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久々に高かいなーと思う金額がでました。

９５ｙのベンツＷ１４０、ＣＬ５００の右前ウィンドレギュレーター。
(ウィンドガラスを上下させる為の部品です)

出た！！　￥９０，６００－！！

お笑いコンビのますだおかだの岡田くんも本気で

出た、パァー！！ワオー！！

と、ビックリしそうな金額ではないですか。

これに交換工賃は少々手間がかかるので￥１０，０００－
が上限くらいでしょうか？(もちろん出張作業です)

しかし、これだけ高いのに壊れた部分は大元のギヤやらモーターなどの
箇所ではなく部品として出れば数百円ではないかと思われるガラス下部で
左右にスライドする樹脂製の小さい部品です。

同様の部品で９３ｙキャデラックのブロアムなども、やはりＡＳＳＹ交換で
高価なのですが同年式あたりのカプリスの部品がまったく同じで樹脂製の
部品のみが販売されており流用可能だったりします。
(画像参照。白い樹脂製の部品を暖めて外してキャデラックに使用します)

この情報は、アメ車を扱っている販売店さんや部品屋さん、整備士さん
なら周知の情報です。
うる覚えですが１個千円か２千円程度だったと思います。

がしかし、ベンツには今のところそういう情報がみあたらないのです。
現在、応急処置で辛うじて固定されていますが２重ガラスで重い為に、
いつ一気に落ちてしまうのか分からないでんじゃらす状態です。

なので一刻も早く汎用性のある部品を探さねばなりません！！

そして超格安で修理して差し上げねば！！

なぜなら、それが私の使命だからです！！

注)現在深夜なので大袈裟になってます。

９８ｙのボルボＶ７０にお乗りのお客さん宅に用事があったので
行くとなにやら作業をしていたので話を聞くと格安のＨＩＤキットを
購入したとの事。

いやな予感がしたので用事だけを済ませその場を去ろうとすると
説明書も良く読まずに独り言をはじめました

「いやー、この説明書じゃなにがなんだかさっぱりわかんねー」

････

「日本人だから英文もわかんねー」

･････

明らかに教えてくれと言わんばかりの独り言！

結局ほぼ自分が作業するはめになり３０分後には
終了しました。

悲しみのボランティア作業終了！！

でも、奥さん用の通勤車の仕事をいただけたので
もんもんとしながらも良しとしましょう。

で、今回装着したＨＩＤキットは５５ｗのタイプを使用したためか
メーターの方にライト球切れ警告灯は点灯しませんでした。

まれにこの車種専用のちょい高価なキットが売られておりますが
５５ｗのタイプを装着すれば警告灯は問題ないようです。
(３５ｗの方は確認していないので不明です)

また、この車種特有のライトのリフレクター(反射板)のくすみによる
異常に暗い光量状態もムリクリ改善されたようです。

本来は、ライト自体も良品に交換したら更に良いのでしょうけどね。

連休も始まり連日仕事になりそうなのでガンバリマッセー！

を仕方なくミゼットⅡに装着したら明る過ぎた為外す事に。

光軸を限界まで下げても対向車に迷惑な程に明るかったです。

きっと工具等の積載が重く後ろが下がっているのもあるのでしょうなぁ。

今回のキットは、Ｈ４(５５ｗ)のハイ/ロー切替え仕様ですがハイ用の方は
ハロゲンバルブのタイプでキットとしては安い方の品でした。
(ミゼットⅡはバルブ後方スペースが狭いので加工せずに装着するには都合が良い)

で、ロー用のＨＩＤバーナーの横にちょこんとハイ用のバルブが付いてるですが
この位置関係の問題で１００％車検には受からないような点灯状態でした。

でも、過去３５ｗ仕様しか利用した事がなかったのですけども
今回の５５ｗのタイプはホント明るかったです。

しかし、最近のＨＩＤキットは安くなりましたね。
ネットオークション等では大概￥１０，０００前後で
ほとんどのバルブタイプが購入できるようです。

数年前に安くなり始めた当初の品は粗悪品が多くすぐ壊れる
品が多かったのですが最近の品は安くてもそうそう壊れたり
しないようです。

しかし、しかし･･･

明るすぎて装着断念するとは思いもしなかったですな。

昨日は、ＨＩＤのライトキットを加工取り付けしました。

本来は装着不可能の初期型車両でバルブ形状がＨ１です。
(後期型等のＨ７バルブのタイプは面倒な加工は不要です)

なのでお客さんの願いを叶えるべく解体屋さんで壊れたライト
を分解させてもらい下調べ＆試作加工を施して装着できる事を
確認しておきます。

作業＆加工内容は、車体にヘッドライトを装着したままガラスレンズと
裏蓋を外しバルブ台座を引き抜いてＨＩＤキットのバーナーを装着した
際に干渉する箇所をヤスリなどで削っていきます。

削る箇所は、バーナーの差し込み口が狭いのでスムーズに入るよう
加工し、奥行きが５ｍｍ程足りないので先端のシェードを取外し干渉
部分を削ればＯＫです。

あと、バーナーを台座に固定するとノーマルバルブより少々
厚みがあるようで止め金が掛けられないので曲げて掛けられる
ようにします。

以上で面倒な加工は終わり後は通常の取り付けをして同時に汚れの
あるガラスレンズ内側とメッキの反射板のクリーニング作業で完了します。

点灯確認してみましたら若干光軸が本来の位置より下がり、光が散って
しまった感じはありますが全体的には明るくなり交換効果は得られた
ようで一安心しました。

なお、メーター内のライト球切れ警告は点灯しませんでした。

最後に、当然ながら台座加工無しで取り付ける事ができる後期型の
Ｈ７仕様が俄然点灯した時の状態は良いですので予算に余裕がある
場合は中古品等を利用してヘッドライト交換した上でＨＩＤキット
を取り付けされた方が良いですね。