伝説と呼ばれたタイヤレバー

その名もＴＳＫ タイヤレバーです



UKダンロップのタイヤサービスマンが使っているというタイヤレバーです


よくダンロップレバーなんて言われるがそれは間違い！　

れっきとした　ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ　です

（兵庫県にある東洋精機工業株式会社製）




コレを知ったのは当方の出入りしているショップでシャチョーが使っていたことに端を発っします。

約２０年前当時は画期的なタイヤレバーだったんだ！とはシャチョーの弁



確かにコレは使いやすいのです！！
今ではオーソドックスな外観ですが、他社の製品はこれをお手本に作ったと言われるほどの一品で
京都の某メーカーもこのレバーを徹底的に研究して自社製品を作ったそうです
それくらいこのレバーは使いやすくお手本となった優れモノなのです

で、実際に使ってみると狭いリムとタイヤの間にも滑り込むように入ってくれて
しかも適度なしなりは余分な力を必要とせずに楽にタイヤを交換する事が出来るようになりました
それ以来当方のガレージでのタイヤ交換にはこれ以外は使えないというほど愛用していますｗ


無メーカー、Ｔ●ＮＥ、ＤＡＹＴ●ＮＡ、Ｋ●Ｃ、と、かなり遠回りしましたｗ

どれも形状はほぼ酷似しているのにＴＳＫの方が遥かに使いやすい




↓で、その秘密は


このタイヤレバー最大の特徴は『冷間鍛造』という製法にあります
熱を加えずに金型を利用して室温で鍛造する方法で
組成の変化を起こしていないために耐久性が高いのが特徴です
強度が増すためにタイヤレバーの場合は先端を薄くしても充分な強度を得ることから
薄く加工してもしっかりしており、その絶妙な曲がりと適度なしなりがこのレバーが
使いやすい理由だと推測されます

まさに理想のレバーですが製造の管理が難しいために
コストがかかってしまうのが最大の難点ですね＾＾；
お陰でタイヤレバーとしては高価な部類に入ってしまいます



比べてみると本当に微妙な違いが…　でもこのちょっとした加減が実は大事なんですねｗ

左が●ＴＣ、右がＴＳＫ
（Ｋ●Ｃはクロムバナジウム製です）




しかし良い物は良い！


思い切って買えば眼からウロコ間違いなしｗ