『最後の酒』

いつも携帯のアラームを目覚ましにしているオィラ。

でも年齢的なものか？

体内時計がきっちり働き、目覚ましより先に起きる事の方が多いのに何故か今朝は頭の上でずっと鳴ってる。。。

珍しい事もあるもんだ？…疲れてんのかな？と思いつつベッドの中から時計を見るとまだ朝の5時？

目覚ましじゃない事に気付き携帯を取ると嫁からの電話で、おじいちゃんが明け方に亡くなったという連絡でした。。。

数年前から寝たきりで、昨年から数回危険な状態になった事もあり、一応覚悟はしてたので驚きはしませんでした。


おじいちゃん子だった僕は自分で書くのはおかしいんですが(笑)、孫の中でもおじいちゃんに人一倍可愛がってもらってた方だと思います。

お通夜が終わってみんなが帰った後、じいちゃんの好きな日本酒を飲みながら棺の横に座って…二人で最後に沢山の話をしました。

考えたらこうしてじいちゃんと二人ゆっくり飲んだ事なんてなかったなぁ？

小さい頃に我侭を行って怒られた時に『じいちゃんなんて嫌いや！』と言ったのをじいちゃんはショックだったそうです…本当にごめんね？

働きだした頃に給料をもらったらじいちゃんの好きな河豚を食べに連れてってやる！とえらそうに言ってたのに結局連れて行ってやれなかった事…でも約束した時のじいちゃんは本当に嬉しそうだった…。

考えたら行く時間なんていくらでもあったよね？…今更後悔してもどうにもなんないんだけど連れて行ってやりたかったなぁ？

じいちゃん家に行くと必ず一緒に散歩に行った事…、何歳になっても帰る時は必ず握手しながら『また来るわ！』と言ってお別れした事…色々な思い出と共に涙が止め処なく溢れ出て、酒の強くない僕なのにいくら飲んでも酔えませんでした。

大好きなじいちゃん…沢山愛してくれて本当に本当にありがとう。

あなたの生き様に負けない様に、自分の人生に恥じる事のない様に、僕はこれから頑張っていきます。

※ちなみに画像は貼るか悩みましたが、戦争の真っ只中に青春時代を過ごしたじいちゃんが、気に入ってずっと飾っていた写真…カッコいいでしょ？＾＾、すみません今回はコメOFF設定にします。