4駆じゃないと、とすぐRS200になっちゃったので18台しか組まれなかったFFシャーシ改造の縦置きFR。右上のトルクチューブが室内貫通してる写真。つまりヒューランドトランスアクスルを搭載してる。
トランスアクスルだから取付剛性が高くて参考にならないかもしれないけど、リヤはストラット式、さすが大メーカーにやとわれたエンジニア設計のアームはソツがなく、ハブキャリア側がスフェリカルジョイント、車体側はウレタンブッシュ。M-Sportの銘がすでに入ってる…後年のレストアでのワンオフ製作部品かも
RS1700Tのときは縦置き4駆構成がアウディやスバル式つまりエンジンクラッチの後ろにフロントデフがあるものしかなかったので縦置き4駆はあきらめたみたい。グループBが終わったあとでFFボディに縦置き4駆のグループAエスコートRSコスワースを生み出すわけですが、初期のリヤサスはセミトレ、ホモロゲバージョンから特例で変更されたストラットに変わるのは後になってから。
ニッキーグリストが開発者にインタビューしてる動画によると、エスコートRSコスワースロードバージョン(グループAホモロゲ用)開発でドイツフォードに缶詰だったんだとか、ターマック以外には向かないセミトレになったのはそれか、Sierra RS Cosworth 4x4からのキャリーオーバーだったか。まあパルサーGTiRもセミトレだったので人を載せるロードカーだとそうなるはず【更新】いやパルサーの件はわたしの間違いだった。どうしてこうなった?U12からアテーサを拝借して詰め込むと前後ストラットになる。
フロントデフがオイルパンの横にある4駆のロードカーを最初に作ったのは誰だったかファーガソン式とか名前がついてたはず。トヨタがAW11ベースのMR4駆グループBを開発してたころ、南アフリカでTRDカローラFX E82ベースの4TGT縦置き4駆でラリーしてたのが早いほう、ちょっと遅れて南アフリカでR31のアテーサがラリーしてた。うちの過去記事を掘るとあります笑
FFのはずのMK3-5エスコートのラリーカーでどうみてもFRの挙動で走ってるのはFRコンバージョンしてます。日本車と違いフロントタイヤの位置がFFとFRどちらともつかない中庸位置だから。
Posted at 2024/01/20 20:17:45 | |
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