たかくりのブログ一覧

2月初めの土曜日に今シーズン最後のサーキット走行を終えたマイエイト。
今シーズンに備えて軽量化のため取り外していた内装を可能な限り戻し、自作した小細工品をほとんど撤去。
車高を大人な仕様に再セット、それに合わせてフロントトー調整＆乗り心地改善のためのショックアブソーバの減衰力調整など。

何だかんだで数週間掛かりました（汗）。

祭りのあとの片付けは思いのほか大変で、やるせない気持ちでいっぱい。

そして、昨日、某買取店に持ち込み、無事商談成立しました。
まぁ、現実は厳しく、予想通りの超低価格でしたが・・・（涙）。

さようなら、マイエイト。
今まで、たくさんの思い出を有り難う。

エイトを通して多くの方々と交流することができ、充実したカー＆サーキットライフを過ごせました。
お付き合い頂いた方々に、この場でお礼申し上げます。

そして、いつの日にか何処かのサーキットでお会いした時、またよろしくお願いいたします。

先週日曜日のスパ西浦逆回りは、以前から懸案だった音量オーバーで残念な結果で終わってしまいました。
今日は、気を取り直してフレッシュなA052を引っさげ、幸田サーキットに行ってきました。




度重なる寒波の襲来で不安定な天気でしたが、朝からサーキットの路面はほぼドライ。
走行した午前は薄日の差す曇り空でしたが、気温6～7℃でこの時期にしては過ごしやすい日和となりました。

走り込み時間の少ない幸田サーキットですが、去年夏から参戦したサーキットアタックのおかげでコースの攻略ポイントはある程度把握できました。
しか～し、サーキットアタックで規制されている縁石を使った走りにいつも困惑気味（笑）。
特に、最終コーナーのアプローチからストレートに抜ける区間が難しいですね～。

今回の目標は47秒台を出すこと。
前回出した48秒934から約1秒の短縮なので、ちょっとハードル高めの設定（汗）。

1回目の走行は9時30分枠。
路面を確認しながらタイヤのグリップの高まりとともにペースを上げていくと、数周で48秒中盤から前半とタイムが縮まっていきました。
しかし、8周目に47秒995で辛くも47秒をクリアしたものの、そこからタイムが縮まる気配は感じられませんでした。

幸田サーキットでもスパ西浦と同様、音量規制（タワー3Fにて93dB以下）があるので、いつもスパ西浦で装着しているインナーサイレンサーを装着して走行しています。
幸田サーキットでは、これまで1度も音量オーバーの注意を受けていません。

そこで、何処からともなく悪魔の囁きが聞こえ、スパ西浦用のインナーサイレンサーを外したらどうなるか試してみたくなりました（笑）。

実は、スパ西浦で装着していたインナーサイレンサーの最終形態はコレ。
インナーサイレンサーと言うよりは、これはマフラーカッターかな（汗）。


はっきり言って、見掛けだけでほとんど消音効果はないでしょう（笑）。
マイエイトのサイドポートチューンエンジンと排気系パーツの組み合わせでは、この位でないと著しくパワーダウンしてしまいます。
但し、この時点でのパワーダウンとは感覚的なものだけで、具体的な数値として把握できていませんでした。

まぁ、こんなインナーサイレンサーを外しても変わらないかと思いつつ、これでどれだけパワーダウンしているのかと疑心暗鬼だったり・・・。

このモヤモヤをすっきりさせるべく、ピットインをして速攻でインナーサイレンサーを撤去。
残り5分を切ってコースに復帰し、いざアタック！

いきなり、バックストレート～ブーメランカーブの区間で明らかな違いを体感（驚）。
もちろん、NAなのでターボ車のブーストアップのようなビックリするようなパワー差ではありませんが、しっかり違いを感じることができました。

しかも、タイムは最終ラップで47秒678をマーク。
熱に弱いエイトで、ピットイン後にコンマ3秒も縮まったのにはビックリです。
インナーサイレンサーの有無が単純にこのタイム差に反映されたとは言い切れませんが、貢献度はかなり高そうです。

ここ数年、スパ西浦で苦しめられてきたタイム伸悩みの原因の1つを明らかにすることができました。
チューニングの仕様により事情が異なるでしょうが、少なくともマイエイトの場合、インナーサイレンサー装着で明らかにタイムダウンするようです。

う～ん、長年の疑問が解けてスッキリ？

その後、クールダウンの時間を挟んで、2回目の走行は10時30分枠。
渾身のアタックでわずかにタイムアップを果たし、47秒639で更に自己ベスト更新！

これがその時の車載です。


ちょっと早いですが、これで今シーズンのマジアタックは終了～。
一先ず、これで一区切りとします。