dewakikuのブログ一覧

美しい旭光も次第に消え失せていくなか、いつものように元気一杯に縄張りを主張する赤柴＠差し尾の「ハチ」くんの家の横を通り、橋を渡って草むらが少しだけ雪から顔を出してるところで重要な生理現象も無事に完了！（食事中の方々申し訳なし...。）

さて、これまた定番ルートの林檎畑から、低い桜藪に差し掛かった時だ。　:-0

目の前を、めちゃくちゃ鮮やかな大きな鳥が、真っ白な雪原を猛烈な敏捷さで、駆け抜けて行った！

一気に野生の血の沸騰スイッチが入った疾風＠黒柴♂、猛然と追おうとダッシュしかけたが、リードの先には錘である私がぶら下がっている.....いやはや左肩が抜けるんぢゃないかというほど思いっきり引っ張られた！（マヂ激痛）

ヤツは、少し距離を取ったところで藪に入りかけ、逃げ足を弱めてくれた。　目を凝らすと.....真紅の鶏冠、群青の首から濃い緑の胸、背と翼に掛けて薄灰緑から褐色縞柄へのグラデーション、そして長く美しく伸びた茶系な段だら縞の尾.....。

80cm以上はあるか？

春には、「ケン、ケーン！」という啼き声と共に何度か出会っていて此処界隈を縄張りにしている、雉（キジ）♂ではないか！！！

いやぁ〜、初めて、冬季の、この厳寒期に一面真っ白な雪の畦道で見る姿は、実に鮮やか。　まさに一瞬、息を呑むほどの流麗さだ。　:-)

すかさずポケットからデジタルカメラを取り出して電源ONっ！　しかし、これはディジタル機器の弱いところ、ほんの数秒だが、スイッチを入れて立ち上がる前に、ヤツは藪の中に消えて行ってしまった.....。　:-(



あっさりと振り切られてしまったので、もう悔しくて悔しくてしょうがない疾風＠黒柴♂は、はあっ〜はあっ〜と激しく興奮したまま.....やがて少し諦めたのか、残った臭いを嗅ぎながら、足跡のある辺りを、うろうろ、ぐるぐる.....。

をぉー、春に何度か追跡したときの畦道には残らないヤツの足跡が、こんな雪原ならとてもクッキリと残されている。　そう言えば今まで遭遇したときも、雉は、まず驚くほどの俊足で脱兎の如く駆けて逃走し、いよいよという時にのみ飛翔モードに切り換えるのだが、冬の雪の季節でも同じ逃走パターンなので体長80cm＆体重約1kg前後をあのスピードで加速すると、半分融けて締まった雪にもこれだけはっきりと痕跡を残すようだ。



それにしても、いやぁ〜デカイ足跡！　この『Ψ』形の大きさったら、見慣れた疾風♂の肉球ペッタン足跡と比較すると、まさに驚きだ。　:-0

今の季節なら、体脂肪率が上がっていて.....つまり脂が乗っていて最高の「雉鍋」に.....などとジビエ好きな御仁は考えるかもしれないが、いやいや、そんなことは、この雪原での、これほどまで鮮やかで美しい姿を一度見てしまうと.....勘弁してあげたいものではないか。　;-D

気になるのは、河原に沿って畑や藪があるとはいえ、こんな住宅が多いところで、雪の積もった冬の厳寒期には何を糧にして雉たちは生きているのだろうか？ということだが.....。



をっと、休日ぢゃないんだから、深追いしてる時間もなく.....すっかり明るくなってしまったので未練の残る疾風♂の唐草模様リードを引いて駆け足で帰投.....。

昨日も、日中は陽が差し比較的気温も上がったようで、日向の路面は、きっちりとターマックが。

いつものように未だ日の出前の薄暗い時間帯に出撃する疾風＠黒柴♂との散歩も、これなら安心して軽くジョギングしながら出来るので、実にありがたい。　;-)

これまたいつものように、東の西蔵王を見上げると、をぉっ、.....美しい『旭光』だ！
凛々しい和犬である疾風＠黒柴♂の背景には最高ではないか。
（.....犬親バカ全開.....まぁ、いつものこと。）

うぅ～む、肉眼では扇状に広がる光の筋が実に麗しいのだけれど.....コンパクトディジタルカメラでは、いくら頑張ってもこんな感じにしか撮れないのがもったいない＆残念ではある。

さて、ここで『旭光』！と耳にして何を連想するか？というのは、どうなんだろう。

当方のように、かつて飛行機大好き少年だったという方々は、きっと『８６』！ではないだろうか？

えっ！？　ハチロクってのは、AE86、つまり某Ｔ帝國が若者向けのクルマづくりを、まだケッコウ本気でやっていたころの機種で、最近になって流石のマーケティングで上手に商売的雰囲気を復刻させたっていう、あれでしょ！？という声がまずは聞こえてくるのかもしれない。　（なかなか今の「８６」も「BRZ」も良く出来たイイクルマだ.....。）

が、違うのである。

鉄分が多い方々は、ハチロクってのは大正時代からの名機である蒸気機関車でしょ！かもしれないが.....。

いや、誰が何と言おうが、『旭光』で航空ファンが連想するハチロクってのは、『F86F』 "セイバー"ぢゃなきゃダメなのである！

しかも脳味噌に刻み込まれた残像は、あの美しい純白の後退翼にブルー＆レッドのカラーリングを纏った BlueImpulseの機影だっ！！！

（.....なんだか唐突にこんなことを書いてるが、これって、こないだ久し鰤に T-2 Blue Impulse の機体に対面してきた副作用か.....。）

.....まぁ、ともあれ、少し心拍数を上げて早朝の散歩 with キ84疾風＠黒柴♂、冷えてピーンと澄んだ空気の中で、こんな情景を眺めながら楽しめるのは幸せ。　:-D

さて、初給油＠新ぱっつん号♪

Dにて引き取って初ドライヴで走り出し.....残燃料僅少警告が灯いてるので、まず向かうはガスステーション。

R13を流れに乗って北上する道すがら感じるのは、いやぁ～実に高級車だねぇー！の一言。

それにしても、記念すべき新NC3の納車日が、こんな吹雪になるとは.....まぁ、しっかり印象に残って忘れないから、これも善しと！？

けっこう風も吹いていて、寒いが.....記念写真を撮りましょね♪

公式機体登録番号札は御覧の通り、撮影したまんま無修正でモザイク処理の必要も無しだな。　:-D

をぉ〜、なんと、Dでも機体番号札を装着して封印が出来るんだ！etc.いろいろあったが、なにはともあれ、無事にバトンタッチの儀式は無事完了。

さあ、いよいよ、イグニションキーを捻って.....なに！？その必要は無い？って.....キーは差し込まないでポケットに入れたままで宜し！？

まぁ、全てが超近代的というか、流石は最新鋭機だったりする。

ともあれ、これが、初飛行＠新ぱっつん号♪

やや緊張の面持ちでNC3を操るJr.の横顔が、なかなか佳いんぢゃないかい！　;-D

それにしても、エライ違いである。
.....すべてが！！！　:-0

ガタピシいわない、ミシミシいわない、.....。

こんなに快適で、これでいいのー！？ってなほどの現代的味付け。（当たり前だのセサミハイチ！なんだろけど.....。　NA6CE比では当然なのは納得として、こっちとして、うぅ～みゅなのは、当社比...我が愛機ZE1-100式旧司偵比で250％以上は快適性が.....まだステアリング握ってないので降坂時ワインディングのコーナリング性能が注目だなぁ～、ZE1ってケッコウなかなかやるなっ！なので.....。）

とにかく、快適すぎる.....と言うか、まぁ.....羨ましいと言うか。　;-)

＃果たして、この『素』（す）の状態のままであるはずは無いので、ここからの『弄り』（進化ともいう！？アレンヂ）が楽しみか.....。

早朝の偵察飛行では、未だ公道を飛ぶための機体登録番号札が（少なくとも自分の目で確認した封印の要らない鼻先のは！）新配備FXのNC3に装着されていないのを確認していたので、うぅ〜む！？ではあったが、なにはともあれ本日の10:00に引き取りとの約束だった以上は、Dへ向かうことに。


The Last Drive.....NA6CE＠ぱっつん号の、これが最終飛行.....。

間違いなく、コイツは、歴史に名を遺す、Mazdaの良心と技術者魂が生み出した名車だ！！！！！

ほんとうに味のあるコクピット。
（まるで出汁がでそうな.....すり切れた赤いステアリングホイルのせいぢゃぁないよね！）

やはり、なんだか、切なくなる。（侘びしく＆寂びしい）　

それにしても、もはや体の一部になってしまってるかのように、圧雪路の交差点でもFRを「人馬一体」に操るJr.のドライヴは、まず安心してnaviシートに座っていられるのには中々感心してしまう。

とにかく、いろいろと教えてくれた NA6CE に感謝感謝♪　;-D