1
◎リア車高調のスリム化。
◇久々の連休を利用して倉庫代わりに使っている部屋を整理していたら、ずっと探していた車高調用のパーツが!
(探していたのは、画像では中央手前の赤いリング。)
別々に保管していた足回りパーツも一通り揃ったので、前から試してみたかった事を、先日実行してみました。^^
○試してみたかった事とは、リア車高調のスリム化。
JICのクオリス用は、リアだけ内径70mmのスプリング対応なので、スプリング&マウントがやたら大きい!
7.5J履きで普通に使うなら問題ないが、私のように特殊なセッティング?だと、この部分がタイヤ&ホイールに干渉してしまい、調整範囲が極端に限定されてしまっていた・・。
フロント用と同じように当たる心配を無くせば、もっと自由なセッティングを楽しめるはず!と考え、真面目に計算して合うスプリング&マウントなどを集めていたが、全部揃えた頃に唯一新品で購入したロアマウントが行方不明に!
2個で7千円以上したパーツだったので再度購入するのはバカらしく、車高に関しては現状維持だったのだが、ずっと気になっていた・・。
・・で、探していたパーツが見つかり、すべてが揃った今がチャンス!と思い、気合入れました!!
(リアは、すべて手持ちのパーツ流用での作業なので、新たに掛かった費用は0円。自分の手間だけです!)
2
○今回の交換作業では、一番重要なパーツ。
奥が細いスプリング用で、手前の大きいのが今回取り外した70mm用。
ロアシートの外径は95mm→85mmへとダウンするので、単純に考えれば片側5mmの余裕が出来るが、内径から外周までの距離は22mm→16mmと、実際には6mm違う!
(ギリギリでかわしたい時は、この+1mmが大きいのだ!)
3
○ストロークが短くなるのを考え、バンプラバーも手持ちのを組み合わせた、ストローク重視の物に交換する。
(手前が取り外した標準品で、奥の黒っぽいのがスーパーソフト/ソフト/ミディアムの固さのを組み合わせた自作品。)
4
○今回使用するスプリング。
左が用意したショート&スリムなスプリングで、右が標準品。
長さは25mmショートに、外径も標準91mmから84mmにダウンする。
(※スプリングレートが丁度良く、セッティングもし易そうな長さのJIC純正品。新たに買った物ではないので、タダ同然!)
ロアシートよりスプリング外径が小さいので、下皿をクリア出来ればフル調整出来るようになるかも!?
5
○上記のパーツを、車高調に組んでみた所。
左が標準品で、右がスリム化した車高調。
一見違いがないように見えるが、右の方がロアシートが小さく、スプリングがタイトに巻き付いているように見える。
※事前にサイズやピッチまで細かく調べた上で必要パーツを揃え、おそらく大丈夫との自信はあったが自分の知る限り前例がなく、この写真撮った時は無事組めて正直ホッとした。^^
6
○時間があったので、タイヤを取り付ける前に、用意していた「タミヤカラー・ゴールドリーフ」で、ハブとキャリパーを塗り直した。
前回もエナメル系塗料を使用したので劣化は少なかったが、ゴールドというよりカッパー(銅色)っぽい色なのが気になっていたので・・。
塗装後はご覧のようなゴールドになり、名前通りの色になった!
(この色は、筆塗りの時に愛用している一番キレイな金色なのです。^^)v
この塗料は本来模型用だが、エナメル系なので耐久性は以外にいいのだ。^^
※違いが分かりやすいように、今回はキャリパー&ハブ周りだけ塗っています。
7
○スリム化した車高調を、愛車に組んだ所。
まだ車高は調整していない状態だが、以前よりかなり余裕が出来た感じ!
この後車高をぐっと落としてみたが、スプリングまでスルッとかわせてしまった!!
これで、リアも思い通りのセッティングが可能になったのだ!
すべてが上手く行き過ぎた気がするが、それまで若干の不安の中準備していたので、思っていた通り、いやそれ以上の結果になったのは本当に嬉しい!!
8
○車高調整後の写真。
ブラケットを計算した数値まで上げたあと、残りをスプリング位置下げで調整し、フェンダー→地面間は、前595mmに対し、後ろは585mmまで下げてみた。^^
(コレでも、車全体で見るといい感じの前下がり。)
ブラケット移動だけでも車高は下がるが、今回はフロントとのバランスを考えてセッティングした。
(今までは干渉を避ける為に下の皿を目いっぱい上げ<プリロードは最大!>た上で、ブラケットでギリギリまで下げるしかなく、リアだけツッパる感じが気になっていたので。)
コレだけ下げても、スプリングやリングへの干渉を気にしないで済むようになったのが、今回の弄りの最大のメリット!
スプリングとショックとのベストなセッティングを出した後、車高だけを微調整するといった、全長調整式本来の使い方が可能になったのが嬉しい!!
◎周りを軽く走ってみたが、高いバネレートのを緩めて使ったのは正解だったようで、以前の違和感がほぼ無くなり乗り心地もしなやかでかなり良い感じ!
◇リアの不満は一気に解消したので、現状で限界まで下げていて、事実上ショックの固さしか調整出来ないフロントが、次の課題になりました。^^
「◎フロント車高調の改良。」に続きます。^^
※メイン画像は最新の状態に変更済みですが、この画像はリアだけの時の物です。
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