らない。
たぶん、乗ったらバッテリーの減らなさに驚くと思う。

全行程で約72km走り、ディーラーに着いたときにちょうどバッテリーのコマ数が16コマ中6コマになった。
10コマ分(10kWh分)で72km走ったということですね。
平均電費は7.2km/kWhでした。

深夜電力でない普通の電力価格(22円/kWh)で考えても、ガソリン1L分(135円)あたり37km以上走っているということ。
深夜電力なら135円で91kmも走るのだからスーパーカブ並みである!

160km程i-MiEVを乗り倒してみてわかったことは、エアコン使った平均電費で7.2km/kWh程度になるということ。
高速道路の電費はエアコンありの100km/hで6~7km/kWh程度。
市街地と高速道路が半々くらいなら、115km走る。
高速道路だけなら100km位だと思えばいい。
寒冷地でヒーターを使った場合の航続距離はここからさらに2割減少するという。
つまり、上の数字に0.8をかけた値が冬季の航続距離になるのだろう。
極悪の条件でも80km位は走れるようだ。

リーフの場合、JC08モード電費は8.3km/kWh近くなるようだ。達成率を75%するとすると6.2km/kWhで、実用航続距離は140km程度。
まだまだ心もとない気もするが、急速充電器で1回補充電さえすれば260kmくらい移動できてしまう。
現在はバッテリーの性能上、大電流は流せないが、東芝のSCiBやハードカーボン負極の電池のように、大電流充電しても寿命が短くならない電池なら、100kW程度の超急速充電器使った場合、5%→80%充電は10分で完了する(現在は25分程度かかる)。
ここまで来れば10分補充電するだけで110kmは走れてしまう。
普段は140km走ればまず問題ないから出先で充電する機会は少ないだろう。
帰省したりスキーなどにいくときも途中で1~2回充電してやるだけで、たどり着ける場合が圧倒的だと思う。
急速充電器は高速道路や幹線道路、観光地の周辺にだけあればいいので、ガソリンスタンドほどの数は要らないと思う。
EVはシティコミューターだけで終わらしては勿体無いと最近実感しています。
ガソリン代が気になる長距離こそ低コストで走りたい。
250km移動しても1000円かからないのですから、遊び人には嬉しすぎる!
Posted at 2010/08/18 21:43:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2010年08月08日 イイね!

[i-MiEV] お試しアイ・ミーヴ

今まであまり知らなかったんですが、i-MiEVを500円/1hで借りられるサービスが三菱ディーラーで始まっていました。
上記の料金設定は最大4時間までしか適用されませんが、レンタカーとしてもう少し長時間借りることも可能です。
(MMCレンタカーのHPで4h以降の料金は確認できます)
軽自動車のレンタカーって一日5000円程度でしょうか。
そう考えると安くはないけれど、ガソリン代かからないし、新しいものを試したい新技術好きには十分すぎるほどリーズナブル!
4hで2000円なので、休日に走り回ってみる価値はあると思います。

しかも、実家から遠くないところに試乗車があり、これなら乗れるじゃないの!ということに。
迷うことなく、レンタル予約したところ、本日の予約が難なく取れた。
そんなわけで、本日4時間程i-MiEVを乗り回してきました!
一人で乗るのもなんなので、お友達のクレバスさんをお誘いして二人で。
最悪、電欠したときに押してもらうために!(というのは冗談)

i-MiEVの航続距離は10・15モードで160kmというのはご存知のとおり。
しかし、実際はそんなに走らない。
レンタカーの案内書には80~100kmまで走れると書いてある。

今回設定したコースは約85kmで、普通に乗れば難なく走れるコース設定だ。
もしレンタカー借りるなら、事前にGoogle Mapで距離を計算するとよい。
もう少し攻めて100kmくらい走っても良かったが、どのくらいの電費なのかまだまだわからないので程々の設定に。
持ち物として、充電プラグの接地極付の100Vコンセント(3本足)を通常のコンセント(2本足)に変換するアダプターを持っていく。
説明書では変換プラグの使用は禁止されているが、万一に備えて携帯したい。
最悪の場合、コンセントを貸してもらって充電させてもらうことができるからだ(笑)

ディーラーにつくと、i-MiEVは充電中で200Vコンセントに接続されていた。
なんと、赤と白の派手なツートーンカラーだったりして・・・(笑)
営業さんに車両の説明を一通りしてもらい、12時に出発!

出発時の推定航続距離は70km。これじゃ、今回のコース回れないジャン!と思うのは気が早い。
電欠する人が出ないよう、けっこう余裕を見た予想なのだ。
ちなみに、最新のロットのものではかなり高精度化されているようだ。
他の部分もカタログにはかかれていない改良がかなりされているらしい。

ディーラーを出発して走り出すと、「静かだ!」という独り言を何回も言ってしまう(笑)
自動車だけれど、自動車じゃない新しい乗り物なのです。
ハイブリッドカーとは違う異質の乗り物であることはわかると思います。

今回は高速道路での実用性を確かめたかったので、すぐに中央道・諏訪ICから高速道路へ。
加速車線でフルスロットルをかましてみると、ジェット機というか新幹線というか、
キーーン!という気持ちいい音がして一気に100km/hを超えてしまう。
その時点でディーラーから5kmくらいであったが、電池が一コマ(合計16コマある)減ってしまった。
高速道路を100km/hで走ること自体は楽勝ではあるが、電池の減りはそれなりに多い。
アイは背が高いので空気抵抗がけっこう大きいのである。
できるだけ電池に余裕を持ちたいので80~90km/hの巡航に切り替える。
高速道路上でのエアコンは送風だけにしたつもりだったが、実はコンプレッサー回っていて電力消費していた(汗)

高速道路を25km程走り高速を降りる。4コマ分バッテリーを消費。
1コマが1kWhなので、電費は6.2km/kWhという計算に。
予想よりも悪いのですが、原因は強い向かい風です。無風なら7km/kWhは超えます。
長野県内の中央道なのでアップダウン多く条件は良くないものの、
80~90km/h巡航はエアコンありでそのくらいというのがひとつの目安であろう。
100km/h+エアコンありだと6km/kWhくらいでしょうか。

伊那市内で名物・ソースカツ丼を食べる。レストランの駐車場でおおいに注目される。
サイドに張ってあった「電気自動車 体験中」とかいうマグネット式のシールが派手で恥ずかしかったので、はがしました(笑)
それでも、色が派手なので注目される。

昼食後、私の実家で50分ほど充電することにした。

庭で充電開始です。なんとかコードが届きました。


右サイドが普通充電プラグです。左は急速充電プラグですが、長野県には充電できる場所まだなし。


充電ガンは使いやすいカタチで特に迷うことなくつなげる。
屋外の100Vコンセントに接続です。
なお、写っているNationalの機械(ヒーターの室外機)は関係ありません(笑)
ケーブルにつなぎ目があるのがわかると思いますが、つなぎ目からコンセントまでは100V用の変換プラグです。
その部分は1mあります。
車両からつなぎ目までが100V/200V用のケーブルで5m。
100Vなら6mのケーブル長があるということです。



48.5km走って、7コマのバッテリーを消費。
高速道路を走り、一般道も法定速度近辺で普通に走って6.9km/kWhですから、まあまあの結果ですかね!
実家からディーラーまでは36kmですのでこのまま行くと充電しなくても余裕で走れる計算。
しかし、充電したことによりこの写真の位置から1コマ回復しました!

メーターに、charge, eco, powerという表示があるが、普通に走る分には緑色のeco領域で十分走れる。
40km/h程度でアクセルを抜くとDレンジの場合、chargeエリアの1/3くらいまで回生がきく。
おおよそ60km/h以上でなおかつ、Bレンジ(回生を積極的に行うポジション)にすると、
フルスケールを使い切るくらいまで回生が可能。
20km/h以下だと回生がカットされてしまうが、滑らかな運転をすると、停止寸前以外はブレーキペダルを踏む必要がない。
回生を適切に行うことが航続距離を向上させるためのコツなのはいうまでもない。
平均速度30~40km/h、最高速度70km/h程度で時々信号に引っかかるような田舎道でエアコンを切ると、
なんと、15km/kWh程度走ってしまう!
満充電なら一般道を220kmも走れてしまうのだからすごい。
エアコン使ってもカタログ値は超えてしまうだろう。


充電中に車両のチェックなど。

興味深かったのがタイヤの空気圧。
かなり指定空気圧が高い!
転がり抵抗を極限まで減らすための工夫なのだろう。
ちなみに、250kPa以上入れてもあまり転がり抵抗変わらないので、このあたりが上限でしょう。

充電を終了し、急な峠を経由し、ディーラーへ向かう。
峠の登りが懸念事項ではある。頂上はなんと、1200mを超える標高である。
実家の標高約600mから実に標高差600m以上。
峠の入り口から頂上までは20kmあったが、6コマも電池が減ってしまった。

ゆるい登り坂では6~7km/kWh程度。
急な登り坂を60km/hくらいで渋滞作らないように走ると3km/kWhくらい。

登り坂では電池減るもののパワーは十分すぎるほど。
峠の登りで遅い車を追い越したりしたが、かなりスムースに追越できる。
愛車のレガシィよりもスムースなくらいだから驚く。

峠の頂上で電池残量は4コマ。これだけあれば余裕!
関心があったのが、峠を下ると回生ブレーキによりどれだけ充電されるのかということ。
高低差は約600mですが、峠下るまでに1コマ半程度(?)電池残量が回復!!これは嬉しい。

峠を下ればディーラーはすぐなので、5コマも電池残量あれば余裕余裕。
いままで控えていたエアコンの効きを強めにし、ここぞとばかりに気持ちいい加速を楽しむ!
軽自動車なのに、1.5Lクラス並みの加速感。
30km/hくらいからフルスロットルしたときのシートバックに押し付けられる感覚はたまらないです。
これはクセになりそう・・・
意外にも高速域の加速がいいので、電池残量を気にしなければ高速の追い越し車線をかっ飛ぶことも可能です。

時間通りにディーラーに到着したものの、車を降りたくない気分になりましたね(笑)

結局、計85km走って12kWh弱の電力を消費しました。
平均すると7km/kWh強。
つまり、バッテリーの16コマ中15コマを使ったなら105km走れたということ。
今回、一般道ではガソリン車と変わらない実用的な乗り方で加速もかなり楽しんだ。
無理なエコランはしていません。回生制動を積極的に入れる工夫はしたものの、一般的な運転です。

高速のみ80~90km/hだったものの、誰でもこのくらいの電費にはなると思っていいでしょう。

電気自動車も案外実用的だと思いました。
10・15モード達成率は70%ですから、まずまずでしょう。
クーラー使用だと今回くらいの結果になるはずですが、
寒冷地でヒーターを入れるとさらに1~2割電費は低下するので、
何時でも誰でも安心走れるのは80kmくらいであることに変わりない。
やはり、今の2倍くらいは走ってくれないとメインカーとしては使えない。
冬場も200km走れるEVが出てきたらいよいよEVの時代になるでしょう。

興味ある方はぜひともディーラーへ問い合わせてお試しください。


今回の走行パターンと電費の一覧です(電費等は推定値)。

ディーラー            走行距離  電費   使用電力量
↓ 一般道(エアコンOFF)  3km    6km/kWh  0.5kWh
中央道・諏訪IC
↓ 中央道(エアコンON)  25km    6.2km/kWh 4.0kWh
中央道 伊北IC
↓ 一般道(エアコンOFF) 10km 10km/kWh 1.0kWh
レストラン
↓ 一般道(エアコンOFF)  10km 10km/kWh 1.0kWh
実家 (50分間充電/0.8kWh程充電?)
↓ 一般道(エアコンON)  37km 7.4km/kWh 5.0kWh
ディーラー
             総距離:85km 平均電費:7.4kWh/kWh 使用電力量:11.5kWh
Posted at 2010/08/08 20:33:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2010年05月11日 イイね!

122333

122333先ほどレガシィのODOメーターを見ると122333kmを指していました!
群馬の富士重工の工場で生産されてから地球3周しちゃいましたね(笑)

私の手元に来てから2年半。
買ったときは75000kmの車でしたので、すでに5万kn近く乗った計算です。

飽きたらサクサクと乗り換えようかと思ってましたが、なんだかんだ愛着わいてきちゃいまして、現実的に今買える価格帯では他に欲しい車は無しというほど気に入っていたりします(笑)
予算があればいろいろ欲しい車はありますけどね。

今年の夏に車検通して、2、3年は乗るつもりです。
その頃には、ODOメーターは16万kmくらいいってますね^^;
Posted at 2010/05/11 20:28:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | モブログ

プロフィール

「みんカラ更新したいですが、仕事が忙しすぎる・・・休日は寝ていたい(笑」
何シテル?   08/04 23:05
√Kと申します。 学生から社会人に。 そして、車を運転するようになって5年。 よく無事故でやってこれたと思います。 車の買い替えを機にちょくちょく更新し...
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