セバスちゃんのブログ一覧

祖母の法事で、今年も昨日から北海道・サロマ湖に来ています。

去年に引き続き、ラクティスをレンタカーとして使用しています。

信号も殆ど無く、快適です。

家族からも好評です。

遅くなりましたが、京都日帰り旅行の続きです。

甘味に舌鼓を打ちつつ、穏やかな時間を堪能した後、京都といえば是非とも行ってみたい場所があり、そこに向かいました。

最寄りのバス停まで３分程度、再度路線バスに乗ります。
一日券が有効活用できますね。

しかし、バスに乗って思ったのですが、場所によって速度が都内に比べると早いような…。

そんなことを考えていると、目的の停留所に到着。

そこから数分で門をくぐります。



中学生の修学旅行時にも来なかった、こちらにやっと来ることができました。



金閣寺です。

修学旅行と言えば、清水寺や金閣寺、奈良の大仏が定番とも言えるでしょう。
なぜ、行かなかったのか？
相方にも、そう聞かれました。

修学旅行には、自由行動という時間があったのですが、そこの予定に敢えて組み込まなかったのです。

なぜか。

中学生のセバスちゃんは、こう言いました。

｢せっかくの京都だし、みんなが行くようなメジャーどころに行くより、もっと渋くてツウ好みな所に行かなきゃ｣と。京都初心者にも関わらず。

｢…だから行かなかったんだよねぇ。｣
僕が青春の勘違いを遠い目線の先に浮かべながらこう話すと、相方はサラッと言い放ちました。

「そっかぁ。
だから未だにメジャーになれないんだね！」


ガ━━(ﾟДﾟ;)━━ン!


…というわけで、しっかり、とくとお参りし、この目に焼き付けてきました。
ええ。もう、あの頃の僕の分も含めて。

何と言うか、はい。綺麗でした。
固定観念は良くないですね。良いものは良い。これからは素直に認めるようにします。
そうしないと損しちゃいますね。

いろいろな思いで満たされたり、かつ落とされたりしたところで、なかなか良い時間になってきました。
お腹も減ってきたことですし、京都駅に近づきつつ、遅いお昼ご飯をいただくことにしました。

天ぷら、うなぎ、割烹、選択肢はあったはずなのですが、時間はお昼と晩ご飯のちょうど狭間に。
少し悩んだ結果、相方と相談して決めたのは、こちらの親子丼でした。


京都の親子丼は薄味だと聞いていましたが、とんでもない！
卵は半熟、塩梅も絶妙。そこに、山椒がピリッと風味を与えています。
火が入りすぎると硬くなる鶏肉ですが、そこは柔らかく、かと言ってベタッとせず、やさしい味です。
身体にのみならず、心もホッとしますね。
味わいながらいただいた筈なのに、あっという間に平らげてしまいました。
これならお蕎麦も…。と思ったのですが、時間だけでなく、胃袋にも余裕のある旅にすることにしました。

こちらがお店です☆


その後、京都駅に戻り、パンなどを購入し、新幹線で一路品川へ。
何と言うか、派手で刺激的な味わいや経験というより、じんわりと心に染みる旅になりました。
そして、駅で買ったベーグルやパンも、これまた美味しかった…。
改めて、詰め込まずに余裕のある時間って、素晴らしいと思いました。

京都、ちょっとクセになりそうです。
いつか車で行っちゃおうかなぁ…。

そしてそのときには、
中学生の勘違いセバスちゃん少年が、
金閣寺と同じ理由で行かなかった、龍安寺に行かなくては…（汗）

ここ数日、抱え込んだ曲のアレンジとコーラスワークに難儀し、挙げ句の果てには、カフェでご飯中もMacbookを広げて作業するという、らしからぬ生活をしております…。（でも、そんなスタイルにちょっと憧れていたりしました…（笑））

さて、先日リアルタイムで書いた、誕生日日記の続きです。
今までにも、相方はサプライズで色々な所に連れて行ってくれました。
東京駅八重洲北口に１１時に集合！→福島・須賀川の温泉旅館＆エステの旅へ。
パスポートを取得すること！→ウィーンへ行こう！

今回、相方がしてくれた誕生日プレゼントは、京都への旅行でした。

１０時半頃には京都駅に到着。中学の修学旅行以来、2X年ぶりです…。
すっかり豪華になった京都駅と、あの頃よりさらに古くなった京都タワーを眺めつつ、路線バスにてひとつめの目的地に向かいます。

｢ケーキと甘味、どっちがいい？｣という、甘い選択を迫られ、
｢どっちも！｣と答える僕。
まず目指したのは、甘味です。



雰囲気のある店構えの門をくぐり、待つこと10分弱。
中庭の見える畳の間に通され、まずはほうじ茶とお茶請けをいただきます。



他にもお客さんは何組かいるのですが、大きな声を出すこともなく、ただ、中庭の緑の世界を眺めています。
香りも高く、甘みとコクが軽やかにほうじられたお茶をいただきながら、窓外の世界を見るともなく眺めていると、｢時間を少しいただきます｣と言われたはずの甘味が、ちょうど良いタイミングで運ばれてきました。



一番人気の、わらび餅です。
｢最初は黒蜜を掛けずにどうぞ…｣との言葉に、そのままひとつ。
何にも似ていない、ならではの味わいに驚きます。
その後、黒蜜を少し掛けていただきます。
わらび餅を舐めていました。参りました。

僕の注文したのは、冷やし善哉です。

まず、汁をひとすくい。小豆と和三盆の澄んだ味です…！
しっかりとした小豆の味わいに、よく似合う白玉。
もともと餅の代用とも言われる白玉ですが、こちらの善哉には、白玉のほうがしっくりきます。

外は静かに小糠雨が降り始めていました。
緑が鮮やかに映え、いつまでも居られるような、何とも言えない時間でした。
おそらく、善哉の器に添えられた楓の葉は、これから徐々に色づいてくるのでしょう。
もう少し近ければ、この葉が紅葉していくのを見られるのですが…。それは想像の世界で楽しむとします。

のんびりとした時間を堪能した後、お店を出ると、雨はやんでいました。
和菓子とケーキのハシゴをしようという気持ちは既にどこかに行ってしまっていました。

また路線バスに乗り、次の目的地に向かいます。

ご無沙汰をいたしております。
あっという間に９月も後半になってしまいました。

いろいろ書きたいことはあるのですが…

誕生日のため、相方がサプライズをしてくれています。

行き場所もわからない状態で渡されたのは…




行ってきます！

ご無沙汰をいたしております。
受傷後のショックを引きずっておりまして、週末にもいろいろあったのですが、なかなか記事に出来ずに居りました。
しかし、昨日、このマイナスな気持ちが一気に晴れました！

受傷後のパニックの中、思い切って大熊猫＠様に相談し写真や現車を見て頂いた後、板金屋さんにチェックして頂きました。
幸いにも、磨くだけで大丈夫ということでした…！

それならということで、大熊猫＠様のドックにお邪魔し、これをコンパウンドで少しずつ磨いていく作業をしていただきました。
コンパウンドで磨く、という作業自体初めてだったのですが、ひよこを撫でるかのように慎重な作業の結果、跡形も無く傷跡は消え去りました。




擦れたようなこちらの傷も



写真が下手で分かりづらいですが、完璧に消えました！

匠の技によって、雲散霧消した僕のモヤモヤと共に、おなかがすく時間となったので、そこから本所吾妻橋へ。
美味しい洋食に舌鼓を打った後は、浅草で和菓子屋さんを訪問しました。
こちらで拝見した茶器は、数百年前のものもあり、江戸時代の大名が使っていた道具も。
江戸時代に作られたものと、近代に作られたものを比較して教えてくださったのですが、江戸時代に作られたほうが、繊細で遊びがありました。
茶釜の蓋を乗せるための茶器も、熱で割れることが前提に有るにもかかわらず、そこに螺鈿細工や絵を施すという江戸の人の心意気。
遊び心は無駄を愛するということ。
「粋」というものに触れた、貴重な時間になりました。

翻って、移動手段をしてだけであれば、燃費の良い車はたくさんあります。
ましてや都内であれば、電車網が発達しているので、車は必要ないのかもしれません。
車に何を求めるのか。それによって選ぶ車は変わるのだと思います。
ジャガーは、時を超えて「粋」というものを教えてくれる、そんな車である気がします。

割れることが前提にある茶器が現在残っているのは、それを持ち主が疎かに扱わなかったから。
ジャガーという車をパートナーとした以上、僕もそういう人になりたいです。

傷心の心を癒してくださった大熊猫＠様、ありがとうございます。
今回の受傷に際しお心を寄せて頂いた皆様、ありがとうございます。
大切なことをまたひとつ、学びました。