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はづきのブログ一覧

2013年09月26日 イイね!

アイデンティティという名の足かせ。

1990年代。当時流行していたミニバンを含めたRV車をラインアップしておらず業績が低迷していたホンダを救ったのが初代オデッセイのヒットであることは有名なエピソードです。

また開発費の制限からアコードをプラットフォームに使用せざるをえずある意味「仕方なく」全高が低くなりリアドアはスライドドアではなくヒンジドアになったわけですが、それが逆にこれまでのワンボックスタイプのミニバンにはない乗用車然とした雰囲気の演出につながりヒットにつながったのも有名かと思います。

初代の発売から20年弱4代にわたって歴代のオデッセイが「低い全高」と「ヒンジドア」を堅持していることからもこのふたつはオデッセイのアイデンティティであることは間違いありません。

一方で日本では空前のミニバンブームがおこり、今となっては「高い全高」と「スライドドア」が日本においての「乗用車像」にとってかわってしまいました。
低い全高とヒンジドアなんて使いにくいとしか思われない社会になったわけです。

この変化についにオデッセイも自らのアイデンティティを捨てなければならないという決断がくだされたようです。
5代目となる新型オデッセイのティザーサイトと内外装の写真が公開されていますが、そこにはほどほどの全高と両側スライドドアを装備したミニバンのトレンドど真ん中なクルマが写っています。

こうまで意気揚々と両側スライドドアがアピールされているのを見ると、やはりオデッセイにとってかつてのアイデンティティはもはや足かせでしかなかったのだと実感させられます。
やりたいようにできるようになって良かったですね、とは思うんですがちょっと遅きに失した印象です。
せめて4代目へのフルモデルチェンジ時に今回のような取り組みができていれば今の凋落にも少しは歯止めがかかっていたかもしれません。

ところで、今回はミニバンのモデルチェンジの話題そのものが久しぶりに感じられて新鮮でした。

各社ミニバンの発売日を調べてみると以下のようになっているのでそのように感じるのも当然かもしれません。ミニバンのビッグネームのフルモデルチェンジとしてはセレナ以来の実に3年ぶりなんですね。

・トヨタ アルファード/ヴェルファイア 2008年5月
・トヨタ ノア/ヴォクシー 2007年6月
・日産 エルグランド 2010年8月
・日産 セレナ 2010年11月
・ホンダ ステップワゴン 2009年10月

さらにこれらミニバンの今年9月の売り上げは以下のとおりです。
・セレナ 10,865台
・アルファード/ヴェルファイア 8,272台
・ステップワゴン 8,237台
・ノア/ヴォクシー 6,394台
※エルグランドはランキング30位圏外のため不明

セレナのランキング5位を筆頭にどのモデルも10位前後の売り上げです。
これを見ていると急速に進化していった日本のミニバンにはもう伸び代が無いのかもしれないと感じます。

特にアルファード/ヴェルファイアで象徴的なのですが、一昔前であればフルモデルチェンジしていてもおかしくないぐらいの時間が発売から経過しておりかつ高価格帯のクルマであるにもかかわらず売れ続けています。
すなわち使い勝手を中心とした性能面では5年前のクルマでもなんら問題がないということを示しています。

またそのユーザー層も「先進性」とか「高性能」といったキーワードよりもみんなが乗っていて評判も悪くない「安心感」を重視していると言えるかもしれません。

このような社会の中で新型オデッセイがどれだけ存在感を発揮できるのか注目したいと思います。
Posted at 2013/10/31 18:24:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマノワダイ | クルマ
2013年09月25日 イイね!

人はミスをするものと諦めないでミスを減らす取り組みに拍手。

マツダが新型アクセラから「新世代カーコネクティビティシステム“マツダ コネクト”」を搭載すると同時にHMI(Human Machine Interface)コンセプト「Heads-Up Cockpit(ヘッズアップ コクピット)」に基づく新HMIを採用するそうです

前者はスマホなどと連携して各種WEBサービスが利用できると同時に対応アプリのインストールができるなど「車載スマホ」とでも言うべきデバイス、後者は「人間中心設計を徹底し、3つの不注意運転要因(見るわき見、意識のわき見、操作)を最小化。」するために用意された3つのデバイス。

具体的には「ダッシュボード上に設置され、視線を下げずに確認しやすい7インチセンターディスプレイ」「手元を目で確認しない操作を追求したコマンダーコントロール」「車速やナビゲーションのルート誘導情報などをメーターフード前方に虚像として表示するアクティブ・ドライビング・ディスプレイ」の3つ。

これらは期せずして、最近ブログで取り上げた2つの話題に対してのマツダからの回答になっています。
ひとつ目は新型A3がインターネット接続可能になったことについて「クルマのインターネット接続はスマホとの連携に軸足がうつっている」と書いたことに対する、ふたつ目は新型FITのエアコンがタッチパネルによる操作になったことについて「メーカーが率先して事故を誘発するな」と書いたことに対する回答です。

特にふたつ目は素晴らしい取り組みだと思います。
今、自動車業界は「自動で止まってくれる」機能そしてその先の「自動運転」でおおいに盛り上がっていますがもっと根元である「ミスを起こさない環境づくり」への取り組みも同じように評価されるべきだと思います。

これまでも各メーカーそれぞれで同様の取り組みはなされていたと思うのですが(新型FITの件があるので少し不安)それが日の目を見ることは少なかったように思います。
クルマの安全性について注目が集まっているこのタイミングで、この取り組みを全面的に押し出してきたマツダさんはなかなかしたたかですね。

人はミスをするものこればっかりは仕方ないという前提で自動ブレーキの装備こそが事故を減らす唯一の方法、ぐらいに盲信していましたがまだまだ取り組むべきことは残っているんだということを気づかせてくれました。

ナンバープレートの位置がなんかおかしい」とかささいな問題かもしれない。
新型アクセラ、欲しくなってきた。

ところで「アクセラから」ということはCX-5やアテンザにもマイナーチェンジなどで順次搭載されていくと考えるのが自然でしょうか。
特にアテンザはアクセラに下剋上されているかたちなので早急な対応が必要かもしれません。
※このあたり「先進装備は上級車種から」という姿勢が残っている日本メーカーの中では異色ですね。直近では歩行者エアバッグをエントリーモデルであるV40に真っ先に採用したボルボが思い出されます。

新型デミオはどうなるんだろう。
せめて「Heads-Up Cockpit」に基づいた運転席になっていると嬉しいです。
Posted at 2013/10/22 18:32:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマノワダイ | クルマ
2013年09月24日 イイね!

孤独のグルメごっこ。パート5

孤独のグルメごっこ。パート5娘が自分のことが大好きで。
いや私も嫁さんも負けないぐらい娘のことが大好きではありますがまあそういう家族の絆的なことは置いてですね自分が映った動画を見るのが大好きなのです。

ビデオカメラデジカメiPod、最近はどのデバイスも液晶ディスプレイが大きいですからデバイス単体で動画が十分に楽しめます。
で、娘がせがむわけです。それらデバイスに撮りためた自分の映った動画を再生せいと。

私は私でひざの上にちょこんといやどっかと座る娘にデレデレですから動画視聴中にはiPodスタンドとしての役割をまっとうするわけです。
水35ℓ炭素20kgアンモニア4ℓ石灰1.5kgリン800g塩分250g硝石100g硫黄80gフッ素7.5g鉄5gケイ素3gその他少量の15の元素でできたスタンドですよ。

そんなことを毎日何回も繰り返しているのですぐに娘もiPodの操作を覚えてしまいロックの解除や動画の再生ボタンを押すぐらいなら自分でできるようになりました。
ただどちらかというと手当り次第に画面をタップしているだけなので思いがけない動作をする時もあります。

先日などは写真を一枚ゴミ箱に放り投げてくれやがりました。
iPodのカメラロール内のデータって一度ゴミ箱に入れてしまうとデバイス内では元に戻せないんですね。
復旧ソフトもあるようで試してみたのですがうまく行きませんでした。

失われてしまったのは今回ネタにしようとしていたラーメンの写真です。
どうでも良い写真で良かったです。不幸中の幸いとはこのことでしょうか。
わずか8秒の初めてのあんよの動画が失われたらと考えるとゾッとします。

というわけで今月もお暇をいただきましたのでラーメンを食べてきました。
「麺屋 白頭鷲」です。

お昼時からそう外れた時間帯ではなかったと思うのですがお店は店主の方がひとりで切り盛りされているようで座席は10席ほど。
私の前に待たれていたのが4名ぐらい。評判が良いから待ちができているのか単純に回せてないからなのか微妙なところですね。

ラーメンはですね乱暴に言ってしまうと魚介系のつけ麺のスープに麺が放り込んである感じ。

魚介系好きなのでおいしかったんですがまた行きたいなとは思えないお店でした。
店主の方のキャラクターとうか方針なのか店内があまりにも殺風景すぎて食事があまりにも楽しくない。居抜き出店だと思うんですが本当に抜いただけ。

いや一人でラーメンすすってる時点で寂しいというのは承知していますが「ラーメンの味だけで評価してもらいてーんだ」みたいなノリで迫られても久しぶりの外食だというのに大学の食堂※以下の雰囲気で食事させられるのもなあと。寂しさが募っちゃうじゃないですか。
や、だったらラーメン屋いくんじゃねーよというツッコミは甘んじて受けたいと思います。
※出身校によって感じ方に個人差があります。
Posted at 2013/10/21 00:51:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザッキ | 日記
2013年09月23日 イイね!

お墓参り。

お墓参り。お盆に行けなかったお墓参りに行ってきました。
山の中腹にありそこまで車道もとおっていないので山のふもとからお墓まではえっちらおっちら階段をのぼっていくことになります。

家族でお墓参りにいくたびに親からあんたを抱っこしてここまで来るのがしんどかったと愛憎入り混じった感じでこぼされていましたが、その時はまだ自分がこうして娘を抱っこしてえっちらおっちらするなんてことは想像だにしていませんでした。

きっと私も娘が大きくなったら昔はあんたを抱っこしてここまで歩いてきたんだとこぼすのでしょう。愛憎入り混じった感じで。
そして娘も自分の子どもにそうこぼすような未来であれば良いなと思いました。
Posted at 2013/10/18 12:18:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザッキ | 日記
2013年09月22日 イイね!

芝生を満喫。

芝生を満喫。サンドイッチなんかをたずさえて公園に行ってきました。
敷地面積4160,000m²とか言われてもまったくピンときませんがとにかく広い公園です。
ここで昼食をとって連休っぽくのんびりしてみようと。

広大な芝生の庭に大きな木が点在していてその木陰でみなさん思い思いに休日を過ごされているようです。中にはテントで陣営を築かれている人も。
それにならって木陰の一角にお邪魔しサンドイッチをほおばりました。

幸い天候が良く、程よい日差しと快適な気温が気持ち良いです。
芝生に寝転がればすこーんとした空がどこまでも続きとても爽快。
こういう休日は久しぶりというか初めてのようなものなのですが幸せな気分にさせてくれますね。

愉快だったのが芝生スペースで体を動かすひと組のカップル。
私達が木陰に腰をおろした時にはバドミントンに興じていましたが、次々と種目が移り変わり「キャッチボール」「フリスビー」「テニス」「サッカー」「ビーチボール」とおよそ考えうる限りの公園で楽しめるスポーツを満喫されていました。

二人ともデート然とした格好でバッグも小さなものでしたからどこからこれだけの得物を取り出し続けられたのか今でも謎です。

びっくりしたのが自分の体重の重さ。
娘のなわとびを飛んでみたのですがちっとも飛べねーでやんの。二重跳びとか無理。
地面に自分がめり込んでいく感じです。

あと新居の庭には芝生を敷きたいなあとか思いました。手入れが難しいらしいですけれど。
Posted at 2013/10/18 12:16:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザッキ | 日記

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2008/05/24 20:32:14
 

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