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吉田 匠のブログ一覧

2010年04月18日 イイね!

LFAの絶妙なブレーキフィールの秘密。



レクサスLFAネタをもうひとつだけ。

『carview』のLFA試乗リポートの最後に書いたように、LFAのブレーキはちょっと感動的といえるほど絶妙な効きとフィールとを持っていますが、その重要な秘密がこれ、ペダルボックスですね。

ボックスといっても箱状になっているわけではありませんが、細長いオルガン型スロットルペダルと組み合わせられたいかにも軽そうな下ヒンジのアルミ製のブレーキペダル、おそびそれを支える剛性の高そうな支点とその後方のフレーム、見るからに精緻な印象の造りじゃありませんか。



いかに大径ローターにマルチピストンのキャリパーを奢ったブレーキでも、ペダルの支持が緩ければブレーキフィールは好くならないし、いかにタイトなステアリングギアボックスを持つクルマでも、ステアリングホイールが重くてナマクラだと途端にフィールが悪化、同様にいかに精巧な造りのギアボックスでも、リンクやシフトレバーやノブの重量といった部分の詰めが甘ければ、悦びに満ちたシフトフィールは得られません。

つまりいいクルマ、なかでも特にいいスポーツカーにとって、ドライバーが運転操作のために直接触れる部分の造りのよさや妥協のない詰めは、とても重要なファクターなんですね。

もっともLFAの場合、3750万円もするのだから、これくらいの見せ場があって当然、といえなくもありませんが・・・。
Posted at 2010/04/18 16:39:08 | コメント(6) | トラックバック(1) | 日記
2010年04月14日 イイね!

レクサスLFAの奏でる “天使の咆哮” ぜひ聴いて欲しい!



レクサスのスーパースポーツ、LFAの試乗リポートが『carview』本編にアップされたので興味のある方はじっくり読んでもらうとして、僕が撮った動画を使って、あっちのリポートにはないレヴカウンターの動きと、コーナーを抜けるLFAの姿、それにそれぞれの奏でるサウンドを、ぜひ聴いてください。

まずは鋭く跳ね上がるレヴカウンターの針に同調して4.8リッターV10が吼える、ブリッピング=空吹かしのサウンド。



続いて今度は、袋井テストコースの中速コーナーを抜けるLFAの姿と、それが奏でる “天使の咆哮” を、ご堪能あれ!



ブリッピングには負荷が掛かっていないこともあって、コクピットで聴くサウンドより走るLFAのエンジンルームや排気管からこぼれ出るサウンドの方が、一段と官能的であることが分かるはずです。

いずれもちょっと収録時間が短いのが残念ですが、たぶんまだ他では聴けないはずのサウンド、大いに愉しんでいただければと・・・。
Posted at 2010/04/14 19:09:09 | コメント(11) | トラックバック(0) | 日記
2010年04月12日 イイね!

どうやらパリも自転車に目覚めたらしい。



3月末のプライベート紀行で久しぶりにパリの街をマイペースで歩いてみると、色々なところに変化を発見しましたが、そのひとつがご他聞に漏れずエコや健康に対する人々の関心とリンクしていると思われる、自転車有効利用のムーブメントでした。

もう10年以上前でしょうか、一部の道路に自転車レーンが新設されているのを発見して、パリも自転車乗りのことを考え始めたんだな、と思ったのですが、今回はそれがさらに進んで、写真のように公共のレンタサイクル置き場が街のそこここに設置されていたのでした。

この街の常で、その表示は外国人には不親切極まりなく、フランス語しか書いてないので詳しいことは分かりませんが、どうやらここで真ん中の写真にあるパーキングメータ状のモノにコインを投入することで、この自転車を借りて行くことができるらしい。



しかもこの自転車、デザインがまたある意味で実にフランスらしく、基本的には日本でいうところのママチャリ系実用車ですが、ハンドルバーやリアフェンダーが大きくカバーされたスタイルは、どちらかというとバイク=モペッドのようなデザインに見えます。

機構的には前輪にヘッドライト(&テールライト?)用のハブモーターが仕込まれているらしい他、右のハンドルグリップに変速装置のようなノブが備わっていることから、後輪ハブ内蔵式の3段変速機くらい備えているのではないかと想像できます。

パリは北部のモンマルトル地区などを除けば、クルマで走る限りあまり坂のきつい街ではないように思えますが、実際に自転車を漕いでみるとけっこうアップダウンがあるに違いなく、変速機はあるに越したことはないと推測されます。

ただし今回、この自転車に乗っている人を見掛けるチャンスが決して多くなかった理由は、自転車の機能やデザインに起因するのでしょうか、それとも借用や返却のシステムに起因するのでしょうか。



それにしても右から2台目の自転車、ハンドルやチェーンのカバーが見事に外されてしまっているところが、あまりよくない意味でパリらしいといえるのではないでしょうか。

借り方や返し方がよく分からなかったのと、自転車で走る必要性をあまり感じなかったので、僕は今回この自転車に乗ることはしませんでしたが、これに興味を持ったアナタ、パリを訪れたらこいつで華の都をポタリングと決め込んでみてはいかがでしょうか・・・。

<追伸>
僕の別ブログ『TAKUMI YOSHIDA.log』でパリのクルマを中心とする写真とリポート、大挙アップしています。興味のある方はぜひ覗いてみてください!
Posted at 2010/04/12 17:33:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2010年04月10日 イイね!

ゴルフ1.2TSI のプライスについて。

ゴルフ1.2TSI のプライスについて。VWゴルフの1.2TSI には皆さん関心が高いようで、たくさんのコメントをいただきました。

なかでも多かったのがプライスに対する意見だったので、その点についてちょっと補足しておきましょう。

できれば200万円以下で、というコメントもありましたが、残念ながらそれは無理だと思います。

というのはゴルフ(Ⅴおよび)Ⅵというクルマ、ハードとしての出来がいいことの代償として、もともとヨーロッパでもかなり高価なんですね。

これを書くに当たってネットで調べてみたら、例えばEC内のスペインにおける1.2TSIのDSG仕様の価格は€20,290とあり、これを現在のレート、1€≒¥127で換算すると、まるで偶然のように日本でのプライス257万円とほとんど一致する、¥2,576,830になったのでした。

つまり、日本でもヨーロッパと事実上同じ価格で売られている、ということであります、もちろん細かな仕様の違いはあるにせよ、ですね。

だから僕が前のブログに書いた、「もうちょっと安いといい」という意味は、「あと10~20万円くらい安いといいのだけれど・・・」という意味なのであります。

それと、何人かの皆さんが、このエンジンがポロに積まれるといいのでは、と書いていますが、ポロ1.2TSIというモデルはヨーロッパには去年から存在していて、今年の秋には日本にも導入されることになっています。

1.2リッターのポロ、それはそれで悪くないクルマなのは想像できるけれど、あの剛性感のカタマリのようなゴルフのボディをたった1.2リッターの直噴ターボで元気に走らせるという意外性に、僕はなにやら知的なものを感じたのでした。

そうそう、前回書くのを忘れていたけれど、1.2リッターのゴルフTSIトレンドライン、日本ではエコカー減税とエコカー補助金の対象になっていて、それらの合計で状況によって¥233,700~¥383,700の優遇が受けられると、広報資料にあります。

となると幾らになるのか、興味のある方は計算してみてください。
Posted at 2010/04/10 16:03:27 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2010年04月07日 イイね!

1.2リッターのTSI、ゴルフはこれで充分だと思った。

1.2リッターのTSI、ゴルフはこれで充分だと思った。本日、横浜が舞台の試乗会で、VWゴルフTSI トレンドラインなるクルマに乗ってきました。

排気量を1.2リッターまでダウンサイズし、ついでにシリンダーヘッドをSOHC2バルブに簡素化した直噴ターボを搭載、7段DSGを介して前輪を駆動するゴルフの新しいベーシックモデルです。

1.2リッターのゴルフと聞くとちょっと非力ではないかと想像しがちですが、どうしてどうして、105psのパワーは若干物足りないとしてもそこはターボ、17.8kgmのトルクを生み出すので、パフォーマンスはまったく充分、というのが横浜およびその周辺の首都高と一般道を1時間にわたって走り回った印象でした。

ちょっと気になったのは、低速では当たりの柔らかい乗り心地が、首都高などでスピードを上げると細かい上下動が発生して、少々不快なこと。

これ、タイヤの硬さが一因かと考えられると同時に、ダンパーの作動感が滑らかさに欠ける印象をうけましたが、走行1400kmと走り込みの足りないクルマだったため、もっと距離を走れば高速でも乗り心地がスムーズになる可能性は充分考えられます。

ま、それはそれとして、足としてゴルフに乗るのであれば、この仕様でまったく充分ではないかと思った次第。

つまり、ゴルフⅥという優れたパッケージを走らせるのに、このパワーユニットはまるで不足のない実力を持っている、ということであります。

ただし257万円というプライス、もうちょっと安くなればいいのに、とは思いましたが・・・。
Posted at 2010/04/07 23:57:23 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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「『CG classic』Vol.09、カルロ・アバルトの走る芸術品。 http://cvw.jp/b/378570/47557298/
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