今週の月曜日に乗ったのがこのクルマ、なんと10年ぶりにフルモデルチェンジしたボルボのDセグメントセダン、S60であります。
このスタイリング、フロントもプロフィールもなかなかチャーミングですが、僕は特にリアスタイルが気に入っています。
日本で発売されるニューS60は3リッター6気筒ターボ+4WDに2モデル、それと1.6リッター直噴4気筒ターボ+FWDに1モデルの、合計3車種。
写真のブラックのクルマは375万円という“戦略的”なプライスがつけられた1.6リッター4気筒ターボのベーシックモデル、S60DRIVeですが、これでも充分によく走ります。
エンジンの回転感の滑らかさと高回転域の音に関しては3リッター6気筒モデルとの違いを明確に感じますが、ま、それは仕方ないかな、と。
それはそれとして、最も印象的だったのは、かつてのボルボには全体に緩い印象がつきまとっていたのと違って、ボディやシャシーの剛性が物凄く高くなっていることでした。したがってドライビング感覚もシャキッとしています。
S60のもうひとつのトピックが、XC60に初採用されたCITY SAFETYに加えて新採用された、HUMAN SAFETY=ヒューマン・セーフティと呼ばれる安全デバイスです。
これは街中などを比較的低速で走行中に身長80cm以上の歩行者をレーダーとデジカメで検知し、危険な状態と判断したらドライバーに警告を与えるのに加えて、ドライバーの反応が間に合わない場合には自動的にフルブレーキングして歩行者との衝突を可能な限り避けるというもの。
試乗会ではそのHUMAN SAFETYを体験走行する機会もありましたが、以下はそのときに他のジャーナリストがドライビングするS60を僕のLumix DMC-LX3の動画に収めたものです。
Posted at 2011/02/09 09:37:33 | |
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