GIOMIC CCSサスペンションキット  

GIOMIC CCSサスペンションキット

下げ幅は
フロント・リア共に推奨値の3.5-4㎝くらい

減衰力
「フロント」SOFT 1段→ HARD30段
「リア」SOFT１段→HARD20段と以下表記
初期設定
フロント30段から15戻し（15段）
リア20段から10段戻し（10段）

作業店は横浜のGIOMICにて装着〜設定〜アライメント調整を行った。

100㎞程、走行後
フロント10段（20段戻し）・リア５段（15段戻し）にし街乗りメインの仕様として設定。

走行してみて突き上げも減り乗り易くなったがバネだけで走っているような感覚を感じた。

ものは試しにフロント23段戻し（7段）
リア17段戻し（3段）で試乗
それほどフラつく様子は無く意外に乗り易い。
でも、段差があると縦揺れが止まらない...
ノーマルショックにダウンスプリングよりは全然マシだが、イメージはダウンサスの乗り心地...
街乗りとしてセッティングするなら
フロント17戻し（13段）
リア10戻し（10段）くらいが足廻りも固めで乗り心地も損なわないギリギリラインかも。

硬めの調整も試みる。
フロント5段戻し（25段）
リア５段戻し（15段）
主観として突き上げが強い
しかし、
ダウンスプリングのようなフワフワ感も無いしショックの戻りも良いからシャープな乗り味になり、足廻りを弄っている特有の動きをする。
外目にもゴリゴリの足廻りに見える挙動をしていることでしょう。
突き上げてしまうような段差がない道路ならどんなコーナーでもグイグイ曲がっていきそうなハード仕様
個人的には好きなセッティング

※減衰力調整は、ボディに穴あけなど不要で調整可能
時計回りに（HARD）にしてから戻して（SOFT）合わせる。
ダイヤルを回すと一定間隔でカチッと微音がし１段毎に音がする。
例
フロント 10段にするなら30段（HARD）にしてから（SOFT側）20戻して10段に設定する。
※車高調の減衰力調整は、HARD側に回してからSOFT側に何段戻しと設定するのが基本

街乗り&高速走行を試してみての感想
街乗りは細かい段差ならコンフォート性も拘っているだけの事はありノーマルよりは突き上げがあるが快適に走行出来る。これはGIOMIC独自の開発によりフロントのマウント部分を嵩上げしストロークを確保した成果。
大きめの段差だと車体全体を持ち上げるほどの突き上げがある。
恐らく車高調全般に言える突き上げだと思うが不快な感じはない。
無音での走行だと足廻りからピロアッパーと言うのもありサスペンションが駆動する音が車内に響き渡る。
主観的音だが擬音に例えると（コトコト・ガシャン・グシャ・ググッ）など聞こえてくる。
ノーマルサスペンションやゴムブッシュマウントでは余り聞かない音であるが、これもピロアッパー式の車高調では良くある音
ノーマル車輌にしか乗った事がない人なら壊れてる？と思う程かも知れない...
その中でもGIOMICの車高調は取り分け静音性に優れているのではないでしょうか。

高速走行（高速道路）では繋ぎ目でのギャップは毎回軽く突き上げが起きる。
それ以外ではハンドルに合わせ曲がるしロールが減りリニアに動くサスペンションがバタつきを抑え路面にタイヤを貼り付かせている感覚がある。
GIOMIC製のメンバーブレースの取り付けによる相乗効果なのか足がしっかり作動し車体を身体に例えるなら体幹がしっかりし下半身（足廻り）だけがバランス良く動き上半身（車内）が安定してゴーカートフィーリングと言うか適度に「しなり」バランス良く走る車になった。

参考までに
走りには拘らないならノーマルショックにダウンスプリングで十分
これがコストも抑えられ異音も少ないしローフォルムになるし、ほどほどのホイールを履いて決めたいならオススメ


調整も可能・ホイールもギリギリを装着したい！太いタイヤを履きたい！サーキットも走りたい！異音などコレが正常なら許す！見た目や走りを追求したいなど足廻りはやっぱり車高調じゃなきゃ！と言うなら
「GIOMIC車高調オススメです！」

GIOMIC引用↓
あらゆるステージで入念なテストを繰り返して生まれた「C.C.S.サスペンション・キット」。設計段階からスポーツ性とコンフォート性の両立をコンセプトに掲げ、相反する要素を一つ一つクリア。使用する素材やその仕上げはもちろん、一切の妥協を排した、ジオミックが自信を持っておすすめする車高調整式サスペンションキットです。これまで培ってきたノウハウをフルに投入した成果は、サーキットレベルまで対応可能なスポーツ性と日常ユースで不満を覚えないコンフォート性に結実。俊敏な車両応答性と引き締まりつつも滑らかな乗り心地をお楽しみいただけます。意のままに操れる快感、そして静粛性までも満足できる快適な味わい。ジオミック渾身の一品を是非ともお試し下さい。