北陸三県風車めぐり

せっかくの三連休なのに前2日は土砂降りの雨。
天気予報を気にしてみると、最後の月曜日はとても天気がよさそう。
ということで、日帰りでお手軽に行ける、北陸三県の風車めぐりをしてきました。


実は今回からカメラを新調しています。
あたらしくSONYのα7とともにドライブです。



CarlZeissのレンズをチョイスしたので、よりシャープで鮮やかな写真をご提供できると思います。


さて、今回めぐってきたのは順に、

・福井県あわら市　「あわら北潟風力発電所」
・石川県内灘町　「内灘町風力発電所(サンセットウイング内灘)」
・富山県小矢部市　「稲葉山風力発電所」

の3箇所。
どれもなかなか良いところでした。

早朝のすがすがしい風を浴びて回る風車を見たかったので、午前1時出発。
下道で敦賀まででて、そこから国道305号で海沿いをひたすら走ってあわら市を目指しました。
夜中から薄明るくなる早朝の海沿いドライブもなかなか良かったです。
福井県の日の出時刻の4:50頃を到着目標にしていて、ほぼその通りにあわら北潟風力発電所に到着しました。



少し高台にあるこの風力発電所は、戦車の砲を作っていることで知られている、日本製鋼所製の2MW出力の風力発電タービンが10基並んでおり、合計で20MWの出力をもっています。
農業との共存がテーマのようで、広々とした畑の中に風車が建てられています。





風車のすぐ近くまで近づけるようになっていましたが、早朝とはいえすれ違い困難な未舗装の農道で、関係者の邪魔になるといけないのと、そもそもMINIの車高では無理なので展望台以外の風車には近づきませんでした。

それにしてもこの早朝の空気感、なかなかよかったです。





さて、この風力発電所には、展望台が設けられているのですが、現在工事中でした。
より広い駐車スペースやトイレなどを建設中だったので、完成したらなかなか良いスポットになるのではないでしょうか。
まだ完成していませんでしたが、展望台は既存であるのと、工事は8-17時で、展望台までの経路は進入禁止になっていなかったので、展望台までは行って来ました。

展望台より。


こんなところに駐めていいのかと思いましたが、駐車場の案内看板がここになっていたので。
大きさが比較できておもしろいですね。



農産物直売所もありましたが、そんな時間に開いているはずもない午前6時。

朝の空気を十分味わって、国道8号で次の目的地、石川県内灘町の風力発電所を目指しました。




次にやってきた内灘町風力発電所。
のと里山海道を走るとかならず目に入るところにあるので、気になっていました。
風力発電所といえど、タービンは1基しかありません。
アメリカはGE Wind Energy社製の1.5MW風力タービンです。
減速ギア機構付きのナセルだったので音を聞いてみたかったのですが、あいにく風が弱くて停止していました。



運動公園に併設されていて、風車のすぐ前には恋人の聖地なるところがありました。知るか。
川の対岸に道の駅があって、そこからも眺めることができます。



立派な避雷塔が目立ちますね。

お次は富山県は稲葉山風力発電所。
内灘町からはそんなに遠くありません。
稲葉山牧場と併設です。子供向けの牧場施設や休憩所、きれいな公園もあり、家族連れなら楽しめるスポットな感じでした。

こちらは前にも紹介した、ドイツはエネルコン社製の0.6MWの比較的小型の風力タービンが3基並んでいます。
エネルコン社製の風力タービンの特徴であるたまご型のナセル(風車の付け根のところ)がとてもかわいいですね。







こちらの風力発電所も風不足で停止中でした。残念。
でもとてもすがすがしい雰囲気の中、風車を堪能できたので大満足でした。



今回は新しいカメラの試し撮りがてら、なかなか楽しくめぐることができました。



段々マニアックな記事になっていっている気がする風車めぐりシリーズ。
需要あるんでしょうか。

次はどこに行きましょうか。
でもやはり頭に浮かぶのは、霧でダメだった福島の郡山布引高原。
8月のお休みの天気のいいところを狙ってリベンジしたいと思っています。