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2008年04月29日

秘密はチタン合金&ジュラルミン7075&日本の匠テク!!

秘密はチタン合金&ジュラルミン7075&日本の匠テク!!  ってなわけでまさに超絶賛のロベルタリフターシステム! そのシクミは写真にあるように、サス取り付け部の薄いアッパーマウントの代わりに、黒いケースに入ったリフターシステムを挿入するわけで、要するにコイツが圧縮空気で伸び縮みするだけなんだけど、この技術がシンプルかつ実に深い
 
 というのもね。このシステムが発表されて約6年。スーパーカー業界では伝説的な人気商品なのだが、一見、俺でも作れるんじゃん? って感じのシンプル構成だけに、後追いも沢山出るわけなんだけど、しかしコイツが作れそうで作れない

 なぜか。それは最大7・5センチもある伸びシロをいかに確実かつスムーズに作動させるかってこともさることながら、なによりスーパーカーが物凄い強度を求められるからだ。

 例えば360でサーキットを走ったと考えてごらんなさい。ここにかかるパワーは何100キロどころか、おそらく瞬間的には何トンってレベルにもなる。それを縮まった状態はもちろん、多少作動に失敗して伸びた状態でも剛性を保証しなくては、厳しいスーパーカーの世界で生きていけないわけで、そのうえ前述したように7・5センチも伸び縮みするってことは異様なレベルでの剛性&強度がもとめられるわけだ。

 その秘密はケースとピストンに使われているチタン合金&ジュラルミン7075!! どちらも航空業界ではお馴染の金属で、特にジュラルミン7075は、超々ジュラルミンとも呼ばれ、切削加工の難しさで知られている。

 実際、ロベルタさんでは、国内用に安い商品を出すべく、海外に下請けに出したこともあるそうだが、技術で知られたオランダでもできなかったとか。そう、コイツの裏には実は非常にレベルの高い、日本の旋盤工など高い切削技術があるわけだ。まさしく日本の匠の技がコイツを作り出したってワケ!!

 F1の主要パーツもかなりの部分が日本で作られているといわれ、古くは本田宗一郎もエンジンパーツのたかだか小さな輪、ピストンリングを苦労して開発し、今の礎を作った。

 シンプルなパーツほど奥が深い! それは今も同じなのよ。
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Posted at 2008/04/29 08:22:22

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