エアサスを組みたい方いたら参考になるかと思い、書き記しておきます。足回りの鬼、シュアファイアです。
エアサスについての考察をまとめました。
手組みのエアサスには、ハイスピードにしたり、スピードコントロールバルブをフィッティング間に追加すると、下げる時のみ遅くして車高調整をしやしくするなど、オーナー好みのカスタムが自在にできます。見せるインストールも同様に。
大きなタンクをサビから守り、長持ちさせるフィルターも安価に追加可能。
こちら部品類はSMC正規品を買えば同じ物がエアサスメーカーの半額以下で購入できます。
しかしこういったカスタムインストールには部品点数が多くなるに比例してトラブルの可能性が増えます(フィッティングからエアが漏れるため。部品ごとにフィッティングが追加されます)が、リスクの少ない組み込み済みボックスタイプでは一切そう言った事ができないのでどちらにも一長一短があります。
1番の解決策は、エアサスインストールの施術例の多い、評判のいいショップで組む事でどちらの場合もリスクやデメリットを減らすことができます。
(特定の外科手術の症例が少ないドクターがオペするより症例の多いドクターの方が成功する確率が俄然高い様に、です。切り口、傷跡も違いますし)
あまりに自信たっぷりだったり、ぺらぺら自慢してくる様なお店は経験上カスです。
あとバイトが多い店は論外
私は以前、わざわざ沼津のゴマガレージでインストールしましたが、部品がかなり多いカスタムインストールにもかかわらずエア漏れはないに等しかったし、トラブルは一度もなく、満足いくものでした。
では、おススメの選び方とは?
*ハイエンドを求めるユーザーには、走りの楽しさを残したいので、ロールの少ない四輪独立式、エアサス特有の車高のバラけによるアライメントの狂いも気になるので、四輪それぞれのエアバッグのエア圧を常にデジタル管理できるエアフォースがおススメです。
走ってるとすぐエア圧(車高)が変化するので。
もしくは車高がばらけて見た目が悪いなど、エアサスを経験した事があるオーナーにしかわからない問題がありますね。
以前僕はエアフォースと同様な仕組みのハイエンドシステムをカスタムインストールしていましたが、今は製品として価格を抑えて販売されているので非常におススメです。
以下過去の所有車両の参考画像になります
・18クラウンに4輪独立デジタルシステムカスタムインストール、スピードコントロールバルブ、SMCフィルター追加等
(写真はありませんが違う場所に10万円程するコンピューターがインストールされていて、そのコンピューターに全ての配管が一度通る事により四輪のエア圧をモニタリングします。)
*走りも大切だが、家族を乗せる事が多い方には、エアレックスは組み込み済みのボックスのおかげでインストールが簡単なのと、エア漏れリスクが低い。うるさいコンプレッサーの音が小さくなるのが良いですね。
こちらの方が少しお安く買えてお安くインストールできますので、電磁弁式が良ければエアフォースと比較してお財布と相談する感じですね。
*かなり安くて丈夫だけど、うるさいのを気にしない人は、機械式。イデアルあたりの機械式は非常に安い。
こちらを選ぶ方は少ないのですが、一度ハイエンドエアサスを組んだ事がある方は逆にこちらで組むケース、多いです。
なぜかと言うと、フィッティングからのエア漏れも、多少部品が少ないので改善されます。
肝心の電磁弁ですが、こちら壊れるリスクがあります。
などなどを考えると、手元のパドルを操作すると、手元からプシューッ!とけたたましく抜けるエアーの音を気にするより、他にお金を使いたい、となるようです。
最初はハイエンドな高級エアサスがいいと思いがちですが、カッコつけるのに飽きたらこちら、みたいな感じですね
私が今後付けるならどれか?
その時の経済状況と、インストールする車種によりますが、ほぼ見せる為だけの車(VIPCAR、SHOWCAR等)には機械式でいいかな、と思います。
ハイパフォーマンスカーには、エアフォースのように四輪独立で、パワーを受け止める足が必要です。
家族を乗せる事が多い場合、信頼できるショップがない場合、エアレックスがいいかもしれません。
次期愛車候補には、Cクラスカブリオレを挙げていますので、そちらには機械式か、エアレックスになると思います。
きっと機械式にしたら、その浮いた分でBBSを履いているかもしれませんね(笑)
そのように、是非参考になさってください。
!最後に、注意点があります!
難しい話になるので簡単に書きますが、
○ストラット車にはエアサス、エアリフターは向きません。
インストールしたところで不満に感じるかもしれません。
○ダブルウィッシュボーンには、エアサスは相性が良いです。
今までの私の車歴を書きます
33シーマ(ストラット) 車高調、フルアーム
18クラウン(ウィッシュボーン) エアサス、フルアーム
BMW E92(ストラット) 車高調
仮C- class(ウィッシュボーン) エアサス
このようになっています。
足回りの構造については非常に難しいので、今回は説明しませんが、レバー比というものが乗り味、乗り心地、車高上げ下げ幅に関係してきます。
それらを考えると、このような感じになるわけですね。
それでは数ヶ月ぶりにスロットに勝って気分良く酔っ払っているので洗いざらい書いてしまったシュアファイアでした!
アデュー!
Posted at 2018/02/10 22:19:46 | |
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