いままでずっと延び延びになっていたボンネットの塗装修復。
手をつけたいのはやまやまだが、予算の工面でどうしても優先順位が後回しになっていたのだが、今回やっと予算を確保できて修復作業にとりかかることになった。
作業を依頼したのはいつもお世話にになる近所の板金屋さん。
ここは一般的な板金作業の他にも旧車のレストアやトラックの架装なんかもやっているのでFRP作業にも慣れているところです。
しかし、このボンネットの修復方法については前例が無く塗料メーカーに問い合わせたりで2週間ほどいろいろ検討してもらいました。
その結果出た工法が、剥離剤を使わず手作業でペーパーがけして塗装を剥いでその上に1プライFRPを貼って強度アップと表面均しを行うという方法。
単純だがこの方法をとることになった。
このボンネットは友人に頼んでワンオフで作ったもので1プライで製作されている。その為、重量は1Kg程度と軽量なのだが指で押したらベコベコするくらいに柔らかい。
この状態ではペーパーがけの途中に穴が明く可能性も充分あるし、塗装後の仕上げでたわんでクラックが入る可能性も高いので重量増にはなるが1プライ追加するという考えだ。
神経も時間も使う作業ということでじっくり取り組んでもらう為にまずはボンネットのみを入庫。
職人仕事は焦らせない、急かさない、値引き交渉しない、が納得いく仕上がりを手に入れる秘訣。
ボンネットの下地が完成したところでクルマを入庫してフロントフェンダーも含めて塗装に入ります。
それまではノーマルの鉄ボンネットで我慢。
めっちゃ重く感じますが久しぶりに出して来た鉄ボンネットはピカピカで自分のクルマじゃないみたいで落ち着きません(笑)
梅雨が明ける頃には完成する?…かな?
Posted at 2012/06/02 12:01:52 | |
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