つばさ(旧ＰＣ－Ｅ)のブログ一覧

それは初代VAIO Phone(VA-10J)を使っていた時のこと。

使い始めは「まぁそれなりかなー」と思って使っていましたが、使い続けていくうちに内部処理の遅さ、タッチパネルの反応の悪さと鈍さ、なぜかボンヤリと写るメインカメラ、そしてREGZA Phone時代にも味わったUSBカイロになりそうなほどの発熱と、噂に違わぬ「やう”ぁいおふぉん」っぷりを発揮しておりました。

で、そんなVAIO Phoneに嫌気がさし、購入半年でiPadに乗り換えてしまったのですが、今度は「結構荷物になる」という、言ってしまえば当たり前な問題と遭遇してしまいました（※ついこの間までiPadでハイドラやってました）。

「ならiPhoneにしちゃえば？」
実際それも考えましたが、中古でも結構な値段がします。格安でお迎えできるスマホは、どうしてもAndroid端末になってしまいます。

では「そこそこ使えそうなSIMフリースマホないかな？」と探した末にたどり着いたのが、今回お迎えしたVAIO Phone A(VPA0511S)です。

・・・懲りずにVAIOのスマホです。

ただし今回のモデルは、前モデルの反省を生かしたらしく
○本体がアルミ削り出しで高級感がある
○VAIO製PCと同じく「安曇野フィニッシュ」
○OEM品ではなく、自社品であること（注：前モデルは日本通信は否定していたが、台湾パナソニックのスマホ「ELUGA U2」と基本性能が完全に近いほど一致していた）

見てくれのスペックはハイエンド機には及ばないものの、ミドルクラス機以上のものがあるはずと見て取れました。CPUもオクタコアが載っかってるくらいだし、VOLTEにも対応しているくらいですから。

が。

使う人によっては、致命的な問題がありました。

カードのスロットです。

SIMカード(マイクロサイズとナノサイズ両対応)とマイクロSDカードを、同じ場所にカードトレーに格納してセットするタイプなのですが、DSDS化してSIMカードを2枚掛けした場合もしくは、SIMカード1枚掛けだがナノサイズを使った場合、SDカードをセットすることができなくなってしまいます。
この点は、前モデルの様にSIMスロットとSDカードスロットが別々になってるといいかなと思いました。

それともうひとつ気になったのが、発熱の問題。

普通に使っている分は何ら気にすることはないのですが、ナビアプリやハイドラなど、常時起動のアプリを使っている時に、USBカイロになりそうなほど発熱します。
本体がアルミ削り出しなために放熱性が良く、それが仇になっている感じもします。

以上の2点を除けば、前モデルみたいな「やう”ぁいおふぉん」だとは感じないと思います。コスパもいいほうじゃないかな？（※ちなみに、キャンペーンが引っかかってると2万ちょいで買えます）

・・・残念スマホじゃないといいけど