TMRのスロージェットを#22.5に交換し、さすがに濃すぎることはないだろうと思っていたが念のためパイロットスクリューを1回転戻しでエンジン始動。
流石にチョークなしではエンジンは掛からず、ここまでは想定通り。
ここでPSを調整しながら1,3回転、1,5回転、2回転戻しと色々試しながらチョイノリ試走を繰り返す。
1,3回転戻しが一番しっくりくるので、そこそこの距離を走ってみる。
すると、どうも低回転域がもたつく。
アイドルからアクセルを開けて3000rpmまでの上昇が良くない。
スロージェットはいいが、今度はMJNが濃すぎかあ?
と言う事で、MJNを一段薄くしてみました。
先日のブログでキャブを外さないと調整できないと書きましたが、試行錯誤の末に車載状態で調整できることが判明!これはラッキーです。もっとも時間は結構かかりました・・・・・
まず、TMRの上部を開けます。奥にあるMJNを固定しているボルトを4mmの6角レンチで外して、ピンセットなどでMJNをピックアップします。
調整自体は普通のジェットニードルと同じ要領。
ただし、MJNはキャブ内で向きが決まっているので、変な向きに付かないようにカラーが付いています。
で、1段薄くしてどれだけよくなったか?期待してみると・・・・・・・
全然よくなってない・・・・むしろ悪化してる状態。
??おかしい。セッティング以前の何かが間違ってるケースですよこれ。
乗り味のフィーリングで嫌な記憶がよみがえる。恐らく点火系。
下手したら一気筒死んでるかも?
濃すぎていつの間にかカブッたかあ?
プラグを全部外してチェックしようとバラしてみると、
3番のプラグキャップがスコンと抜けた!
原因これかよ!
実はこの作業は昼間に行っていて、今までは気温の低い夕方~夜での作業なのでいくらかの差異はあるとは思っていましたが・・・・・・・
え?じゃあ車検もこれで通ったの?
もっともアイドル自体は音はイマイチでしたが安定してたし、排ガスの基準も緩い低年式車だからかも?
プラグの焼け自体は、まあまあいい感じだったので完全な失火状態じゃなくて、軽い接触不良程度だったみたいです。
でもこれって今日のセッティング全部パーですか?
悔しいので、夜にもう少しセッティング。
不調の大半は点火系だったようで、ようやくアイドリングも良い音をするようになりました。
ただ、アイドル時から急にアクセルを開けるとエンストするようになりました。
これは薄めの症状。
#22.5のスロージェット自体は夏用として無駄じゃないけど、MJNは元に戻したほうがいいかもな~~。
でも大分詰めてこれた実感がありますね。
もう少し先にゴールがあると信じて頑張ってみます。
ブログ一覧 |
バイクネタ | 日記
Posted at
2016/12/02 21:04:48