VWゴルフの1.2TSI には皆さん関心が高いようで、たくさんのコメントをいただきました。
なかでも多かったのがプライスに対する意見だったので、その点についてちょっと補足しておきましょう。
できれば200万円以下で、というコメントもありましたが、残念ながらそれは無理だと思います。
というのはゴルフ(Ⅴおよび)Ⅵというクルマ、ハードとしての出来がいいことの代償として、もともとヨーロッパでもかなり高価なんですね。
これを書くに当たってネットで調べてみたら、例えばEC内のスペインにおける1.2TSIのDSG仕様の価格は€20,290とあり、これを現在のレート、1€≒¥127で換算すると、まるで偶然のように日本でのプライス257万円とほとんど一致する、¥2,576,830になったのでした。
つまり、日本でもヨーロッパと事実上同じ価格で売られている、ということであります、もちろん細かな仕様の違いはあるにせよ、ですね。
だから僕が前のブログに書いた、「もうちょっと安いといい」という意味は、「あと10~20万円くらい安いといいのだけれど・・・」という意味なのであります。
それと、何人かの皆さんが、このエンジンがポロに積まれるといいのでは、と書いていますが、ポロ1.2TSIというモデルはヨーロッパには去年から存在していて、今年の秋には日本にも導入されることになっています。
1.2リッターのポロ、それはそれで悪くないクルマなのは想像できるけれど、あの剛性感のカタマリのようなゴルフのボディをたった1.2リッターの直噴ターボで元気に走らせるという意外性に、僕はなにやら知的なものを感じたのでした。
そうそう、前回書くのを忘れていたけれど、1.2リッターのゴルフTSIトレンドライン、日本ではエコカー減税とエコカー補助金の対象になっていて、それらの合計で状況によって¥233,700~¥383,700の優遇が受けられると、広報資料にあります。
となると幾らになるのか、興味のある方は計算してみてください。
Posted at 2010/04/10 16:03:27 | |
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