• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ばくおんのブログ一覧

2017年10月13日 イイね!

カスタム・オーリンズの製作 ③


車高調アジャスター部の製作です。





オーリンズのストラットは特異な形状なのでちょっと厄介です^^;

ケースの筒より先端のダストシール部の方が外径が大きいのでアジャスターが入らない。

寸法は56.4mm~54.4mm。


よくある車高調にカスタムされたオーリンズは先端を切り落として再製作してある。

スライドメタルとダストシールを兼用してるのかな?










特殊な部品の入手と加工が必須なので、それは素人には無理な事。

地道に内径56.4mmのアジャスターを探してました。  コレが無いんだわ^^; 

ヤフオクでデッドストック品を見つけ、やっと手に入れてました。 しかも格安でw

内径56.3mmだけどちょっとだけ削れば大丈夫。









純正形状のロアシート部分をサンダーを使って切除。








アジャスターを被せてこんな感じ。

下側は1.0mmのスキマが出来るけど溶接でカバー出来る事なので問題ないです。

次回でまとめて溶接ですね。








難しくはない作業ですが、アジャスターの寸法が問題なだけの事かな。




Posted at 2017/10/13 01:17:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 足回り | クルマ
2017年10月08日 イイね!

カスタム・オーリンズの製作 ②


改めてオーリンズのショックアブソーバー本体を検証してみます。



ブラケットはプレスで造られたモノでありクォリティーの高い事が伺えます。 

が、全体的に造りが凝り過ぎて重いですコレ^^;


流石バブル期w 今じゃ考えられない位の造り込みだなー。









倒立式って、ストラットケース内にスライドメタルが入っています。 オーリンズは2か所。

そこをピストンケースが摺動するんだな。

倒立式って、なかなか無骨なものであり注油は欠かせない仕組みだったりしますね。









このFC用オーリンズって、純正の寸法を忠実に守られた設計なのですが、コレが問題。。。

5cmダウン当たり前の昨今では簡単に底付きしてしまいます^^;

いくら高性能なショックアブソーバーでも、常にバンプタッチでは意味がありません。

フルストロークさせても60mm余るのでツメれる余地はあるのにね。 ソコが残念す。。。









着目したのはボトム部。

倒立式の場合、ココで縮み側ストロークを規制するのだが、ケースに対しカサ上げされてる。

ケース末端から29.5mmの位置にある。








今回のカスタムの狙いは、縮み側の有効ストロークの確保にあります。

どうするか色々考えてきました。


単純に、シリンダーをショート加工すればストローク出来るのです。

算出した数字は前後共、40mmのショート化。


オーリンズを扱うお店ともディスカッションしてきたのですが、「あまり好ましくない仕様」との事。


簡単に言うと、ガス圧を上げないといけないので、今とは大きく乗り味が異なるとの事。

容量的に少なくなるのは良い事では無いのだそうで。。。



そんなお話しを頂いて、シリンダーのショート加工は諦めました。

コストも掛かるし。












そんなこんなで、ボトム部に話は戻りますw






ツメるならココかな?と加工していきます。

筒の中で溶接グルリですが^^;








手前の溶接ビードを少しさらって、44mmのホールソーで溶接部を削っていきます。








外したボトム部。

12mmもありクソ重いw








何とか出来るモンだ。 大した事無かったし。

DIY万歳である^^








新しいボトム部の製作。

4.0tの鉄板から60mmのホールソーで切り出します。











センターホールは精度を要するのでボール盤を使っての作業。

手作業とはいえ精度はかなりのモンを造りました。











小技をとしてピストンロッド側の穴にほんの少しテーパー加工を施しました。

ロッド側はテーパー加工されていたので利用をと。


倒立式のストラットでよくあるのが、通し穴にナット締め付けだけで済ましてるのはダメね。

それだと動いてしまうので剛性が出ない。

オーリンズがボトムでネジ切ってあったり厚く造るのはこの辺の理由だと思う。


テーパー部が食い込んでガタつく事は皆無です。











仮組みしてこんな感じ。  文句ねっす^^v

後はブリバリッと溶接して完成ですわ。









ストロークの余り分60mmに対し、-41.5mmの確保に成功。

バンプラバーの縮み分15mmは確保しないといけないからこんな数字で。


こんな事をやる人はあまりいないかも?w



















Posted at 2017/10/08 18:43:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 足回り | クルマ
2017年10月07日 イイね!

カスタム・オーリンズの製作 ①


一か月ぶりの更新です^^;

色々あって、少し離れてました。


クルマはフードの磨きをチマチマ行ってますが、終わってません。。。

特にネタになるような事も無くて同じ事を書くのもなぁ。。。 と( 一一)



で、最近は新しい事始めました! もちろんFCネタですw

そちらも磨きをやりながらボチボチ着手し始めたので書いてみます^^






新しいアシ回りに変えようと思い、以前から必要な部品を集めていました。 

ベースはオーリンズです。


オーリンズ。 英語にすると「OHLINS」

バイクでよく見る金色に光るあのショックアブソーバーですな。


FC歴が長い自分ですが、意外とオーリンズのショックを使う事はありませんでした。

でも、たまたま手に入れて使ってみる機会があり良かったんです。




今はQタム使ってますが、良さはありますよ。

ただ、良いセットが出ないのとアフターが問題で、もういいかなと^^;


風林火山号をドライブさせて頂いた時にセットの仕方が全然違う事に気付いたんだ。

同じQタムでも全然違う。


アシのセットって、途方もない時間とコストが掛かると思う。

素人がQタムでは出来ないよ^^;

今は基本性能が高いからどうにかなってるだけの現状かな。








で、オーリンズだ。

20年前のバブルの遺産?とはいえ、基本性能も高く良いセット出てるかと。

O/H&仕様変更のコストも悪くないし、個人の相手もしてるしアフターも最高かと。

コレで新・ばくおん号のアシを創っていきたい。











普通のノーマル形状がベースです。

ただ車高調アジャスターを組んで終わりでは無いですよ。 当然w



ギョーテンなカスタムを施していくのでお楽しみに♪

楽しみだなぁ^^



前置きが長くなったので今日はこの辺で。。。w





Posted at 2017/10/07 18:34:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 足回り | クルマ

プロフィール

「[整備] #スイフトスポーツ ZC33S AZ FCR-062 燃料添加剤 注入 https://minkara.carview.co.jp/userid/435963/car/2900208/7753521/note.aspx
何シテル?   04/14 22:57
FC3Sを自分で色々やってます。 ハードな作業は外注ですが基本的にDIY。 プロバリなクォリティーを目指したいですね! サーキット走行が好きで...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2017/10 >>

123456 7
89101112 1314
15161718192021
22232425262728
293031    

リンク・クリップ

第11回北関東セブンデー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/25 19:21:16
広島ロータリーミーティング2023開催します。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/06/03 21:03:11
リアバンパー加工履歴 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/06/11 18:30:02

愛車一覧

マツダ RX-7 ばくおん号 (マツダ RX-7)
19歳の時に初めて買ったクルマです。 こんなにどっぷりFCに浸る人生を送るとは思ってもい ...
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
2020年2月9日納車。 通勤お買い物車です。 たまにサーキットも走ってます。 スイ ...
スズキ ワゴンRワイド スズキ ワゴンRワイド
当時人気だったワゴンRの普通車バージョンのワゴンRワイドです。 はっきり言って不人気車で ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation