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soundproの愛車 [日産 ノート e-POWER]

整備手帳

作業日:2017年2月23日

日産NOTE e-POWER NISMO仕様車のサウンドアップ♪

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目的 チューニング・カスタム
作業 ショップ作業
難易度

中級

作業時間 12時間以内
1
NOTE e-powerのダッシュボードです。
ニスモ仕様ということで、ブラック&レッドの定番スポーティーカラーでまとめられています

e-POWERというタイトルが新しいですね。
プリウスのようなハイブリッド車は、エンジン・モーター両方から駆動力を得て走行するのに対して、日産のe-POWERは常にモーターだけで走り、エンジンの役割は発電機に制限されている点が異なります。端的にいうと、発電機付き電気自動車ということですね。
リーフのような電気自動車にお乗りになった方ならお分かりになると思いますが、特に低速域でのトルクカーブが急角度で立ち上がる感じで、ギュンギュン!な走行フィーリング。ストップ&ゴーが多い市街地走行は特に楽しそうな感じです。

さて、そんなご自慢の電源を持つNOTEのメニューは、ナビヘッドをソースとした、フロント2way+パワードサブウーファーです。
ヘッドは名機SOUND NAVIの2世代前のモデル、外部アンプはJBLの4chアンプGTO-804EZ、スピーカーはFOCALのFOCAL PS165V、パワードサブウーファーはRockford のBOX R1L-1X10です。

いずれも前の車から移設のお気に入りコンポーネント達です。
変わらぬ感動を味わっていただけるように、しっかり作業させていただきます!
(`・ω・´)ゞ
2
DIATONEの人気シリーズSOUNDNAVI.の2世代前のモデル、NR-MZ90が今回の主役です。
このSOUNDNAVI.シリーズが「ナビ付きハイエンドオーディオデッキ」という新市場を開拓。当MZ90の後に2回のモデルチェンジを重ねて、現行のNR-MZ200シリーズに至ります。

この名機が革新的なのは、DIATONEの独自技術であるアジャスタブルFIR DSPによる、クロスオーバー設定とタイムアライメントです。

一般的なネットワークを介した2way・3wayのシステムでは、各ユニット間のクロスポイント(それぞれが受け持つ帯域が交わる点)は固定されているか、ネットワークについているスイッチで複数の選択肢から選ぶというように、設定の自由度が限られていますが、DIATONEの技術では、DSPの高度な処理によって、ネットワーク経由でもツイーターとウーファーのクロスポイントを変化させるような聴感を演出することが出来、創造された音域ごとにタイムアライメントを効かせることも出来るという、業界一同仰天の革新機能を持っています。

今回使用するアンプは4chです。フロントの左右で2ch、残りの2chをブリッジ(くっつけて)してサブウーファー用として配分し、フロントの各1chの先にはネットワークがつき、ツイーターとウーファーに分割されます。

この接続でSOUNDNAVI.でなければ、設定の幅は制限され、事実上の固定になってしまいますが、今回は上述の技術のお世話になって、車室内の形状とリスニングポイントに合わせた最適化を施しました。

デッキがこれだけ頑張って仕事してくれますので、電気の出入りのロスにも配慮して差し上げましょうということで、電源はカプラーを使わずにギボシ化し、スピーカーケーブルは直引きしています。

あと、音には関係ありませんが、ナビのオプション機器ということで、3モード表示リアカメラのBC-20Mを取り付けました。カメラ部はナンバーカバーに取り付けました。
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フロントスピーカーインストール後のドアトリムの様子です。

FOCALのグリルが一歩前にでて主張していますね。アウターバッフル形式での取り付けです。

バッフル周りは純正の形状をできる限りトレースした自然な仕上がりにしています。グリルの周囲がすこしマットな感じになっていますね。標準の形状から、この分(+グリルネットの凸分)だけ隆起した計算になります。

なお、純正スピーカーが取り付けられているスピーカーホールの中心と、ドアトリム上のグリルの中心は少しずれていますので、インナーパネル(鉄板)を加工してスピーカーホールの位置を是正して軸を合わせています。

文章に書くと一文で済んじゃいますが、結構手間なのです(笑)
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インナーパネルの作業の様子です。
スピーカーを取り付ける直前のところですね。

ドア防振は、パワーアンプで鳴らすので、より制振性の高いデッドニンググレードで施工しました。

外側のアウターパネルには、ロシア製防振材ブランドStPのBOMB AEROを短冊状に、等間隔で貼りました。
併せて、スピーカーの真裏にあたる位置には、スピーカーの背圧を拡散させる効果を持つ、レアルシルトディフュージョンを貼っています。

このディフュージョンの設置は、完成後の音出しの結果を踏まえて判断、実施したのですが、一般的なインナーバッフル形式であれば、内装を外して、スピーカーを外して、、と、アウターパネルに手が届くようにするためにそれなりの手間がかかってしまうところ、今回のようなアウターバッフル式の場合、内装を貫通していますので、スピーカーを外すだけでアウターにアクセスできてしまいます。
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ツイーターはAピラーの根本に設置しました。

ツイーター設置は、純正位置トレードインから、Aピラー埋め込みまで、予算と気合、気合と予算?に応じて、多くのインストールのバリエーションがある、「プロショップ作業の華」のひとつです。

今回は、ダッシュボード・ピラーとも無加工で設置できるよう、ツイーターに合わせてマウントを制作して設置しました。(カオナシの体のようなマット部分がそれです)

国産スピーカーの多くは、そこそこ見栄えの良いツイーター台が付属していますが、海外製の場合は埋め込みを基本に考えているらしく、こういった工作の必要が出てきます。
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トランクの中で唸っているのはロックフォードのパワードサブウーファーです。
前述のとおり、前車からお使いなので、だいぶ年季が入っていますね。

最新の製品は高効率を追求しつつも、設置のしやすさに配慮したコンパクト設計の製品が多く見られますが、この製品はおおらかですね。
大きなボックスに10インチ(25センチ)のユニット+150wの内蔵アンプで元気な鳴りっぷりです。
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アンプは荷室の一番底の部分にボードをおいて設置しました。

車体へのボードの固定は、穴あけ等の負担を与えないよう、業務用の強力両面テープを使いました。
ノーサスでぴょんぴょん跳ねる街道レーサーならいざしらず、ショックアブソーバーがある以上、そう簡単には遊離しません。
8
前のコマのアンプの一段上の階層に大型のトレイを作りました。
(この上にトランクのフロアボードがかぶさります)

アンプを設置した場所には、もともと車載工具やパンク修理キットが収まっている発泡スチロールの収納トレイがあり、これを取り外してしまったので、こういった代替策を講じることになりました。

トランクのフロアボードは、(取り外してしまった)発泡スチロールの面で支持されることで位置を保つ設計になっており、しなりには弱い様子でしたので、「腕」を左右に広く伸ばし、上にかぶせるボードがたわまない様にしました。
なお、これは意図したわけじゃありませんが、バッテリーに直接アクセスできるので、メンテナス性が良いと言えば良いといえますね。(`・ω・´)ゞ

作業後記------☆

今回は日産の新発想のパワーユニットを積んだ、ピカピカの新車のインストール事例をご覧いただきました。

カーオーディオの趣味が長くなると、いつか車の乗り換えのタイミングを迎えることになります。
この機会にシステム一新!という方も当然いらっしゃいますが、特に気に入った製品は残して継続利用されるケースが多いように思います。
一定のグレードの製品をお求めになると、相応の感動が得られますし、その分、飽きも来にくく、手放せなくもなるようです。いいものは結局安くつく。ということなのでしょう。

当店では、新規のインストールはもちろんのこと、乗り換えの際の移植インストールについても、きっちりフォローさせて頂いています。
部分的なシステムアップをご希望の際も、ご予算に応じて提案させていただきます。

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この記事へのコメント

2017年2月23日 16:47
ありがとうございました、おかげ様で快調に鳴ってます。次の車もよろしくお願いします(笑)
コメントへの返答
2017年2月23日 17:21
Summer Rain,Song 様

いつもご利用ありがとうございます。
ご満足いただけて良かったです。

またいつでもお声掛けください。

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