最近はチャリでいろいろ。水曜くらいになると土日の天気が気になりだす。先週は成田空港のそばの航空博物館へ。家族連れからマニア?まで幅広い客層。設備は大きくはないが航空機の整備士がボランティアで解説してくれたりしてなかなか面白い。CAの卵みたいな人も勉強に来ていて、マニアックな質問を連発していた。空港滑走路が見える上の階でも離着陸機を係員が解説してくれる。次はデルタ航空でアメリカのダラスからの到着です、とか。はるばるダラスから来たのか~と思うと楽しい。客のなかにはラジオみたいなので航空無線?を聞いている人も。展示内容よりもこういったソフトサービスが充実していたと思う。
写真はエンジン。星型とかいってクランクシャフトの周りをぐるりとピストンが囲んでいる(9気筒)。これが2列で55リッター、2800馬力(ターボ付き)。赤い切断面からピストンヘッドが見える(でかい!)。でもリッターあたり51馬力くらいか…大したことないなぁ、S2000はNAで125馬力/リッターか?ま古いエンジンだし(1940年代)、技術の進歩に感動しよう。実は歴代CAの制服を着たリカちゃん人形みたいなのが展示されていて、(他人の)子供の手前ガン見するのは避けて隠し撮りしたのだがブレてしまったのでエンジンの写真を掲載する次第。いつかリベンジを。
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話は変わって今日はチャリ買った店に行ってきた。リアのハブからグリスが漏れているので聞きに行ったのだが、新品には多めにグリスが入れられているので乗っていると漏れてくるとのこと。問題ないのだそうだ。他にもいろいろ教わった。
産業構造審議会 競争力部会の第一回目の資料には、付加価値のスマイルカーブが描かれている。付加価値の高い原料に始まり最終製品を底として、アフターサービスや運営で再度上昇する。売ったら売りっぱなし、というビジネスモデルは特に自転車の様な成熟した市場では既に行き詰まっている。各社大量生産体制が確立され、コストの削減も限界、ネット通販によって販売価格も底、品質も同価格帯の商品であれば一般人がその差を見極めるのは困難レベルに達しており、もはや消費者は完成製品そのもの差に価値を見出すことは出来なくなっている(=製品だけでは儲からない)。
という訳でブランドやアフターケア、質の高い情報の提供などソフト面でのサービスを重視するメーカや販売店が増加する。地域密着型ビジネスなどがよい例だ。私は今後も不安なことがあれば店に聞きに行くだろうし、そういう店を選んだつもりだ(ネット通販はこれが出来ないから、熟練者ならいいが初心者には厳しい)。ま当然自分でも勉強せにゃならんのだけども。
Posted at 2010/04/03 19:59:21 | |
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