行ってきましたよ、赤い招待状を持って。。
あまりお世話にはなりたくない場所ですが、”魔が差す”ことはあり得る話なので、もしもの時のご参考にでも。。
当日は朝9:00に来るようにとのお達しなので、早めに着くように早朝に出発。
8:15位には裁判所の裏手の駐車場に着いてました。
ちょっと早すぎたかなぁと思い、そのままパトカーがずらりと並ぶ駐車場で8:30まで待機。
ぼちぼち受付に並ぼうかな~、と建物の表に回り中を覗いてみると、すでに数人が向こう側を向いて整然とベンチで待機していました。
皆さん朝から気合い入ってますね~。
BGMも当然なく、物音ひとつない静寂の中、ヒマなので
"同志たち"の後ろ姿やあとから入ってくる人たちを観察していました。
虫も殺せなさそうなおとなしそうな若者から、アナタは交通違反以外にも何かしてるでしょ的な強面の方や初老の女性、はたまた、杖を手にした軽い障害を持たれる方まで、様々な人たちが静かに
”その時”を待っています。
10分くらいすると、20代と見られる若い警察官達が数人、説明にやって来ました。
「来た順番から番号札をお取りください、今日はその番号で呼ばせていただきます」
思っていたよりは丁寧な話しぶり。
ジャイアン的な職員が多いとネットで調べた範囲では言っていたのでちょっとひと安心。
そして、自分の今日の名前は
”10番”に決定。
サッカーなら司令塔というところでしょうか。
またしばらく待機時間。。
30分位経って、警察の調書の確認のために呼ばれます。
部屋は4人まとめて取り調べできるようになっていますが、仕切りなどはありません。
プライバシーなんてあったものではありません。
自分は若い20代の警察官が担当です。
まず、名前と住所、生年月日、本籍地を言わされ、違反内容の確認をされます。
そして、赤切符の裏面の略式裁判に同意した旨の署名捺印をさせられます。
まあ今日は有罪ありきの裁判ですからね。心象の悪い態度は極力避けなければなりません。
おとなしく「はい。はい。」と返事をしていけば数分で取り調べ終了です。
そしてまたしばらく待機。。
次は検察官の取り調べです。
また30分ほどしてから番号で呼ばれます。
今度は愛想の良い頭の光った早口なオジサンです。
先ほどと同じように、名前と住所、生年月日、本籍地を言わされ、職業も聞かれました。
違反内容の確認と状況を聞かれ、説明を多少加えた程度なので、これもものの数分で終了です。
お次は裁判官の仕事です。
、、が、略式裁判なので、私が裁判官に会うことはなく、書類だけで済まされます。
本当に裁判官が判決を下しているのかも不明。。(笑)
またしばらく待機。。
ほどなくしてまた番号で呼ばれ、窓口で名前と生年月日を告げ、懐かしい免許証さんとご対面。
赤切符と合わせて次の窓口へ提出。
そこで罰金額を告げられます。
「罰金は70,000円になります。今支払いされますか?」
予想通りの金額でしたね。
相場は、30㎞/hオーバーで60,000円、35㎞/hで70,000円、40㎞/hで80,000みたいです。
淡い期待を寄せつつ、模範囚を演じていましたが、
いくら裁判所で良い子ちゃんしてても安くはならないみたいです( 一一)
かといって、無愛想にして割増でもされたらアホみたいですから、小心者のワタクシはそんなリスクは侵しません。
おとなしく準備した
7人の諭吉を引き渡し、検察の領収証をもらって本日は終了。
ここまでで3時間弱。まあこれぐらいは掛かりますよね。
あとは講習が待ってます。
次の召集はいつになるのやら。。
早く終わってスッキリしたいです。。
続く。。
Posted at 2017/05/16 16:59:33 | |
トラックバック(0) | 日記