飛天御剣流　「天翔龍閃」

本日14日はTOHOシネマズデイでしたので

るろうに剣心「伝説の最後編」

京都大火編から続く2部作の後編。

前作で、軍艦から突き落とされた薫（武井咲）を助けようと海に飛び込んだ
剣心（佐藤健）だったが、溺れて浜辺に打ち上げられていたところを、
比古清十郎（福山雅治）に助けられる。

剣心が目覚めると既にそれから３日経っていた。

志々雄真実（藤原竜也）を倒すために、師匠の清十郎に飛天御剣流の奥義の
伝授を願い出ると、あっさりOK。

そうして剣心が、木の枝で清十郎に叩きのめされている間に、真実は明治政府の伊藤博文（小澤征悦）に剣心の首を差し出す様要求し、要求は呑まれ、剣心は指名手配させてしまう。

清十郎は、剣心に「お前には足りないモノがある」「それが判らなければお前はここで死ぬ」とついに真剣を手に取る。



この二部作になってから、特に殺陣が、剣技ではなく、剣も使った格闘技の様な扱いになった感が強いですね。

確かに、剣に頼り切った戦術では、実力が拮抗した場合、蹴り技や投げ技を使えることが有利に働きますしね。

特に足を狙った技が多かったのも、相手の機動力を削ぐという意味で、戦術として正しいように思いました。

その割に、安慈と左之助の戦いが、その辺の喧嘩の様で「二重の極」も出てこずに、残念でしたね。

何気に一番凄いなと思ったのが、警官隊に囲まれた剣心が流れる様にいなしながら先へと進んでいくシーンでしたね。

尺の割に登場人物が多いのも有って「十本刀」の半分位はただ居ただけで、何の活躍もさせてもらえず、弥彦辺りも居ても居なくても良かったんじゃないか位の扱いでしたね。

ラストの戦闘、見栄えは良かったですが、志々雄真実VS緋村剣心＆相楽左之助＆斎藤一＆四乃森蒼紫の1対4でHPと稼働時間をを削っておいて、最後は「天翔龍閃」一閃って、卑怯じゃないですかね。

終わり方からするに、「人誅編」は作らないようですね。