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2008年11月12日
COTY
10-11日、2008-2009日本カーオブザイヤーに行ってきました。
結果は写真のとおり。
カーオブザイヤーが
トヨタⅰQ
インポートカーオブザイヤーが
シトロエンC5
そして特別賞は
MostFUN :スバルエクシーガ
BestValue :ホンダフリード
MostAdvancedTechnology:日産GT-R
に決まりました。
今年、発表・発売になったクルマの中から、まず10Bestという上位10車を投票で選出。今年は10車めが同点で11車となりました。
それと今年のカーオブザイヤーの配点は、記名未公表ということになり、基本的に各選考委員の配点は、実行委員会としては公表しない。ということになっています。個人での公表は自由なんですけどね。
当然いろんな人が自分の配点を発表してしまうと、発表したくない方の配点が読まれてしまう可能性があります。そこに何か不都合があるのか、と考える方もいるでしょうが、実行委員会が決めたレギュレーションですから、これに従うべきかとも思ったのですが、個人の発表に関してはこれを厳しく戒めていないし、従来の記名発表方式からシステムを変更し、様子を見るといったニュアンスがあるように理解したので、ぼくも自分の配点を発表して見ることにしました。
で、ボクが何に何点入れたのかですが、
日産GT-R 10点
アウディA4/A4アバント 8点
トヨタⅰQ 5点
スバルエクシーガ 1点
シトロエンC5 1点
という配点にしました。
GT-R
GT-Rの10点はじつは最後まで悩んでいたんです。それまでGT-Rは0点にしようと思っていたんです。
何よりも売り方が気に入らない。確かに770万円と、この性能を考えたら超格安なプライスはついているけれど、メンテナンスにものすごくお金がかかる。いっそ1000万円にして3年間メンテナンス無料とかそんなやり方のほうがいいのではという気がします。
このあたりは考え方で、なにしろ安く手に入るのがいいか、ランニングコストをある程度おもんばかってくれるのか、どちらに重心をおくかでもやり方は決まってきますよね。しかも「この性能を維持するためには云々」といったアナウンスが聞こえてきて、そんなに厳密に性能管理しなきゃいけないのなら売るんじゃね~よ、という気分がぼくの中にあったわけです。
ただ、改めてこの車を見たとき、その性能は日本の自動車の歴史の中でブッチギリに高性能なわけです。思い切りイビツなクルマですが、だからこその面白さがある。それは事実だと思います。売り方は気に入らないけれどクルマだけを評価したらこの性能は10点に値するだろうと言うわけで、GT-R10点となったわけです。
アウディ
セダンとしての本質的な良さ。4WDレイアウトの変更による運動性能の向上といった部分を評価しての配点です。表面的な安定性の高さだけでなく、さらに踏み込んで操縦性をつき詰めていった時に、ビックリするくらいの奥行きがある。そこにクルマとしての魅力を感じたわけです。
ⅰQ
コンセプトはとてもいいと思いましたたくさんの方が10点を入れるのにも納得できます。ただ、ボクの考えでは、デザインが幼稚な気がするんです。こんなことを書くとデザイナーに問い詰められそうですが、次代のシティコミューター、パーソナルトランスポテーションの新しい形とするにはエクステリアがゴテゴテしすぎで、せっかく持っているⅰQのインテリジェンスを台無しにしている気がするんですよね。それに実用面でも左側の見切りがいまひとつ良くない。進化するべき新しいクルマの形の叩き台として、ユニークなクルマを作ったことと、その可能性に5点を投じました。
エクシーガ
3列シートのミニバンは人をたくさん乗せるのが第一義で、そこに快適性や操縦性を盛り込んできたわけですが、エクシーガはレガシイに通じる操縦性の良さ、運転の面白さがまずあり、そこに3列席に乗っても快適で愉しい乗り心地を作り出している、というところに共感をおぼえて1点を入れました。
C5
ドイツ者的な価値観ではなく、あくまでもフランス車(シトロエン)としての乗り味を貫いて、超絶の乗り心地を持たせたところに感心させられました。
というのが配点の内訳です。
特別賞は
MostFUN :スバルエクシーガ
BestValue :ホンダフリード
MostAdvancedTechnology:日産GT-R
で、これはカーオブザイヤーで選出された特別賞と同じになりました。
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Posted at 2008/11/12 16:18:59
イイね!
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tetsu24
2008/11/12 17:00:37
COTYについて思うことを少し書かせていただきます。
最近のCOTYって盛り上がっているのでしょうか?
選考委員の方々は試乗やら接待(?)やらで当然お忙しいのでしょうが、今世間の人々の中でCOTYを気にしている人がはたしてどれほどいるのか?? 世間一般がクルマに興味ない人が多くなったとはいいますが、私のようなクルマ好き、クルマオタクでも正直まったく興味がありません。
COTYが始まった頃(もう30年くらいになるのでしょうか?)、すでにクルマオタクだった私は自動車雑誌(当時はモーターファンが愛読雑誌)を読んでは、今年は何が選ばれるかと楽しみにしていたものですが‥‥
昔は受賞したメーカーは「COTY受賞!」って誇らしげに新聞1面広告出してましたが、今ではそれもあまり見ませんよね。
思えばRJCと分かれた頃からおかしくなったのかな???
今、COTYって存在意義があるのかな??と思っちゃう今日この頃です。
スイマセン、長々とえらそうなこと書いちゃいましたm(__)m
コメントへの返答
2008/11/13 23:29:11
こんにちは TETSU24さん
まあ、そういう意見がある事は知っているし、そのあたりはボクも感じていることではあるんです。カーオブザイヤーが何を目指すのかって問題は、今に始まったことじゃないけど、難しい問題ですね。
yama (quattro-life)
2008/11/12 23:10:51
COTYご苦労様でした。
iQとGT-R、両極端で双璧をなすようなところは、最近の動向を象徴していますね。ただ、最近の世界的な経済不況、景気後退からはiQがより時流に乗っているための選出理由かと思います。本来のクルマの出来栄え、もちろんコストパフォーマンスで見たら、私もGT-Rに賛同します。動的なものも含めてクルマの出来栄えそのものよりも、この時代性がCOTYの権威(?)かと思ってしまいます。そうそう、これでRJCがどうなることかを期待します。以上、私見で申し訳ありません、汗。
コメントへの返答
2008/11/13 23:46:15
yama quatro-lifeさん
コメントありがとうございます。
巷の空気を読み、順当に選べばⅰQでしょうね。
ただへそ曲がりなボクはそういう流れに乗りたくなかったってのがあるんです。クルマの面白さや楽しさを価値観に置いて選びたい、というのがボクのスタンスです。
そうしたへそ曲がりも含め、様々な考えを持つ65人のベクトルが、今回はⅰQに向いていたということですね。顔をつき合わせて相談するわけでも、意見の統一を図るわけでもなく、いろんな主張を持った選考委員が個人の考えで投票した結果です。ボクを含めた言い方になるのは口幅ったいですが、65人の有識者の作る図形が投票グラフの形に反映されているのかなと思います。
TAGE
2008/11/12 23:13:27
こんばんは、お疲れ様でした。
FMラジオに出演されていた桂氏が
「メーカーさんの売込みが・・・」
って、公言されてましたよ。(笑
多分、社会環境が20年前と同じなら
当然GT-Rだったでしょうね。
走る・曲がる・止まるにおいて
最高の性能を持つ車が一番・と言う
時代では無くなっちゃいましたね。
コメントへの返答
2008/11/14 00:04:48
TAGEさん、こんにちは
売り込み…かなりありましたよ。特に電話攻勢はうるさいほどに…。
なので点数を書くときにはメーカー広報の方の顔やら、そのクルマの開発主査の顔やらが浮かんでは消えるわけで、ものすごいプレッシャーになるわけです。
そんなわけで、COTY選考会当日だけは、座右の銘を「不義理非人情」に置き換えるんです。
走る・曲がる・止まる~ という時代ではなくなっちゃいましたね。
まさにそのとおりですね。でもボクはそれをしっかりと作ってくれるメーカーが好きだし、そういうクルマが好きです。だからボクが選考委員に選ばれる限りは、そこを軸足に置きたいと考えているんです。
これはクルマが電気自動車になっても変わらないと思います。
macky+
2008/11/13 15:37:51
こんにちは、Mackyです。
COTYっていうタイトルだけ見ていたらてっきりミツビシあたりの新型車の名前だと思っていました。そんな略称があるのを今回はじめて知った次第です。
どの車が賞をとるかは時の運みたいなものもあるので、やっぱり各審査員の配点(個性)がわかる方が見ているだけの観客としては面白いと思うんですけど、いかがなものでしょうか。この人は性能重視なんだとか、コストパフォーマンス優先だとか、キャラクター重視とか・・・。あと、ヒモがついていそうとか(笑)
コメントへの返答
2008/11/14 00:11:16
macky+さん こんにちは
わはははは…。そういう意味では記名式は面白いですね。
今回、記名非公表方式をやってみて、かかるプレッシャーはあまり変わらないと感じました。ボクの場合は公表しちゃいましたけど…。
来年はどんなやり方になるんでしょう?
tmori
2008/11/13 22:30:35
すみません、揚げ足取りではないのですが、「パーソナルとランスポテーション」とか「会的」とか、モノを書くことを生業とされているのでしたらこんな間違いはちゃんとチェックしてください。
どんなに内容が良くても、これでは記事への信頼性が全く無くなります。
もちろん、この手の間違いが斉藤さんの記事だけではないことも承知しております。
本題とは外れたコメントで大変申し訳ないですが、今後ぜひご考慮ください。
コメントへの返答
2008/11/14 00:12:02
夫失礼
じゃなく おっと失礼! …だね
それと、誤字のご指摘ありがとうございます、直しておきます。
panic
2008/11/14 10:10:04
COTYお疲れ様でした~(^^)/
ウッキーさんが心配されている(?)ように、
選考委員の方がそれぞれのブログで、自身の配点を公表されてますね。
でも、そのほうが、何に着目してどう評価したかが判るし、
気づかなかった観点に気づかせてくれてありがたいんですが、
まあ、大人の事情なんでしょぅね。(笑)
GT-Rは、やはりユーザーへの負担が大きいとは言え、これだけのものをついに作り上げたという、金字塔だと思いますので、私はウッキーさんの意見に賛成です~
ただ、IQは...(笑)
これだけ軽みたいなクルマを得意とする日本で、何をいまさらという感じがするのですが...
コメントへの返答
2008/11/15 17:17:47
COTYの投票って、ほんとに胃が痛くなるんですよ。まあそれだけ(本人的には)まじめにやってるつもりなんです。まあ、1年に1回くらいはそんなプレッシャーを受けるのも悪くないですけど…。
ⅰQに関しては、機会があったら試乗してみて下さい。でもって、そのときのご意見や感想を教えていただけると嬉しいです。
Sきち!
2008/11/15 23:22:55
今は部署が替わってしまいましたが、部品メーカーの立場で10数年新車開発・立ち上げに関わっていました。 随分と鍛えられ(いじめられ)ましたが、クルマ好きの一人として新車開発の現場は楽しかったものです。 違和感を感じ始めたのが、「ユーザーニーズに応える」という名目のもと、プラットフォーム共有の派生車が濫造と言えるほど作られはじめた頃でしょうか。
車種が増えるとともにどんどん短くなる開発期間で、相反する条件をなんとか両立させようと真剣な設計者、品質が良くならなかったら過労死ではなく徒労死だといいながら作りこみに励む品技の人たち、設定台数との乖離に翻弄される購買・生産計画担当・部品メーカー・・・・・。今の日本にはものづくりの面で手抜きや中途半端に妥協された新車は1台もありません。(基本パッケージを成立させるのにに無理があってカバーしきれないのはあるかもしれませんが)
部品メーカーが参画するのはパッケージやデザインが決まってせいぜい肉付けをどうするかという段階からでしかなく、その前の基本コンセプト・パッケージがどう企画されているかは分かりません。 が、根本の企画がそのもの作りにかかわる多数の人たちの努力の上に胡坐を書いている、という気がします。 ミニバンが売れるからと全メーカー方向転換し、結果似たような車種ばかり揃ってくるとさらに枝葉違いの車種開発に走る一方で、「ユーザーニーズ」が小さい(売れない)車種は切り捨てられる。 一見選択肢が増えたように見えながら、本質的な選択肢が与えらていないことに気がついたユーザーが買い替えを控えたり、輸入車に走る、それが今の日本の状況ではないかと個人的に考えています。
S4の時に「ユーザーはクルマをちゃんと分かっている」ということをメーカーの人に言ってもなかなか理解されないと仰ってましたよね? ワタシも外車がステータスだとか日本車を馬鹿にしているという理由ではなく、自分が求めるものが輸入車にないと感じてAUDIに乗っています。
日本のメーカーにも「エコながらスポーティー、小排気量でも造りが安っぽくなく乗り味が上質」といった新たな価値観をユーザーに提案して欲しいと思います。 注文をつけながらそれがどういったものか曖昧で、またユーザー側も排気量・馬力=価格という価値観の変換をしなければならないのでないものねだりの理想論的ですが、そういうクルマがカーオブ・ザ・イヤーに選ばれる時がくれば嬉しいです。
遅レスの上、長文失礼いたしました。
コメントへの返答
2008/11/15 23:54:48
Sきち!さん こんいちは。
おっしゃるとおりですね。
数値上の性能や目先のデザイン変更で作れば売れた幸せな時代はもうとうに過去のものになっています。
どんなクルマであれ、造り込むという作業には膨大な人のエネルギーがつぎ込まれているんですね。
どうせクルマを作るなら、そのエネルギーを無駄にしない、いいクルマを作ってほしいとつくづく思います。
またそういうクルマを応援したいと思っています。
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