建築中のマイホームに飾ろうと思い購入したフェラーリの跳ね馬レリーフが
輸送中の不手際により破損した件。
事故発生から1ヶ月半が経ちますが、ようやく解決しそうです。
イタリア自動車雑貨店で購入したアルミ鋳造物の跳ね馬レリーフ。
イタリアに注文掛けてお店に届いたのが注文から2ヶ月後の7月下旬でした。
8月頭にお店に直接引き取りに出向いたのですが、結構な重量があったため配送にしてもらいました。
建築中の家に着ける予定だったため工務店の方に直接送ってもらったのですが、いざ箱を開けてみてビックリ。
じぇじぇじぇ〜( ' jjj ' )
シッポが折れてましたorz、、、
お店に出向いた際に現物を確認してますので、破損は梱包後であることは明らかでした。
こちらとしては完全な被害者です。
すぐに返品、交換してもらわないと家の工事に間に合わないためお店と運送会社に連絡したのですが、イタリアは8月一杯はサマーバケーションで動かないとのことで(^^;; 9月以降に注文したとしても10月下旬に物が届くかどうか不確かな情況でした。
運送会社に連絡すると購入金額全額を弁済してくれるとのことでしたが、こちらとしては内装工事中に間に合うように物を手配していましたので、お金が返って来たとしても予定が大幅に狂うことになります。
工事に間に合わないと意味がないため、壊れたレリーフを修理して、その修理費を運送会社に請求ということも考えたのですが、運送会社の方針として、「破損した商品を回収して、その商品の購入金額を弁済する」とのことでした。それ以外は1円も支払う事はできないと。
残る方法として日本国内に同じ商品が無いかどうか調べてみたのですが、雑誌の広告で神戸のお店に同一商品があるかもしれない事が分かりましたがお店のホームページとかは無くて、通販も対応してもらえるか分からない状態。しかも、広告に載ってる金額は自分が購入した額よりも高い額でした。
一刻も早く代替品を入手したいため、多少高くはなりますが運送会社の方でこちらのお店から購入してもらえないかと提案してみたのですが敢えなく却下、、、。
全額返済してもらって、数万円の差額を払ってそのお店から買う事も考えましたが、こちらは被害者なのにその差額分を負担する事やその手間暇を掛ける事が納得いきませんでしたし、神戸のお店が通販に対応してくれるかも分からないし、直接お店に行くとなると交通費だってバカになりません。
(よほど暇があってお金もあれば神戸に旅行がてら行きたかったですけどねぇ)
最悪の場合、全額返金さえしてくれるのであれば、跳ね馬のレリーフを無かった事にしてしまえば問題ないか、、、とも思ったのですが、自分には当初からマイホームにこのフェラーリの跳ね馬が飾ってあるイメージがあっためどうにも諦めきれません。
正直、現時点でフェラーリを所有してないのだから、将来フェラーリを所有できる時が来た時に飾るのが本来のあるべき姿かもしれません。
でも、ここで断念してしまうと将来フェラーリを買う事さえ断念してしまうような気がしてしまって、、、。
今はまだフェラーリを持ってないけど、フェラーリの跳ね馬レリーフを日々眺めることで自分を奮い立たせる、、、というと大げさですが(^^;; フェラーリを所有できるようになれるよう毎日を頑張れるんじゃないかなぁなんて思ってしまうのです。
フェラーリといったってピンキリで、安いモデルは300万円台からありますし、中古市場の主力であるF355はもはや5、600万〜買える時代です。
車両価格だけでいえば決して夢の車ではなく、すぐにでも買えるかもしれません。
でも、フェラーリを所有して乗るということは、それ相応の維持費が掛かる訳で、相当の情熱がないと出来る事じゃないと思うのです。
それに腕時計にも言える事ですが、それに見合う人間であるかどうか、、、。
今まで自分は親の影響もありBMW一筋できました。
既定路線でいけばこれから先もBMWを乗り継いでいくのでしょう。
もちろんBMWが好きだし、良いと思って乗ってます。
でも、それって自分にとって無難な選択という気がしてしまうのです。
今度出る i8。メチャクチャ カッコ良いですよね。
でも、頑張って仕事して 頑張って i8を買う自分は容易に想像できてしまうけれど、フェラーリは自分にとって未知の領域。
フェラーリに乗ってる自分を想像してもいったいどんなだか想像できない。
果たしてどんな日常をもたらしてくれるのだろう。
毎日がハッピーになるかもしれないし、あるいはただのまやかしで、ただただ苦痛でしかないのかもしれない。ガッカリさせられるかもしれない。
所有者の意見を聞くことはできるけど、それって実際に所有してみないと分からない事ですよね。
危険な香りもするけど、一度しかない人生ならこのまま無難に生きるより、多少無理したって冒険したい。
そんな思いがこの跳ね馬のレリーフだったりしたのです。
だから、ここで簡単に諦めることも出来るけれど、諦めてしまったら今後の人生もこのまま無難に生きて行くのかなぁ、なんて書くと大げさですが。
そんな思いで運送会社の方と交渉していたのですが、先日ようやく納得いく方向で解決しました。
購入金額の半額弁償で「示談成立」です。
結果的に当初は無理と言われた、破損したレリーフを使用して、その修理費を弁償してもらう形に落ち着きました。
修理費という形ですが実際には商品の半額を弁償です。
家の壁に取り付ける際は、レリーフ自体が大きくてとても重い為、接着では無理で、レリーフに穴を開けてボルト止めし、アルミパテでタッチアップする方法をとる予定でいたので、シッポが折れていてもシッポ自体もボルトで壁に固定してしまえばあとは破折線の部分もタッチアップでまぁまぁ目立たないようには出来るのではないかと工務店からの公算がありました。
こちらとしても工期に間に合わせたかったし、そんなに近くでマジマジ見る物では無いだろうし、跳ね馬のレリーフのアウトレット品を50%オフで買ったと思えば納得する事ができました。
というわけで、今回 1ヶ月半かかりましたが、とりあえず納得する形で解決しました。
この事故による工期の遅延や精神的ストレスも加味すれば、この半額弁償という形が妥当かどうかは分かりませんし、こちらがゴネればもっと別の方法もあったのかもしれませんが、こちらも暇じゃないし考えるのも疲れるので今回の対応で納得することにしました。
取り敢えず当初のイメージ通りマイホームに跳ね馬のレリーフが付く事になりそうです(^^)
そしたらいつか本物の跳ね馬に乗らないわけにはいかないですよね(^^;;
実現するかは分かりませんが、モチベーションは高く保ち続けたいです。
もちろん自分にとって生まれた時から「車=BMW」ですから、BMWから降りるつもりはないですけどね(^^)