追加でクルマを購入する必要が出てきました。
具体的には私が通勤のために駅まで乗っていくクルマです。
なんだかんだで結局田舎はお金がかかります。
かかります、とは言えかけられるお金はたかが知れています。
妻から提示された予算は、70万円。
購入後のメンテナンス費用や税金なんかには無頓着なので、走行距離の多いクルマやなんとなく税金が割高な1.6リッターエンジンのクルマ(主に輸入車)を提案しても反発はなさそうです。
ただ、購入後すぐに車検があってウン十万円かかるのはやめてくれということなので、車検付きか1年以上車検が残っているものを狙う必要がありそうです。
私だけが乗るクルマになるので、千載一遇のチャンス。MTを絶対条件にしましょう。
という感じで、いくつか候補を挙げてみました。
■MINI
おかえり!MINI。
なんだかんだ今でも好きで、まっさきに候補にあげました。
デザインは
初代の後期モデルが好きなので、2004年から2006年の間のモデルになります。
中古車市場ではおそろしく高値安定のMINIでしたが、さすがに初代は発売から10年以上が経過しこの予算でも買えるものが多いです。
MTの流通量という意味ではCooperSの方が買いやすそうなのですが、今度はCooperでテコテコ走ろうと思います。
懸念点は購入後にお金がかかりそうなこと。
走行距離はもちろん多いですしメンテナンス費や、そうそうに登録から13年を迎えることによる税率アップ、割高な自動車税、と目白押しです。
あとは気持ちの部分で、せっかくの機会なんだから乗ったことのないクルマにしたほうが良いのかな、とか。
モデル最終年に発売された限定車「
パークレーン」なんかが気になっています。
ボディカラーのロイヤルグレーが素敵。
■ルノー トゥインゴ
もちろん
先代モデルです。
先日見てきた
新型は素晴らしかったですが、先代モデルもなかなか魅力的。
MTモデルにだけ装備されたグラスルーフが気持ち良さそうです。子どもも喜んでくれるかな、なんて。
エンジンが1.1リッターなので税金がMINIより5千円安いのも助かります。
ん?あと100cc少なかったら、さらに5千円安かったのか。
難点は、ただひたすらに中古車がありません。日本全国に3台とかです。
「ルノースポール」というスポーツモデルは比較的台数があるのですが、予算が少しあわないのとグラスルーフが装備されてないのが残念。
■フィアット グランデプント
私はすごく
好きなデザインなのですが、妻からの評価がイマイチで不利な情勢です。
トゥインゴと同じぐらい台数がないのもネック。
ボディカラーにブラックを選ぶと、インテリアの差し色にオレンジが使われこれがなかなか良い雰囲気なのですが、「ブラックはあなたのイメージじゃない」と妻が。妻の壁が高い。
■フォルクスワーゲン ポロGTI
ここでまさかのポロかぶり。先代の
GTIにはMTしか設定されていなかったんですね。
MINIを買うとき、少しだけどちらにしようか迷ったクルマでもあります。
MINIより人気がないからかMINIよりは割安な印象。
妻も今のクロスポロを気に入っているので、反応は悪く無かったかです。
チェック柄のシートが素敵。
とは言え、いくら動力性能や操作性が異なるとは言え、内外装がほとんど同じクルマを買うのももったいないかなあと。
ブログのネタには最適だと思うんですが、こんな僻地のブログの出オチのためにウン十万円使えるほど恵まれていないしなあ。
■プジョー 206
これもMINIを買うときに競合したクルマです。
中でも「
SW」というショートワゴンが好きです。Bセグメントのワゴンというニッチなポジションのクルマ。
当時は毎週のように試乗させてもらっていました。トランスミッションやブレーキのタッチがなじみづらいクルマだったので新車では買えませんでしたが、激安中古車なら許容範囲なのではないでしょうか。
ただ、あまりにも古すぎるかも。1999年の登場です(SWは2002年)。2000年代でないのは何気にインパクトが大きいです。
そのためか、その爆発的なヒットに応じて一時期中古車市場も賑わっていたのですが、すっかり台数が減りました。
■マツダ デミオ
現行からひとつ前の
3代目モデル。インテリアを除けば現行より好きかもしれません。
なんとなくの国産車の安心感も心強いです。
インテリアは「カームホワイト」というホワイトのシートが好みなのですが、カームホワイト自体の台数が少ない上にMTとなるとほぼ絶望的です。
■スバル R2
維持費を考えるのなら軽自動車が最強!ということで考えてみたのですが、MTが設定されている乗ってみたい軽自動車は
これぐらいでした。
あとはパジェロミニとかネイキッドとか、、、なのですが、なんとなくですが軽自動車のMTって状態が悪い車両が多いような。
■プジョー 1007
番外編です。
「両側スライドドア」は珍しくありませんが、これは運転席と助手席がスライドドアというニッチにもほどがある
クルマです。もちろん早々に市場からも姿を消しました。
ですが、そういうクルマだからこそ私は好きだったりします。
不人気車ゆえ中古車価格はおそろしく手頃なので、ちょっとこじゃれたパーソナルカーをお探しの方にオススメです。
で、日本に導入されるにあたって奥様方のセカンドカーなんかを想定していたのかMTは設定されていませんでした。
当時私は「MTだったら買ったのになあ」なんて思っていたのですが、今回中古車を探していて「MTの1007」にであってしまいました。
なんでも本国のMTを輸入して換装したクルマらしいです、しかも正規ディーラーが。
これは有言実行、男を見せる場面ですが、あいにくの予算オーバー。
しかもボディカラーがブラックときたもんだ。残念だ。ああ残念だ。
特別期限があるわけではないのでのんびり探せば良いのですが、何も手がつかない状態になっているので、早々に決着させた方がいろいろな面で良さそうです。
さて、何にしましょうか。