今日、仕事中に大きな出来事があった。
既に多くのメーカーが何らかの状況により商品の供給が減っているのだが、今日キリンが大きな決断をし、実施する事になった。
まず、直近の事としては大規模な出荷規制。
明日の商品供給が停止されるようです。
(店頭在庫があるのですぐに物がなくなることはありません)
その後在庫が無くなり次第、休売の商品が多くなります。
その在庫のほうもメーカー側では少なくなっているようです。
そして、休売商品が大規模な展開になります。
主に缶ビール製品。まず全てのカテゴリ(ビール、発泡酒、第3ビール)の500mm製品が休売。350mm製品の生産に注力します。
350mm製品もブランドを絞り生産されます。
ビールは 一番搾り350mm、発泡酒は 淡麗 350mm、第3ビールは のどごし 350mm 以上の3ブランドのみになります。その他のラインナップは一時休売。
そしてチューハイ関連。
氷結シリーズもフレーバーがレモンとグレープフルーツのみ生産。その他のフレーバーは一時休売になります。
キリンフリーも350mmと500mmになります。
ここまで大規模な規制になったのは、大きく分けて2つの理由があります。
まずは、甚大な被害が出ている同社仙台工場と取出工場が再開の見通しがたたないためと缶資材の逼迫。要するに製品を詰める缶が足りないとのこと。
キリンは他社の大半の缶とは違う規格の缶を使用しています。身近の缶を見て頂きますとよくわかりますが、大半の缶製品は上部の絞り込みが波紋形状ですがキリンの多くは直線的に絞られた缶が使われています。それに伴い口径も変わっています。つまり使い回しが出来ない規格のものです。
キリンだけが採用しているワケでは無いので今後他社でも同じような缶の不足が発生することがありそうです。
夏前までは続くようなので、いろんな意味で気掛かりです。
Posted at 2011/03/23 00:11:36 | |
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