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昨日南相馬までツーリング

ツーリングルートで一番放射線量が高いところは文科省提供の情報によると
14.8マイクロシーベルト毎時でした
年間126ミリシーベルト、緊急作業従事の場合に認めらている上限を超えてます

http://www.naver.jp/radiation?type=fukushima

R399から北上、川内村、飯舘村を経由し南相馬までいってきました
南相馬市は思った以上に普通でシャッターを降ろした店が多い以外はいつもと変わりないような感じ、訪れたのは初めてなんですが
海に向かうと瓦礫は綺麗に集められているものの最終処分は決まってないだろう
その場に留められているだけ

川内村、飯舘村を通過するときはテレビで報道されていた風景
除染された家の庭、除染された土を入れたフレコンバッグが並んでる風景いくつも見ました
その他はいつもなら毎年広がってるであろう田園風景が皆無

一番象徴的だったのがつい最近まで立ち入り禁止でゲートで封鎖されていた飯館村の1区間を通過するとき（今はゲートは開放されていて誰でも通れます）
死んで腐敗した野良猫（誰かに飼われていたのかもしれない）をついばむカラス
近年では滅多に見ることがない光景、ここは人（生きもの）が住めるようにはなってないのだなあと勝手に思ってしまった
耕作されてない荒れた田畑、死んだ猫をついばむカラス

自分で書いていてちょっとわけ分からなくなるんだけど道端に動物の死骸もなく田園風景が広がってる田舎の光景は人間が作り上げた人工的な自然な風景、本当の自然はいろんな死骸が容赦なく転がり草木が生え放題な光景
一見自然な光景が広がっているところが実は・・・という矛盾
今回ガイガーカウンターを持っていったわけではないので本当のところはわかりませんが

今までとは全く違う異質の風景が広がっていたのは確か

放射能怖い、でも原発必要、いやいらないという議論、議論すら拒み瓦礫いらない、政府が安全だというから原発動かしていいでしょという人達、実際に現場見てください、真実は現場に行かないと分からないとおもいますよ

ま、川内村、飯舘村、南相馬行ってきたというだけで「うわっ、この人汚染されちゃってるんだぁ」と拒否反応を示す人たちは沢山いるだろうけれど
R399は葛尾村、双葉町の一部も通ります
ツーリングルートなので全て山間部です

見てくださいといいながら反原発デモには参加出来てません
申し訳ありません

原発再起動反対です

NO NUKES FESのUSTREAM視聴中
双葉町長がいろんな話をして下さいました
メディアは報道しないだろう

福島原発事故もやはり対岸の火事

ま、そんなもんでしょう
宇都宮在住ですが子供がいたら避難させてます
実際に白血病や癌になったらやるせませんから