プロペラシャフト センターベアリング交換 その１ 確認、準備編

とんでもなく振動する。
とても乗ってられん。

６０km/h以上は怖くて出せん。


と、持ち込まれ最初は同僚が見てましたが・・・

何故か、いきなり助手席に座る事に。

座って動き出して、２０km/hを超えた辺りから、既に振動を感じ始め・・・
明らかにペラ系の振動を感じました。

んで最初は、ペラのバランスウエイトでも剥がれたか、何かかなぁ？？

と思いながら、ピットに入れて下から見てみると、センターベアリングが千切れて、下にくっついている。

コレだ。


これが原因だ。


写真じゃ分かりにくいですが、目視だと一目瞭然でした。

ペラシャフトを持ち上げてみれば、分かります。


コレじゃあ、ペラも暴れる訳だ。

ミッション・・・

いや、カイエンの場合はトランスファ後ろに有る、コンパニオンフランジです。

問題無いですよね～。

プロペラシャフトと、リヤデフとの接合部のフランジです。


いや～～～な取り付け方・・・（スクエアボルトがね～・・・


ま、普通のドライブシャフトのアウタージョイント(バーフィールド型)と同じ様に見えます。


前のコンパニオンフランジ、こっちのジョイントも、ガタも無いので、センターベアリングが原因に間違い無いです。

んで早速、外車専門の部品商に、イラストを貰うと・・・


純正は、ペラシャフトASSYのみの供給しかない（当たり前だ。


しかも約１８万円は、乗ってる人を小バカにしとるんか？？
もイイ所。


お客さんも、さすがにそんなに修理代を、出す気は無いらしく、自分でネットで調べて来て、センターベアリングのみの交換が出来る事が分かり、資料を持って来てくれたので、その方法で直す事に。


とりあえず、その部品を社長がヤ〇オク(楽〇市場？？)で入手。


センターベアリングと、変な形をしたブーツとのセットと、センターベアリングのみのが有り、値段も１～２千円ほどしか変わらないので、ブーツ付きを選択しました。


結果を先に言えば、ブーツは間違い無く必需品です。


初めてやるなら、なおさら必要です。

とりあえず、後ろのペラシャフトのスクエアボルトを緩めれる工具を用意。


コレが無きゃ、止めといた方が良いです。

とりあえず、位置を合わせる為に、コンパニオンフランジに印、プロペラシャフトにも印を付けました。

リヤデフのジョイント部にも印を打ちます。


別に無くても良いかも知れませんが・・・