新ピカソ（６）5008試乗しました

さあ、いつまでネタを続けるのか、Load to Grand C4 Picasso?

忘れないうちになんとか完結させたいです(^_^;)

さて、混沌とした車選びではありましたが、結局のところ方針は２つに絞られます。
旧ピカソの代わりとして延長線上で考えるか、いっそ離れてまったく違う車にするか。

前者だと、ハッキリ言って選択肢は殆どありません。
というか、新ピカソですよね。

8月末、新ピカソのプレカタログをもらいにディーラーに行ったとき、いろいろ話はうかがって興味はあるものの、実車は当分は来ないとのこと。
さすがに、一度も見ないで購入を決断することはできないので、どうしようかと思ってたんですが、乗り味を比べるために、プジョー5008に試乗させてもらうという話になりました。系列のプジョーDに話を通してもらったのです。

そう、実は5008は「ピカソの代わり」になり得る車でもあるわけです。
そこで試乗前に、ネットで5008について下調べ(^_^;)

ピカソの兄弟車ということは知ってましたが、じっくり調べたのは初めてでした。
やはりピカソの変態装備とはだいぶ違いそうですが、基本的には変わらないですよね。
ネット情報では、現行プジョー車で最も猫足度が高いとか。
だいぶ期待できます。
現車は一度、ルボランのイベントで見たことがありましたが、さあ、あらためてみたらどう感じるでしょうか。
買い換え候補とは考えていませんでしたが、ものすごく気に入っちゃったらどうしよう・・・(^◇^;)


などと期待しつつ店に行くと、はじめ他の方が試乗中だったので、しばし休憩。
展示してある2008など見て回った後、ようやく順番が。
やはり家族全員で乗らないと、本当の試乗にならならないので、ピカソで使っているチャイルドシートをそのまま移しての試乗です。

適当に乗ってきていい、という放置プレイ(^_^;)だったので、家までのよく通る道を往復することにしました。
（以下、ピカソは旧ピカソのことです）

外装ですが、う〜ん、やっぱりちょっとなじまないかな〜、という感じ。
まあでも、印象というのは変わるかもしれませんしね。

運転席に乗り込んでみると・・・やっぱり黒いんですよね〜。


最近のプジョーの内装は、なんで黒いんでしょ。
もうちょっと明るい色が合ってもいいと思うんですが。

もちろんピカソ基準なので当たり前な感想かもしれませんが、運転席の囲まれ感はかなり強いですね。
ギアも普通の位置なので、ウォークスルーは無理でしょうね。
センターコンソールの物入れは深くて便利そう。
ドラポジに関しては、実はピカソより体にフィットしてます。
個人的な体型の問題でしょうが(^_^;)何故か私にはこちらが合ってました。

実は、以前も感じたんですが、何故か車内はピカソよりも狭く感じるんですよ。
基本的には変わらないはずなんですけどなぜでしょう？
天井が若干低いからなのか、黒いからなのか、不思議なんですよねえ。
後席の奥さんも同じこと言ってました。

意外だったのは、ガラスルーフの解放感。


もちろんフロントガラスがピカソほど広いわけではないのですが、運転席の頭くらいからガラスルーフが始まっているので、総ガラス面積はピカソよりも広いのではないでしょうか。
ガラスルーフの恩恵は運転席にいても受けられるので、その点はいいですね。


さて、ギア位置にちょっと戸惑いつつ、出発。

以前試乗した旧308SWのどっしり感とくらべると、かなり柔らかく、乗り心地はよいと感じました。
ピカソに比べると、若干堅さはありますが。ピカソのネットリ感とは明らかに違います。
低速では、以前乗っていた306ブレークよりも柔らかい感じがしました。

ピカソでは、スピードがでててもあまり速いと感じないのですが、60km以上ではスピードを感じました。
つまり、良くも悪くもスピードを意識することになります（とばしたくなる？）。
また、306やピカソではこの速度域でのサスペンションの効きを感じる乗り味の楽しさがあるのですが、その辺はスポイルされている感じがしました。
反面、低速でのピカソのようなドタバタした感じはなかったです。これは、エアサスの問題でしょうね。

6ATは、発進後すぐに2速に。それから、ポンポンギアチェンジして5速まではいくが、6速にははいりません。
308SWのときはあまり気がつかなかったけれど、ギアが変わる時のチェンジは意外に体感できました。
ある意味、AL4と比べても違和感はありませんでした。
6速まである分、当然燃費には好影響でしょう。
ただ、パドルシフトがないのが残念。

意外だったのは、ヘッドアップディスプレイが、非常に便利だったことです。


これなら視線移動もないし、この装備は欲しいと思いました。


さて、5008はピカソの後発兄弟車なので、よくできているところはもちろんありますが、じゃあ、積極的に乗り換える車かとなると、私の場合は残念ながらあてはまりませんでした。
車の雰囲気というのもあるらしく、ピカソではほとんど調子悪くならない下の娘が、ちょっと気分が悪くなったようで、機嫌が悪くなっちゃいました(^_^;)



その後昼食を食べた後、今度は、「全く違う方向」の車の試乗に向かうのでした。

またまた続く(^_^;)