リヤ キャンバーアームラバーマウント交換手順 -1/2-

うちの車は前後ともサスペンション周辺のラバーブッシュ、マウント系は全て新品に交換してあります。
ただし、リヤの一部（左右6箇所）が硬質ウレタンを使用した英国のパワーフレックスというブッシュを使用していました。いわゆる強化ブッシュです。
そのせいか、どうも突き上げや振動が大きく、また急加速時のリヤの沈み込みも大きいこと、大きなうねりを乗り越えたときのどんぶらこっと上下に大きくストロークし過ぎる点も気になっていました。

そこでそれらを全てノーマルブッシュに交換することにしました。

今回は写真のブッシュ”リヤ キャンバーアームラバーマウント”が対象です。

スタビリンクを外します。

ダンパーを固定しているナット、ダンパーが刺さっているラバーマウントを固定している2本のボルトを外します。

2本のボルトを外すときはヘックスローブソケットを使います。
ここを外す際にボルトの頭を傷めないように買いました。
http://minkara.carview.co.jp/userid/380359/car/287581/7307874/parts.aspx

交換しようとしているブッシュ部分。
ここはエキセントリックシャフトというボルトが使用されています。これは偏心ワッシャーがついていて、ボルトを回転させることでロアアームの固定位置が変わり、アライメントが変えられるというもの。
ボルトを外す前に、ブッシュ交換前の元の位置に戻せるようにするため、写真のようにマジックで印をつけます。

前の写真の反対側です。

こちらにもマジックで元の位置が分かるように印をつけ、写真を撮っておきます。

ナットを緩め、ボルトを抜き取ったら、ロアアームを下に下げます。

写真は装着していたパワーフレックスブッシュを外しているところ。パワーフレックスのウレタンブッシュは前後半分に分割されているので、マイナスドライバーで色んな方向からこじって片方ずつ外していきます。

もう外れる寸前です。

片方が外れたら、残った反対側を写真のような感じで軽くハンマーでたたけば簡単に外れます。